ビマを視界に入れたその時から理性は揺らぎ始めるし視野が狭まっていくし判断も歪んでいくし対峙した瞬間に損得勘定が弾け飛ぶし　ハタから見ると狂ってるんだけど、ヨ本人は本気も本気で正気で「信じている」だけなんですよ　本当に恐ろしいことに

観てる間にその辺のストレスとかプレッシャーが気を抜くと兆してくるのがめちゃくちゃ嫌だったんですが、観終わってみるとむしろその状態でこの映画を観たことそのものが得難いことのような気が、いやストレスそのものはカスなんですが

ビに兄基準の力加減で揉まれてびっくりし大暴れしたヨ「奴の肩は岩盤か何かか？」「兄貴の肩凝りだの頭痛だの原因の何割かは間違いなくおまえなんだが……」元凶のおまえの肩はこんなにあったかくて柔らけぇんだな、なのに程よくしまって靭やかで手に馴染む　いい肉だ
「おい、やっぱり丸める下準備をしとらんかコレ？　揉み潰されて鍋に放り込まれる前に正当防衛しといた方がいいのでは？」「おっ、今夜は肉団子鍋にすっか」「わしさまつみれにされちゃう！！」