葉月
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葉月
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読書垢
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猫と本と絵画…つまり美しいものが好き
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好きな本たち
いつか壁一面の本棚を用意してあげたい📚📚
『天路の旅人(上)』沢木耕太郎著読了。
WWII末期、中国大陸の奥地まで密偵として潜入した西川一三のお話。

もし私が平成の日本ではなく違う時代、違う国に生まれてたら……例えば蒙古人だったら?
漢人だったら…チベット人だったら…今よりほんの少し座標がズレていたら。この景色を見てたかも。そう思うととても不思議で。

昨日電車がずっと止まっていて、歩いて帰る選択肢も浮かんだの。元気なときで2時間の距離。
仕事終わりだけどスニーカーだし、荷物も置いて身軽に帰れるし、満腹だし…でも出来なかった。
その代わりこの本を読んでた。内蒙古からチベットまで歩いて移動した西川さん。凄いなってしみじみしちゃった。
May 9, 2025 at 5:43 AM
『あなたの四月を知らないから』青山ヱリ著読了です。

すごく好みの雰囲気だった。関係のあった人たちと離れたことに後悔はないけど、その人たちの新しい日々を知ることはない、ということが少し淋しい。

恋をしたい。
ひろびろとした気持ちで思う。

とても切ないけど清々しい読後感。次回作も楽しみだなー!
May 4, 2025 at 12:42 PM
『小公子』フランシス・ホジソン・バーネット著。

山田章博さんのデザインで帯にこんなことが書いてあったら読まずにはいられないよね。小公女も好きだけど、こちらも大好きになりました。

周りの人々に心の底から優しく、愛を持って接することがどんなに難しく、それゆえ素晴らしいことか。

自分もほんの少しだけ優しくなれるような気がする。
May 4, 2025 at 3:05 AM
『白の闇』ジョゼ・サラマーゴ著

ある日突然、人々の世界がミルク色の海に染まる。
人が人らしく振る舞うには「他者の目」が不可欠だと思う。だから「自分」を見られることがない匿名のSNSでは、まさにいたる所で排泄してしまうのと同様の、本来なら恥ずかしく思うべき行為をしてしまうのかも。

読み終わって数日経つのに、思いをはせてしまう。ミルク色の世界のこと。
May 4, 2025 at 3:04 AM
『英国諜報員アシェンデン』サマセット・モーム著。
モームの文章ってやっぱり心地よい。
「裏切り者」と「英国大使」が好きだし、「コインの裏表」の終わり方もお洒落ー!って唸ってしまう。
多分人間って、じっくり観察すればどんな人でもこの登場人物たちみたいに色濃いのかも。
May 4, 2025 at 3:03 AM
『ツベルクリンムーチョ』森博嗣著読。

92の「わかってもらいたい」症候群、SNSをやっていて本当に顕著だなぁと思う。
私も物申したい!って時頻繁にあるし(我慢してるつもり)、鍵をかけずにフォローし合っている時点で繋がりたい、という欲望があることを自覚しちゃうよね…変えないけどね…
May 4, 2025 at 3:02 AM
『海を照らす光』М・L・ステッドマン著読了
すごくすごく良かった。
情景描写が美しくて、それ故か事態が明るみになることが怖くてずっと辛い。祈りながら読見進めました。船を導く灯台の光のように、すべてが幸せな方に進むことを。

私はどうしてもトムに肩入れしてしまっていたけど、かといって他の人を非難することはできない。だって、誰しもがそうでしょう?

光。

正しい道を示す光にどうか目を背けずにいられますように。
May 4, 2025 at 3:01 AM
『彼女たちの場合は』江國香織著。
朝起きてからずっと、アメリカを旅していました。部屋から一歩も出なかったのに達成感と疲労感に包まれる。
レナが「チーク!」といって頬を寄せるのが可愛くて堪らなかった。
もう二度と会うことがないであろう親切な人達。
少しだけ寂しい。
May 4, 2025 at 3:00 AM
『神と黒蟹県』絲山秋子著
ゆったりとした心地いい文体。
気付いていないこともまだあると思うけど、各章の繋がりに気づいたときも嬉しい。
なんだかわからん木、が特に好きかも。
May 4, 2025 at 2:59 AM
『スイマーズ』ジュリー・オオツカ著
色んな要素でタイムリーな作品。
ベラヴィスタの章がすごくよかった。
誕生から始まったラインの終点。何もかもなくなってしまう。二度と戻れない。人類の誕生からきっと言葉通り、数え切れないほど同じように嘆き、忘れ、去っていった人々。私もその一人。
May 4, 2025 at 2:58 AM
『極北』マーセル・セロー著。
新幹線に乗りながら読んだ本。歩けば3日4日かかる300km以上の距離が1時間に短縮される。暖かい車内では、真冬だけど長袖1枚で過ごせる。
周りの人々は見知らぬ他人だけど、私に危害を加えることはおそらくない。そういう環境で生きることができる。

極北

大満足、という言葉が相応しい読後感でした。
May 4, 2025 at 2:57 AM
『双子座の星のもとに』ロザムンド・ピルチャー著。
ピルチャーを読んでいるときほど、満ち足りた、幸福な読書時間はなかなかない。
スコットランドの美しい描写がたまらない。残りの作品を早く読みたいけど、残り少ない作品を大事に大事に読みたい気持ちもある。
なんて幸せな悩み!
May 4, 2025 at 2:55 AM
『ほんのささやかなこと』クレア・キーガン著
良心。昨今の世の中をみていても、人々に良心というものを問いかけたくなる日々の中、ファーロングの苦悩と決断に励まされる。
これからの人生目を逸らし続けてしまったら、きっと鏡を見ることはできない。
ささやかなこと。それは素晴らしいこと。
May 4, 2025 at 2:54 AM
この年末年始に三体をすべて読み終えることができました。
ネタバレしたくないから詳しくは言えないけど、たとえ昼でも夜でも、空を見上げるたびにきっと思い出すと思う。いつの日か、きっといつの日か…と思いながら。
January 2, 2025 at 3:12 PM
『三体Ⅲ死神永生(上)』劉慈欣著読了です。

んめっっっっちゃ面白かったⅢが一番好き。

彼方の星系を観測して知性のしるしが発見できなかった場合、実際に生命のいないわびしい世界だという可能性もあるし、その世界の文明がほんとうの意味で成熟している可能性もある。

これです。こういうのが好きです。
January 2, 2025 at 12:25 AM
『イグアナの花園』上畠菜緒著読了です。
良い。すごく良い。
書き出しからすごくいい。ちょっと読んでほしい。

小さい生き物たちは、喋ることがある。注意してないと聞きもらしてしまうような密やかな声で、ほんの一言だけ。
例えば草の間から飛び出したカナヘビが『夢見た』と言って岩のすき間に消えたり、甲羅を干していた亀が『足ない』と言ったり。ちなみに、その亀の足はちゃんとあった。

ね、素敵でしょう。すごく綺麗であたたかい良いものを読ませていただきました。
良い……読書は良いなぁ。
December 29, 2024 at 1:55 PM
『星のように離れて雨のように散った』島本理生著読了です。
私自身が他人にそこまで興味を持てなくて、興味を持たれることもすごく望んでいるわけではないので、こういうのを読むと自分との違いをまざまざと思い知らされて自分が人間としてなにか足りないのではないか、という気持ちになる。
とはいえこうなりたいか、と聞かれるとそういうわけではないのだけど。
ただ、この人を理解したい、理解してほしい、一緒に生きていきたい、と思える人がいることはひどく羨ましい。
December 28, 2024 at 2:10 PM
『三体Ⅱ黒暗森林(下)』劉慈欣著読了です。暗黒の森宇宙………私がそこに陽射しがさすところを見ることは永遠に叶わない………そしてそれは幸福なことでもある。
はぁ冬眠したい。
December 28, 2024 at 11:25 AM
『三体Ⅱ黒暗森林(上)』劉慈欣著読了です。
人間が宇宙に進出したあとを舞台にしたSFが多いけどこういう途中経過?が描かれるのも面白いなぁ。やはり飛躍的に物事を進めるには外部からの脅威がなければ難しいのかもしれない。
私も冬眠して3世紀後とかに行ってみたい(そして満足したら戻ってきたい)(無理)

史強が好きなので未来にいるのが楽しみ。待ってて!すぐ行くから!
December 24, 2024 at 3:08 AM
『マリアージュ・ブラン』砂村かいり著読了です。
最初は羨ましいな、こういうの理想だなと思っていたけど徐々になんだか少し辛くて。

結局は人と人との関係の話なんですよね。それがどんな感情であろうと人と真正面で向き合うことの怖さと苦しさは同じ。
端からみればすごくありふれたことのように思えるのに、自分だけの苦しみや孤独だと思ってしまう。それはきっと、どうすることもできない。

他人というのは異物だから、近づけば近づくほど苦しい。
それでも。苦しむたびに向き合って、話をして、気のおけない人と生きていきたいと思っている登場人物たちがすごく愛おしく思えます。
December 11, 2024 at 4:10 PM
『ふたり窓の外』深沢仁著読了です。
深沢さんの文章がとんでもなく好き。本当に大好き。
なんでこんなに心地良い文章がかけるんだろう。
人の、柔らかくて触れたくて、でも壊れそうで怖いようなそんな描写が、どうしてこんなに上手なんだろう。
次の春も夏も秋も冬も、ずっとずっとみていたい。大好きです。もう何も言えない………
December 2, 2024 at 1:45 PM
『清浄島』河崎秋子著読了です。
素晴らしかった!狐にはエキノコックスという寄生虫がいることは知っていたけど、私達の生活に関係があるとは思わなかった。
人類の歴史は感染症との闘い。コロナを経験する前ではきっと感想も違っただろうな。

今ある多くの治療薬や予防薬。それが、どれほどの犠牲と献身と使命感のもとに成り立っているのか。研究者の方々には本当に頭が下がる。
同時に、処分された生き物たちのことを考えると本当に辛い。もし、私の猫たちが同じ境遇になったらとてもじゃないけど耐えられない。でも周りからの同調圧力がキツかったら……最後には引き渡してしまうかもしれない。そう思う自分のことも許せない。
November 14, 2024 at 5:41 PM
好きな本たち
いつか壁一面の本棚を用意してあげたい📚📚
November 14, 2024 at 12:58 PM
『禁忌の子』山口未桜著読了です。

そうか…そうかぁ………
「もし」を何億回繰り返したってそれはなんの意味もない。
新しい命が宿り、生まれる。それは誰であっても尊いことだし、祝福され、幸せになるべき存在なはず。
………本当に?それが「禁忌」であっても?

とっっても面白かった!
人は愚かで罪深い。でもそれは幸せになってはいけない理由ではない。
ねぇ、だってさ、誰もが常に正しく生きることなんてできないでしょう?
それならせめて、今を生きる彼らに祝福がありますように。
November 14, 2024 at 10:39 AM