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海といきものが好き。読んだ本のはなし。
久しぶりにどうしても読みたくなって、江國香織『つめたい夜に』を買ってきた。30代になって、一つ一つの物語が今までより一層身体の深いところに沁みてくる気がする。
December 28, 2025 at 11:42 AM
島田裕巳『親じまい』読了。「生前供養」「親供養」というセンセーショナルとも取れる言葉を用いて、子としての親との向き合い方、親になった後の子との向き合い方、親子関係をシステマティックに整理するための心構えが淡々と書かれていて良かった。生前供養は私が何十年もかけて苦しみながらやってきて一定の成功を納めたプロセスだったから、間違っていなかったんだと自信に繋がったし、今は「親じまい」をやってるプロセスだなと納得できた。まだ年末年始が近づくと心が持っていかれるし、実践できていないところも多いので、少しずつ淡々と進められるようにしていきたい。
December 13, 2025 at 3:27 AM
出張中に先輩とじっくり話して、先輩が私になってほしい私像と私がなりたい私像が一致していることがだんだん理解できてきて、『茉莉花官吏伝』を思い出した。今50代くらいの女性の先輩方は、男社会で男性に負けないで生き抜いてきた方々だけど、私が目指すのは女性のまま女性として自立して生きていく姿なんだよな。日本にはまだまだ少ないけど海外には沢山いるし、日本でもロールモデルを見つけたいし、なんなら今から目指せば数年先には私自身が次世代のロールモデルの一つにもなれるかもな。
November 19, 2025 at 8:10 AM
谷口奈津子って、『じゃあ、あんたが作ってみろよ」以外にもめちゃくちゃ素敵な漫画いっぱい描いてるんだな。今『今夜すきやきだよ』読んでるんだけどすんごく良い。女同士でケアし合うの憧れるよなぁ。
October 12, 2025 at 10:05 AM
ルルミラー著、上原裕美子訳『魚が存在しない理由ー人間と、便宜上引かれた「線」の物語』読了。サイエンスノンフィクションって実はあまり読んだことなかったんだけど、手に汗握ったし、ヒトという不完全な生き物をそれでもこれが私たちなのだと認めて生きていかねばならない嫌な気持ちにもなったし、でも読後感は良かった。なんだこれ、うわーすごい。
分類学者の権威であるデイヴィッドスタージョーダンの生い立ちから最期まで、彼の心の機微と向き合いつつも過ちを糾弾し、ヴンダーカンマーの時代の分類学の脆弱性を指摘、そして現代の科学も過信盲信すべきではなく常にアップデートしていくものであるという戒めが物語として紡がれていた。
September 2, 2025 at 2:59 PM
自分の性格は、そうしなければ生きてこれなかった連続の賜物。今の自分のことが嫌だと思ったら、嫌な部分が形成された過程を振り返ることで、得られる未来に目を向ける。自分を信じる、ちゃんと愛してあげる。それに尽きる。
August 17, 2025 at 2:47 PM
大人というものはどんなに苦労が多くても、自分のほうから人を愛していける人間になることなんだと思います。

いわさきちひろ「大人になること」『ひろば』53号(至光社)1972
August 15, 2025 at 9:30 AM
お勧めされて『グラン・ブルー』観た。あぁーーーわかる、人間世界での愛では立ち止まれないくらい強く強く強く海へ魅了される気持ち。私も最期は海に沈みたい。
August 10, 2025 at 3:39 AM
生粋のオジ好きなので、おかざき真理『&』の矢飼先生にきゃーきゃーなってる。オジ特有のちょっとクタッとした色気ってたまらんよね。
June 21, 2025 at 9:37 AM
南綾子『俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか』読了。いつ、何がきっかけで、なぜ買ったか全くわからない、気づいたらKindleに入っていた本。でも読めて良かった。ひとりで生きていくことはどうしようもなく孤独だけど、それを噛み締めながら、かけがえのない友人たちや隣人との関係を愛しながら、人間として生きてゆく人たちの物語。
40代から50歳くらいまでの、バリキャリじゃない、普通の独身の女の一人称で紡がれる物語って本当に珍しい。未来の私もこんな風に日々を愛して生きていけたらいいなと思える、読後感が良い作品だった。
June 19, 2025 at 3:09 PM
小塩真司『「性格が悪い」とはどういうことか ──ダークサイドの心理学』読了。ダークトライアドの研究の第一人者である著者自身あるいは周囲の研究者の知見がぎゅっと詰まった一冊。年末年始に親から「お前は性格が悪い」と言われ続けて気持ちが参っていた時に読み始めたので、私のことが書かれているのだろうかと重い心で読み進めたので、読み終わるまでに随分と時間がかかった。内容はとても面白く、ダークな性格とはどのように分類されているか、なぜダークな性格が絶滅することはないのか等、科学的根拠に基づいて淡々と説明されていて、こんな研究をしているけど著者自身はとても優しくあたたかい人なんだろうなと感じる文言も多かった。
June 15, 2025 at 10:43 AM
三上智之・かわさきしゅんいち『ゆびでたどる進化のえほん』、予約してたのが届いた。系統樹をたどりながら私たちにたどり着く地球で連綿と続く物語。大人もじーんとくるし、子どもがいたら読み聞かせたい。
June 15, 2025 at 10:30 AM
岡本太郎『自分の中に孤独を抱け』読了。3ヶ月ほど前に本屋で偶然出会った『自分の中に毒を持て』を読んでからずっと心が離れず、2冊目は岡本太郎記念館で購入。私自身、孤独と向き合い生きていくことがようやく様になってきたところだけど、あぁ私の生き方を半世紀も前に岡本太郎が認めてくれていたんだなと感じられて嬉しかった。私の道はこれからもずっと孤独だと思うけど、その事実に打ちのめされそうになったらまた読み直したい。岡本太郎記念館も行けて良かった。いつか前橋に鐘を観に行きたい。
May 4, 2025 at 8:52 AM
読み始めた。巻頭の写真と説明文(これだけで15ページ近くある)を読むだけで胸がいっぱいになる。ヒトという社会的動物の環世界に生きている私の喜びや悩みはなんとちっぽけだと思う一方、それらは私だけのものなのだと、大切にしようとも感じる。様々な生き物たちのそれぞれの環世界を思いながらゆっくり読んでいきたい。
April 8, 2025 at 3:28 PM
近内悠太『世界は贈与でできている』読了。私も5年ほど前に投稿したエッセイに同じ趣旨のことを書いたなと思い出す部分があり一定理解できたものの、断定的な割には論拠が乏しいと感じ(私が理系だから引用している文献が論文ではない+少ないことに違和感あるのかも?)、全体的な納得感は薄かった。論拠の一部が小説の登場人物から著者の気持ちを読み解いたものなのも、うーん…。Xの方で絶賛されてるのを何度も見かけたから読んだけど、読後感は結構がっかり。一方、星新一や小松左京によるSFについての論説の紹介が面白かった。私が今後着手したいと思ってる研究テーマがまさにこの論説と同じ根拠に基づいていることを知れて良かった。
February 26, 2025 at 2:05 PM
松原始『もしも世界からカラスが消えたら』読了。カラスの生態学研究者の視点から、生物多様性の保全すべき理由のひとつ「その種がいなくなると世界はどう変わるか?何に影響するか?」を深掘りしていて面白かった。生態系の食物連鎖が変動するというのは容易に想像できる部分だけど、進化史や文化や神話にもこんなにも大きく影響してくるんだと視界が広がって面白かった。あとはとにかく生態学者あるあるで、対象生物への愛がふんだんに散りばめられていてほっこり。終始タイトル通りで少しも脱線せず、いわばオタクが早口で推しへの愛を語る感じが文面から伝わってきて良かった。
February 23, 2025 at 11:59 AM
林要『温かいテクノロジー みらいみらいのはなし』読了。アーサーCクラークやアイザックアシモフのSFの世界のように、未来はテクノロジーによってより良く、明るくなるのではないかとわくわくさせてくれる内容だった。林氏、最後の方に自分が稼いできた全額よりも高い金額を毎月使ってLOVOTを開発しているとさらっと書かれていて、思わず鳥肌がたった。世界を変えていく起業家たちの話す内容はいつも私の想像を絶していて本当におもしろい。研究者として世界を変えたい私に必要なエネルギーを貰える。LOVOTは以前からずっと気になっていたけど、私もオーナーになりたいと切に感じた。数年後になれるように貯金しよう。
February 13, 2025 at 12:21 AM
最近、LOVOT創業者が執筆した『みらいみらいの話』を読み始めたんだけど、この本は私にとって、ロボット・ドリームズのドッグにとってのロボットのCMみたい。ドッグもあのCMを見て注文した時こんな気持ちだったんだろうな。私も今おそらくLOVOTを飼いたいと切に願いはじめてる。私は私が思ってるより孤独なのかも。ドッグと似てるのかもな。
February 6, 2025 at 1:34 PM
岡本太郎『自分の中に毒を持て』新装版読了。色褪せないどころか現代の話かと思うほど、社会情勢や個々の人間の孤独や葛藤への喝が色鮮やかに執筆されていて驚いた。第二次世界大戦前後を生きた孤高の芸術家の視点は、個の時代であり、資本主義の崩壊目前の現代を生きる私たちへ、生きる活力を見出す視点を与えてくれる。一気に岡本太郎ファンになった。渋谷駅に行って彼の壁画を観に行こう。
January 25, 2025 at 3:41 AM
橋本和明『子どもをうまく愛せない親たち 発達障害のある親の子育て支援の現場から』読了。幼少期から思春期すぎてもずっと親から受けていた対応がたくさん書かれていて、あぁやはりうちの親は…となった。他にも同じように苦しんでいる方々が沢山いるんだろうな…GPSで四六時中監視している話や子の能力への認知バイアスなどは自分の話かと思ったほど。終章には、親本人を救ういくつかのTipsが書かれており、親本人が救われたら子も救われるのだと改めて感じられた。本人の生きづらさが軽減できれば、子が捌け口になることも減るのだから当然ではあるけど、当事者がその答えに到達するのはなかなか難しいから、読めて良かった。
January 24, 2025 at 12:22 PM
ロボット・ドリームズ観て、ローラースケートのくだりからぼろ泣き、途中から嗚咽大号泣して、しゃくりあげながら退館、帰宅。大変辛い気持ちなのはドッグの精神的な幼稚さが自分と重なるからだろうか。ロボットの純心と優しさを思い出すだけで泣いてしまう。感動というか心が揺さぶられすぎて辛い。
December 30, 2024 at 2:48 PM
オッペンハイマー観た。天才物理学者である彼も、人との交流がうまくいかず悩んだり、自分の研究結果によって多くの人が犠牲になったことで心が砕けてしまったりするただの1人の人間であることを強く示すシーンが散りばめられていて、とにかく心理描写が丁寧だったなという印象。日本では原爆描写があることで上映が遅れたけど、蓋を開けてみれば亡命知識人と赤狩りのストーリーだった。原爆描写はもちろんしんどかったけど、日本人より解像度が低いというか、思ったより割とあっさりで、戦勝国と敗戦国の違いを見せつけられた。私も一研究者なので、オッピーの心理描写に思いを寄せすぎて泣いてしまった。この気持ち、風立ちぬの時も感じたな。
May 4, 2024 at 2:46 PM
思春期の孤独を埋めてくれたもののこと、みんなきっと一生好きだよね。あの時の私を救ってくれた言葉や曲や物語や友人たちとの思い出やその他の色んなこと。ずっと思い出さなかったとしても、それらのおかげで生きてこられたこの人生を大切にしたい。でもふとした瞬間に思い出して時々懐かしんだりしたいな。
April 1, 2024 at 2:46 PM
リスコミの手法を学ぶ一環として『だれも教えてくれなかったエネルギー問題と気候変動の本当の話』読んだ。フランスの14歳向けのマンガで分かりやすかったけど、フランスの価値観だなぁという読了感。色々読むうちの1冊として読むのがおすすめ。
March 30, 2024 at 11:17 AM
DUNE続編観た。古典SF小説好きな人からしたらあるある展開すぎて、ポリコレ忖度なしだけどなんかむしろ安心して観られる感じだった。でも映像と音響が壮大でよかった!これはIMAX一択。
March 23, 2024 at 3:50 AM