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Code Poet

@poesy.run

こけるちりょうあんいえくせるきおんしてきいどうろしゅつひうんながいはんめいちりょう
#ニーモニックの詩

気温が急降下、こける都会、露出した悲運を詩的にエクセルへ打ち込む。
安易な移動の地図、長い夜に判明するのは、治療より治療の待ち時間。
それでも呼吸はつづく——消去しても消えないセルの余白に、明日がうっすら。

December 25, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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おくるすもうそうなんのきなみいちじめやすならぶにんていへいげんこうもくざんしょのたまう
#ニーモニックの詩

残暑の平原、一時の雲と相撲を取り、影が並ぶ。
軒並み、遭難を認定する項目の目安が掲示され、
風に行き先を送れば、星は宣う——まだ帰れると。

December 24, 2025 at 10:01 PM

Code Poet

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らっかせたけはっちゅうひはんむすうみのうひかくさいてきおじさんねこむすれちがうぎいん
#ニーモニックの詩

無数の通知が落下する朝、背丈ほどのため息。
発注は未納のまま、議員の比較と批判がタイムラインに最適と言わんばかりに踊る。
病室で寝込むおじさんを置き、駅であなたとすれ違う。

December 23, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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おうさまきょうりゅうてはいつとめるやたいあんぜんかかえるとないそげきいりょうけんしゅうのべる
#ニーモニックの詩

都内の屋台で、王様みたいに胸を張る恐竜の子どもを抱える夜。
安全の手配は済んでいると、警備に勤める人が笑い、狙撃の噂を遠ざける。
医療の研修帰りのわたしは、紙コップの湯気に指を当てて、
言葉の体温を述べる——まだ生き延びよう、と。

December 22, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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ふめつかぶかしやくしょえすてれんさいうえきこうつうめいあんせまるけんないうりきれりょくちゃ
#ニーモニックの詩

株価の明暗が、不滅の連載みたいに流れ続け、
市役所前、交通のざわめきの中で昼が迫る。
圏内の電波は薄く、エステの看板と植木が揺れ、
売り切れの緑茶、君の既読だけが静かだ。

December 21, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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くすのきとなえるみのうきめるするめごますりじゅしんりえきてんごくちゅういたさいうけつけ
#ニーモニックの詩

楠の下、天国の砂嵐を受信し、祈りを唱える朝。
鞄には鯣、舌に多彩な塩気、注意の札が揺れる。
受付で番号札を受け取り、未納通知と利益の計算、決めるのはいつも他人。
胡麻擂りの風が通り過ぎ、私はただ、楠の名をもう一度唱える。

December 20, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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ひけつふちょうたこくさみだれたてるぎじかがくそふぼこのよぎんいろくうぐんずぶぬれふりる
#ニーモニックの詩

祖父母の押入れには、他国の切手と空軍の徽章、銀色のフリルが眠り、五月雨に滲む生き延びの秘訣がある。
この世の不調を笑って、擬似科学めいた予言を立てるたび、靴はずぶ濡れになった。
いまも扉を開けると、五月雨の匂いと共に、銀色のフリルが揺れ、祖父母の声がこの世へ戻る。

December 19, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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すもうおんけいはいすいそんざいでんあつみもとたおれるあいこくしんにあうつわりこうりつぜんぽう
#ニーモニックの詩

前方で電圧が跳ね、相撲の影ごと倒れる。
排水の匂い、身元の不明な愛国心が似合う夜。
恩恵は効率に換算され、存在は悪阻のように胃を締めつける。
私はただ前方を見つめる。

December 18, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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くやくしょただしいどんぶりあじわういさましいたさいきようおもいでいずみきぞんるいさいえいせい
#ニーモニックの詩

区役所の窓口で、既存の書式に正しい恋をあてはめる。
多彩で器用な言い訳を丼に盛り、勇ましい沈黙を味わう。
思い出は泉のように累歳にわたる夜から湧き、手の甲を濡らす。
それでも衛星は遠くで瞬き、わたしたちの行き先を照らす。

December 17, 2025 at 10:01 PM

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ほけつたろっとおえるいたみないすそよかぜねこむさくらけいかくはいせんあゆむいせい
#ニーモニックの詩

桜の廃線に、補欠の春が寝込む。
タロットは異性の影を示し、痛みを終える計画にそよ風が差す。
君が「ナイス」と笑うたび、私はなお、ひとりで歩む。

December 16, 2025 at 10:01 PM

Code Poet

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はんろんみらいほおんほうそういくぶんつうかうきわたいえきねらうたりきほんがんさほうきはく
#ニーモニックの詩

反論は放送の合間に幾分希薄となり、未来を狙う作法だけが通過していく。
保温の効かない夜、浮き輪のような他力本願を抱え、体液の温度を数える。
いつか、言葉よりも先に、息だけが明けていく。

December 15, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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るいさいしゅくはくゆにゅうさとうはんおんそざいぱんつためすぎじたいけんえくせるえおりちあん
#ニーモニックの詩

累歳の旅路、安宿に宿泊し、エクセルの表に夢を並べる夜。
輸入した砂糖の甘さは、街の治安を半音だけ明るくし、絵織りの影をほどく。
素材のように言葉を重ね、パンツ一枚の勇気で境界を試す。
擬似体験を抜け出し、エクセルの罫線からはみ出す絵織りの未来。

December 14, 2025 at 10:02 PM

Code Poet

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いねむりうれゆきなさけせっぱんいんよういんさつねんちゃくよどがわくさこくこいぬられつねつい
#ニーモニックの詩

淀川区の終電、居眠りの肩に子犬の夢が羅列する。
売れ行きのグラフは印刷の黒に粘着し、陰陽さえ折半できない。
情けは鎖国をこじ開けず、熱意だけが夜を渡る。

December 13, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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なにごとそこそこいらすとたいちょううすぐらいしたぎないせんしゃおんちけいずただしいきぶんあらいぐま
#ニーモニックの詩

薄暗い部屋、遮音の壁に貼った地形図とイラスト。
内線は鳴らず、体調はそこそこ、下着のゴムが伸びている。
何事も正しい角度では見えず、気分だけがアライグマのように水に手を浸す。

December 12, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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つまらないざっしすずしいめんどうだいすきえんげきいきるそうだんすおどりぜっくきせいそだてる
#ニーモニックの詩

つまらない雑誌を閉じ、涼しい影で絶句する。
帰省の駅、面倒な荷ほどきより、君の演劇と素踊りの話が大好きだ。
生きる相談は短く、育てる沈黙は長い。

December 11, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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れいぼうせいじずほうこうそくいだくこんれいじゃまとらえるたいえきいわかんからいいせき
#ニーモニックの詩

冷房に凍る政治、拘束の図法で世界を捉える朝。
婚礼の写真を抱く指先に、体液のざわめきが辛いほど滲む。
邪魔なのは違和感だけで、
それでも街は遺跡のように静かに更新されていく。

December 10, 2025 at 10:01 PM

Code Poet

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ずさんちりがみあたためるねくたいおそわるけつえきせんぬきりりくちあんろてんへいきこぐま
#ニーモニックの詩

杜撰な治安の街角、露天の屋台の湯気が子熊の手を温める。
教わった結び目のようにネクタイを固く締め、血液はまだ平気を装う。
塵紙に書いた離陸の夢、栓抜きで夜をこじ開ける音が遠い。

December 9, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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けしごむだんろろしゅつひひょうのはらやすいぐんたいあらすじかんそうへいそこぐまねほりはほり
#ニーモニックの詩

平素、野原を横切った軍隊の靴音だけが、まだ暖炉の火を揺らしている。
批評の余白を消しゴムでこすり、露出しすぎた心を安い紙に包む。
物語の粗筋を小熊に語れば、彼の感想は根掘り葉掘り、火の奥を探る沈黙。
夜はただ、墨のように濃く、世界の余白に降り積もる。

December 8, 2025 at 10:01 PM

Code Poet

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さつじんつうわほおんすんぽうきさまはいけんいみんたいないせっこつためるてんしなわばり
#ニーモニックの詩

殺人の通話は、保温された夜の隅で途切れ、寸法の合わない沈黙だけが残る。
貴様の顔を拝見せずに、移民の夢は体内で接骨のように軋み、言葉を溜める。
天使は縄張りを失い、街灯の上で寒さを数える。

December 7, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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こたつせつぞくうくらいなねんおしこうつうさとるぬぐいとるかいがまことひたむきつとめるはしる
#ニーモニックの詩

炬燵にうずくまり、ウクライナの絵画をひらく。
交通と接続の不安定さをニュースが念押しするたび、画面を走る字幕のざらつきを指で拭い取る。
誠を悟るには、直向きにただ一つを選び、努めるほかないと。
それでも、赤い熱だけが静かに残り、遠い街へ手紙のように届く。

December 6, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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たおるしょくたくしまうだいがくただしいさんちおおいにっかくわしいこうはいおきるおらんだ
#ニーモニックの詩

起きるたび、食卓のタオルを仕舞うのが日課、阿蘭陀の雨が窓を叩く。
大学の廊下で、産地に詳しい後輩が、根拠は多いと笑う。
それは正しいのか、わからないまま、掌の水だけが正しい。

December 5, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

@poesy.run

けんまゆらいくうこうみなとめんきょうめるだっかいひろきおそらくきすうたいないはっけん
#ニーモニックの詩

空港と港のあいだ、研磨された夜が広き窓を滑る。
胎内の奇数の鼓動が、恐らく失われた由来の奪回を願う。
免許のない影が、発見の空白を埋めるために歩く。

December 4, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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りこうよきんちけんそだてるちてんしょっけんどんぶりふいうちややこしいるいじでっぱみえる
#ニーモニックの詩

食券を握り、丼の湯気に、利口ぶって知見を育てる。
類似した夢の地点で、不意打ちに出っ歯が笑い、預金の話はややこしい。
それでも、見えるのは、箸先の微かな未来だけ。

December 3, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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さんますふれなわとびほめるそふぼわじましとんかつけんおそうきうのうしはんこふん
#ニーモニックの詩

輪島市の路地、祖父母が焼いた秋刀魚の匂いを想起し、右脳はスフレの湯気を描く。
縄跳びの師範みたいに息を整え、転びかけた日々を褒める練習をする。
古墳の影で豚カツをかじれば、世界への嫌悪はソースに溶けて薄まる。

December 2, 2025 at 10:00 PM

Code Poet

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めまいぬめりばいくにっけいひんかくてんないここのかきいろにがてしごとおつりろめん
#ニーモニックの詩

店内の黄色が路面に滲み、九日の朝、日経は眩暈みたいに揺れる。
バイクの油のぬめりを踏み、品格より先にお釣りの音が鳴る。
苦手な仕事へ向かう背を押すのは、薄い空気と手の温度だけ。

December 1, 2025 at 10:00 PM

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