ごめんなさいごめんなさいごめんんさいｯ

これから、僕は何をすればいいのでしょうか…？
僕なんかは死んだ方がいいですよね？主様...。

「ラックは...幸運の蝶々だから！」

そう、なんでしょうか...？

「そうだよ。」

主様、主様…！
僕は、堕ちていても、人を幸せにする蝶に
なってみせます...。
だからどうか、見守っていてください。
貴方を殺してしまった不幸の蝶ですが...。

最後に、主様に。
本当にごめんなさい、そしてありがとうございます！！
僕は、主様の代わりにがんばります！！！

　「なん…でっ......？？🍄裙......？」

そうだ。全部思い出した。
🍄裙は...主様の......恋人だった。
ある日誰かに殺された。

その日から僕を...🍄裙って......。

なんで僕は気付いてあげられなかったんだ！！
主様の、幸運の蝶だったのに！！？

もう、主様は助からないのに......。

せめて......主様に.........。

ﾌﾜｧ　ﾎﾟｩ

「🍄......裙...？迎え...に来て......あり......が.........と......。」

ごめんなさい。主様...。
僕は...ｯ……幸運の蝶ではありませんでした......ｯ...。

そして、もう嫌だと思った日、
僕は真っ黒の蝶になった。
堕ちてしまったのだ。

あの人を殺さなければ。

僕はもう、🍄裙じゃない。
...そう、ラックだ。
堕ちた、黒い蝶。ブラックの蝶だからラック。

「ねぇ、何で勝手に元の真っ黒の髪に戻っちゃったの？」
「染め直さないとだよね？？」

僕はもう、貴方の下に居たくない！！！！

ｸﾞﾜｯｯ　ｼﾞｬｷﾝｯｯ

「～～～””ｯ...い、だｯ......」
「あ”う、うぅ”......ごめん、ね......らｯ...く......。」

っ！？何で、僕の名前...？
あっ......。

　「君はラッキーな蝶々だから...ラック！！」