おじいさんもおばあさんも、今風の言い回しで言うところの“部屋の中の象”のようなものと決めつけて、球体に対して見て見ぬふりで生活していたところ、球体はどうやら徐々に、日に日に大きくなるようです。球体に囲炉裏を奪われ、家の梁を押しのけて、おじいさんとおばあさんはそれでも無視を続けて家の隅の土間の一角に身を寄せ合って生活した結果、かつてあったはずで今は枯れ果ててしまった互いに対する愛情を回復しましたが、銀色に輝く球体はそんなドラマも構わず肥大し続けます。
やがて球体は家を破壊して、更に大きくなって宙に浮きました。
今の月です。
おじいさんもおばあさんも、今風の言い回しで言うところの“部屋の中の象”のようなものと決めつけて、球体に対して見て見ぬふりで生活していたところ、球体はどうやら徐々に、日に日に大きくなるようです。球体に囲炉裏を奪われ、家の梁を押しのけて、おじいさんとおばあさんはそれでも無視を続けて家の隅の土間の一角に身を寄せ合って生活した結果、かつてあったはずで今は枯れ果ててしまった互いに対する愛情を回復しましたが、銀色に輝く球体はそんなドラマも構わず肥大し続けます。
やがて球体は家を破壊して、更に大きくなって宙に浮きました。
今の月です。
↑この出だしで一番面白いSF書いた人の勝ちゲーム
↑この出だしで一番面白いSF書いた人の勝ちゲーム
www.pixiv.net/novel/show.p...
www.pixiv.net/novel/show.p...