「え?あるけど」
「え、あるんだ……。その時、その……なんか渡したりする気?」
「指輪は考えたよ?」
「ゆ…!?」
「でもサイズ分かんないからさー、結婚したいから一緒に指輪買いに行きませんか!!っていつか言えたらいいなぁって思ってるとこ」
「……あんた偶に不真面目なのか本気なのか分かんないとこあんのよね」
「私ぃ!?ゼイユのお相手さんじゃなくて!?」
「あれは不真面目ぶってるだけよ。あとやりたくないことは本当に本気でやらないだけ」
「ふーん」
「だから全部向こうに任せてきちゃったんだけど、最後ぐらい吠え面かかせてあげないとって思って」
「あちゃー…」
「え?あるけど」
「え、あるんだ……。その時、その……なんか渡したりする気?」
「指輪は考えたよ?」
「ゆ…!?」
「でもサイズ分かんないからさー、結婚したいから一緒に指輪買いに行きませんか!!っていつか言えたらいいなぁって思ってるとこ」
「……あんた偶に不真面目なのか本気なのか分かんないとこあんのよね」
「私ぃ!?ゼイユのお相手さんじゃなくて!?」
「あれは不真面目ぶってるだけよ。あとやりたくないことは本当に本気でやらないだけ」
「ふーん」
「だから全部向こうに任せてきちゃったんだけど、最後ぐらい吠え面かかせてあげないとって思って」
「あちゃー…」
「言われてしかねえけど」
あちゃー、と目の前で彼女の弟が頭を抱える。
「実は家族にさ、あんたら将来どうなるの?って話されてさ」
「お前さんどうすんのよ?」
「そんで」
「無視かい」
「ねーちゃん、言っちまったんだよ。結婚考えてるって」
「ふーん」
「カキツバタからなんか言われたのかって聞いたら言われてないって言うから、ねーちゃんから言い出すつもりなんかなって思って」
冒頭の質問に至る。
「……オイラがプロポーズされるってこと?」
「知らね。でもねーちゃんはその気かも」
頑張って、なんていうこの弟は兄貴が出来るかもしれないってことが分かってるんだろうか。
「言われてしかねえけど」
あちゃー、と目の前で彼女の弟が頭を抱える。
「実は家族にさ、あんたら将来どうなるの?って話されてさ」
「お前さんどうすんのよ?」
「そんで」
「無視かい」
「ねーちゃん、言っちまったんだよ。結婚考えてるって」
「ふーん」
「カキツバタからなんか言われたのかって聞いたら言われてないって言うから、ねーちゃんから言い出すつもりなんかなって思って」
冒頭の質問に至る。
「……オイラがプロポーズされるってこと?」
「知らね。でもねーちゃんはその気かも」
頑張って、なんていうこの弟は兄貴が出来るかもしれないってことが分かってるんだろうか。
「イッシュ人をなんだと思ってんでい」
「距離が近い人」
「まぁ否定はしねえが」
ゼイユの横でカキツバタは菓子の箱の封を開ける。そのことに彼女が気付いたのは手元にあった自身の菓子を食べ終わってからだった。
「それ、一本よこしなさいよ」
棒状の菓子を咥える彼に横暴すると、咥えたままのそれをこちらに向けられる。
「そっちよこすの?」
変な奴。そう呟きながらゼイユは彼の口に挟まれた菓子を引っこ抜き、何事もなかったかのように自身の口に運ぶ。
「……距離が近えのはどっちだよ」
好きなだけ食ってどうぞ。参ったように箱を彼女の方に向けた。
「イッシュ人をなんだと思ってんでい」
「距離が近い人」
「まぁ否定はしねえが」
ゼイユの横でカキツバタは菓子の箱の封を開ける。そのことに彼女が気付いたのは手元にあった自身の菓子を食べ終わってからだった。
「それ、一本よこしなさいよ」
棒状の菓子を咥える彼に横暴すると、咥えたままのそれをこちらに向けられる。
「そっちよこすの?」
変な奴。そう呟きながらゼイユは彼の口に挟まれた菓子を引っこ抜き、何事もなかったかのように自身の口に運ぶ。
「……距離が近えのはどっちだよ」
好きなだけ食ってどうぞ。参ったように箱を彼女の方に向けた。