綾 吹雪に咲く花
奈々福 清水次郎長伝 お民の度胸
曲師:まみ
吉坊 船弁慶
お仲入り
トーク
今日のテーマは夫婦。随分と違う2組が並んだ。決死の覚悟の夫婦、キリリとしたお民の度胸。かたや真夏の長屋から広々とした大川に夫婦喧嘩の舞台が移る船弁慶、これがハメものも見事に決まり、実にいい出来だった。トークではそれぞれの師匠夫婦(奈々福さんは福太郎・みね子ご夫婦、吉坊さんの場合は米朝師匠と吉朝師のご夫婦)の話で東西の呼び方の違いや落語と浪曲の夫婦の違いなど次々と逸話が飛び出した。次回は「ゆきゆきて」シリーズ最終回で10/8の由。
綾 吹雪に咲く花
奈々福 清水次郎長伝 お民の度胸
曲師:まみ
吉坊 船弁慶
お仲入り
トーク
今日のテーマは夫婦。随分と違う2組が並んだ。決死の覚悟の夫婦、キリリとしたお民の度胸。かたや真夏の長屋から広々とした大川に夫婦喧嘩の舞台が移る船弁慶、これがハメものも見事に決まり、実にいい出来だった。トークではそれぞれの師匠夫婦(奈々福さんは福太郎・みね子ご夫婦、吉坊さんの場合は米朝師匠と吉朝師のご夫婦)の話で東西の呼び方の違いや落語と浪曲の夫婦の違いなど次々と逸話が飛び出した。次回は「ゆきゆきて」シリーズ最終回で10/8の由。
野川は人が大勢集う場所もあれば、無人ながら咲き誇る場所もあり、市立前原小学校のように暗渠になった部分もあって面白い。野川公園に出て散歩終了、実に楽しかった。
武蔵境駅で見つけた沖縄料理で打ち上げ、亦楽しからずや。
野川は人が大勢集う場所もあれば、無人ながら咲き誇る場所もあり、市立前原小学校のように暗渠になった部分もあって面白い。野川公園に出て散歩終了、実に楽しかった。
武蔵境駅で見つけた沖縄料理で打ち上げ、亦楽しからずや。
打ち上げにも参加して気持ち良く酔っ払って帰京。これよりしばらく東京生活です。
打ち上げで飲んだ岡山の「酒一筋」が忘れられないな。
打ち上げにも参加して気持ち良く酔っ払って帰京。これよりしばらく東京生活です。
打ち上げで飲んだ岡山の「酒一筋」が忘れられないな。
玉川奈々福 気合いっぽん浪花節vol.6@茅ヶ崎亀の子道場
奈々福・まみ ミニ浪曲講座
奈々福 清水次郎長伝 お民の度胸
お仲入り
奈々福 空手バカ!アラブ風雲記 岡本秀樹一代記!さ
曲師:まみ
陽光が差し込む道場で聴く任侠物は最高だった。奈々福さんのお民が最高に格好いい。
仲入り後の「空手バカ!」では奈々福さんの表情がお民の度胸とは当たり前だけど全く変わった。前者が陰ならこちらはアラブのようにカラリと陽だ。ここ亀の子道場での第1回で聴いて以来だけれどこれは本当にスケールが大きくて面白い。気持ち良く心に響くクリーンヒット、
玉川奈々福 気合いっぽん浪花節vol.6@茅ヶ崎亀の子道場
奈々福・まみ ミニ浪曲講座
奈々福 清水次郎長伝 お民の度胸
お仲入り
奈々福 空手バカ!アラブ風雲記 岡本秀樹一代記!さ
曲師:まみ
陽光が差し込む道場で聴く任侠物は最高だった。奈々福さんのお民が最高に格好いい。
仲入り後の「空手バカ!」では奈々福さんの表情がお民の度胸とは当たり前だけど全く変わった。前者が陰ならこちらはアラブのようにカラリと陽だ。ここ亀の子道場での第1回で聴いて以来だけれどこれは本当にスケールが大きくて面白い。気持ち良く心に響くクリーンヒット、
弥っこ 色事根問
千朝 貧乏花見
梅団治 野崎詣り
千朝 崇徳院
いやあ落語会にも春が来た。色事根問も頭の中は春。千朝師の世界はほんまに楽しい。長屋連中も浮かれて繰り出す。
もっちゃり味の野崎詣り挟んでの崇徳院では更にワールド全開で大笑いしました。
弥っこ 色事根問
千朝 貧乏花見
梅団治 野崎詣り
千朝 崇徳院
いやあ落語会にも春が来た。色事根問も頭の中は春。千朝師の世界はほんまに楽しい。長屋連中も浮かれて繰り出す。
もっちゃり味の野崎詣り挟んでの崇徳院では更にワールド全開で大笑いしました。
「べらぼう」の「まちかね山〜」です。(中央一番奥の木に覆われた山)
「べらぼう」の「まちかね山〜」です。(中央一番奥の木に覆われた山)
テレビモニターではなく大画面でこそ味わう映画でボブ・ディランを全身で浴びた感じだ。ベトナム戦争やキューバ危機にケネディ暗殺と続く時代背景もよくわかって良い。主演ティモシー・シャラネはもちろんの事、ジョアン・バエズ役のモニカ・バルバロにも痺れた。
テレビモニターではなく大画面でこそ味わう映画でボブ・ディランを全身で浴びた感じだ。ベトナム戦争やキューバ危機にケネディ暗殺と続く時代背景もよくわかって良い。主演ティモシー・シャラネはもちろんの事、ジョアン・バエズ役のモニカ・バルバロにも痺れた。
桂吉坊一人会で経堂さばのゆへ
吉坊 かぜうどん
小春志 転宅
お仲入り
吉坊 質屋蔵
この寒い日に丁度いい風うどん。こんな寒い日にも昔は担ぎのうどん屋が流していたのか、と思いながら実に美味そうな熱々のうどんを啜る様を脳内再生する贅沢、続いてシークレットゲストで小春志さんの小気味良い転宅を挟んでの、じっくりと語り込まれた質屋蔵を堪能した。冷雨降る中でも本当に来て良かったと心から思った。終演後に残ったみんなで3/8さばの日、そして須田さん夫婦の結婚記念日を祝って乾杯&献杯した。サバ缶で作られた粕汁で温まり、その後幾人かは更には近くのきはちへ流れたのだった。もちろん私もその一人。
桂吉坊一人会で経堂さばのゆへ
吉坊 かぜうどん
小春志 転宅
お仲入り
吉坊 質屋蔵
この寒い日に丁度いい風うどん。こんな寒い日にも昔は担ぎのうどん屋が流していたのか、と思いながら実に美味そうな熱々のうどんを啜る様を脳内再生する贅沢、続いてシークレットゲストで小春志さんの小気味良い転宅を挟んでの、じっくりと語り込まれた質屋蔵を堪能した。冷雨降る中でも本当に来て良かったと心から思った。終演後に残ったみんなで3/8さばの日、そして須田さん夫婦の結婚記念日を祝って乾杯&献杯した。サバ缶で作られた粕汁で温まり、その後幾人かは更には近くのきはちへ流れたのだった。もちろん私もその一人。
なんと利益が出てない売却すべしという株主側の圧力に負けて、惜しまれつつも今月末に閉館してしまう美術館です。
もし私が美術館を所有していて買取するなら、なんてとんでもない夢想をしながらリストアップして回りました。こういうのも楽しい。
ステラの連作に、エンツォ・クッキ「無題」、モーリス・ルイスの「ギメル」・「ガンマ・ツェータ」李禹煥「線より」。具象画では藤田嗣治とピカソが欲しい!
いや、このコレクションを散逸させるのは惜しい。「じゃあ俺が」と手を挙げる大富豪はいないですかね。
なんと利益が出てない売却すべしという株主側の圧力に負けて、惜しまれつつも今月末に閉館してしまう美術館です。
もし私が美術館を所有していて買取するなら、なんてとんでもない夢想をしながらリストアップして回りました。こういうのも楽しい。
ステラの連作に、エンツォ・クッキ「無題」、モーリス・ルイスの「ギメル」・「ガンマ・ツェータ」李禹煥「線より」。具象画では藤田嗣治とピカソが欲しい!
いや、このコレクションを散逸させるのは惜しい。「じゃあ俺が」と手を挙げる大富豪はいないですかね。
花隈に移動して、花森書林に久々で行けて、店主さんにご挨拶出来た。それにしても雑貨が増えていて「トンカ書店のようですね」と言うと「やはり血なのでしょうか」と笑顔でかえってきた。
その後、うみねこ堂書林、ちんき堂とシブいところを回ってこうさようなら。
うみねこは本当に久し振り。2階のジャズ喫茶からリズムが漏れ聴こえてきていい感じだ。「どうですか商売は?」などと店主と気安く長話してしまった。
花隈に移動して、花森書林に久々で行けて、店主さんにご挨拶出来た。それにしても雑貨が増えていて「トンカ書店のようですね」と言うと「やはり血なのでしょうか」と笑顔でかえってきた。
その後、うみねこ堂書林、ちんき堂とシブいところを回ってこうさようなら。
うみねこは本当に久し振り。2階のジャズ喫茶からリズムが漏れ聴こえてきていい感じだ。「どうですか商売は?」などと店主と気安く長話してしまった。
八十助 桃太郎
雀五郎 池田の猪買い
雀五郎 つぼ算
お中入り
秀都 のっぺらぼう
雀五郎 淀五郎
ちょっと悩んだけれど高津さんに足をのばした。元気な桃太郎に整ったのっぺらぼうも共に楽しく雀五郎さんの体力強化も大成功。自分でも出来るくらい聴き込んでいる猪買いの丼池筋からの行き方のくだりから池田で猪撃ちの六太夫宅を探すあたりも自然に笑えてくる。まるで炊き立ての新米のようにご馳走だった。師匠直伝の、中の芝居を舞台にした淀五郎も素晴らしい出来で満足感高し。
外に出ると昼の暖かさが嘘のように寒かった。
八十助 桃太郎
雀五郎 池田の猪買い
雀五郎 つぼ算
お中入り
秀都 のっぺらぼう
雀五郎 淀五郎
ちょっと悩んだけれど高津さんに足をのばした。元気な桃太郎に整ったのっぺらぼうも共に楽しく雀五郎さんの体力強化も大成功。自分でも出来るくらい聴き込んでいる猪買いの丼池筋からの行き方のくだりから池田で猪撃ちの六太夫宅を探すあたりも自然に笑えてくる。まるで炊き立ての新米のようにご馳走だった。師匠直伝の、中の芝居を舞台にした淀五郎も素晴らしい出来で満足感高し。
外に出ると昼の暖かさが嘘のように寒かった。
尼崎市総合文化センターで開催中の「生誕百年・没後十年特別展 桂米朝 噺家の姿」に来た。東京の紀伊国屋書店の展示の際に何度か行ってじっくり拝見したが、そこにはなかった物もあり嬉しかった。母の入院がなければ開催期間に帰阪予定はなく見られなかったところだ。会場の後半分は宮崎金次郎氏の写真パネルと成瀬國晴氏のイラスト展示でこれも楽しい。隅に映像コーナーがあり、「質屋蔵」が映っていた。その横に「桂米朝が遺した宝もの」の閲覧コーナーがあり、展示でわからないことがあったゆえ掲載されていかいか確認していたら本の監修者小澤さんが来場され、慌てて本を買い求めてサインしていただいた。
尼崎市総合文化センターで開催中の「生誕百年・没後十年特別展 桂米朝 噺家の姿」に来た。東京の紀伊国屋書店の展示の際に何度か行ってじっくり拝見したが、そこにはなかった物もあり嬉しかった。母の入院がなければ開催期間に帰阪予定はなく見られなかったところだ。会場の後半分は宮崎金次郎氏の写真パネルと成瀬國晴氏のイラスト展示でこれも楽しい。隅に映像コーナーがあり、「質屋蔵」が映っていた。その横に「桂米朝が遺した宝もの」の閲覧コーナーがあり、展示でわからないことがあったゆえ掲載されていかいか確認していたら本の監修者小澤さんが来場され、慌てて本を買い求めてサインしていただいた。
日本各地の蔵元を訪ねて杜氏やそれを兼ねる社長達に蔵を案内してもらい、その後地元で行きつけの店に連れて行ってもらい、地元の美味を蔵元の酒で味わう。何という至福の取材なんだ。しかしそのおこぼれが読むことによって分け与えられ幸せになる。(しかも、その行きつけの店他の住所案内付き。)
なんといっても肝は「剣菱」だろう。我が若き日に二日酔い必至の日本酒群の中にあっても光り輝いていた剣のマーク。こうした蔵元紀行ではほとんど取り上げられない灘の、剣菱に相当のページを割いている事に敬意を表したい。また創業の地伊丹以来の昔ながらの製法を守り続けている蔵元にも頭が下がる。
日本各地の蔵元を訪ねて杜氏やそれを兼ねる社長達に蔵を案内してもらい、その後地元で行きつけの店に連れて行ってもらい、地元の美味を蔵元の酒で味わう。何という至福の取材なんだ。しかしそのおこぼれが読むことによって分け与えられ幸せになる。(しかも、その行きつけの店他の住所案内付き。)
なんといっても肝は「剣菱」だろう。我が若き日に二日酔い必至の日本酒群の中にあっても光り輝いていた剣のマーク。こうした蔵元紀行ではほとんど取り上げられない灘の、剣菱に相当のページを割いている事に敬意を表したい。また創業の地伊丹以来の昔ながらの製法を守り続けている蔵元にも頭が下がる。
大阪池田のお昼前。
大阪池田のお昼前。
豊竹芳穂太夫 野澤錦糸」@江東区総合区民センター
袖萩祭文の段を現在では後半貞任物語の段とふたつに分けるところも通して1時間15分の熱演であった。芳穂太夫は筒いっぱい、おそらく汗みずくの力強い語り、そこに錦糸師から鞭入れる如くに強い撥が入り聴き応えたっぷり。この段は変化に富んでいて語り・三味線共に大変だろうし「やりがい」があろう。
アフタートークもその熱冷めやらぬゆえか、特に錦糸師から辛口発言が多く飛び出して会場が沸いた。「妹背山婦女庭訓」のきゅりあんでの公演をやりながらこの稽古をされた時の苦労話には腹が立った。どんな劇場でも入りが良いと盛り上がるとも。
豊竹芳穂太夫 野澤錦糸」@江東区総合区民センター
袖萩祭文の段を現在では後半貞任物語の段とふたつに分けるところも通して1時間15分の熱演であった。芳穂太夫は筒いっぱい、おそらく汗みずくの力強い語り、そこに錦糸師から鞭入れる如くに強い撥が入り聴き応えたっぷり。この段は変化に富んでいて語り・三味線共に大変だろうし「やりがい」があろう。
アフタートークもその熱冷めやらぬゆえか、特に錦糸師から辛口発言が多く飛び出して会場が沸いた。「妹背山婦女庭訓」のきゅりあんでの公演をやりながらこの稽古をされた時の苦労話には腹が立った。どんな劇場でも入りが良いと盛り上がるとも。
地獄の絵本原画ながら、ほっこりしました。
明日は西村さん在廊だそうですよ。(明日まで)
地獄の絵本原画ながら、ほっこりしました。
明日は西村さん在廊だそうですよ。(明日まで)
第40回「西のかい枝 東の兼好」@横浜にぎわい座
かい枝・兼好 トーク
けろよん つる
かい枝 お玉牛
兼好 替り目
お仲入り
兼好 三人旅
かい枝 おごろもち盗人
前から来たかった会。いやあ楽した。
最初のトークから味わいがある。40回を迎えてちらしのスライド等も面白い。お二人のニンが出る噺が二席ずつで満足。先代文枝一門のかい枝さんだけれど男の喋りの時など六代目松鶴の口舌に似ていると感じた。お玉牛は台詞仕草ほどには嫌らしさを感じず、おごろもちの工夫も成る程と得心。兼好さんの演じると吹くように感じる軽い風が好きだ。三人旅ホント粋
次回7月!
第40回「西のかい枝 東の兼好」@横浜にぎわい座
かい枝・兼好 トーク
けろよん つる
かい枝 お玉牛
兼好 替り目
お仲入り
兼好 三人旅
かい枝 おごろもち盗人
前から来たかった会。いやあ楽した。
最初のトークから味わいがある。40回を迎えてちらしのスライド等も面白い。お二人のニンが出る噺が二席ずつで満足。先代文枝一門のかい枝さんだけれど男の喋りの時など六代目松鶴の口舌に似ていると感じた。お玉牛は台詞仕草ほどには嫌らしさを感じず、おごろもちの工夫も成る程と得心。兼好さんの演じると吹くように感じる軽い風が好きだ。三人旅ホント粋
次回7月!