アニメ『ラブライブ！スーパースター!!』3期 第8話

もしも、今後もラブライブ！シリーズを継続していく予定や、女性アイドルを題材とした作品を発表する予定などがあるなら、せめて監督や脚本家などのメインスタッフは、若手の女性に担当させたほうが良いのではないかしら？

倫理観をアップデートすることができていない、歪んだオッサンたちの強引なハラスメント・アニメをこれ以上見せられ続けるのは、さすがにもうギブアップでごんす……。

アニメ『ラブライブ！スーパースター!!』3期 第8話

登場人物たちが涙を流しながら感情をぶつけあい、登場人物たちは皆一様にその感動に納得しあってもいるのだけれど、それを観ているボクはといえば、心の中が虚無で満ちてしまい呆然とする他なく……。

ボクはわりと涙もろいほうだと自覚しているつもりだったのだけれど、制作者側が視聴者を感動させようと意図していると思しき場面を観て、乾いていたボクの心がまさか干上がってしまうなんて……。

この問題の原因は、制作者たちが道理と真摯に向き合っていないせいで合理がなく、制作者たちの強引なハラスメント体質を脚本や演出にまで持ち込んでしまっているせいなのでしょう。

アニメ『ラブライブ！スーパースター!!』3期 第7話

可可・すみれ・メイ・四季の4人なら、素直じゃない仲良しコンビ同士のグループとして、対比や相乗効果などが描けていたかもしれない。

千砂都・きな子・恋・夏美なら、かのん不在だとストイック気味で浮きがちな千砂都と、かのんの代わりになろうと努力して空回りするきな子……みたいなベタな青春ドラマが描けそうだし、恋と夏美は……ご主人様と飼い犬？？？

寿司とケーキとカレーをただ同じ皿に乗せただけじゃ、調和もなにもあったもんじゃないわけだしねぇ。

アニメ『ラブライブ！スーパースター!!』3期 第7話

Liella!のメンバーをはなから11人にせず、トマカノーテの3人は分離させて強引にライバルとした……ものの、8人対3人というのはアンバランスすぎて納得感に欠ける。

ならいっそ、Liella!の8人のほうも4人ずつに分離させて、三つ巴にしたほうがバランスも良いし、視聴者としても観応えがあったように思える。

例えばLiella!の8人を、可可・すみれ・メイ・四季の4人、千砂都・きな子・恋・夏美の4人に分けても良かったのでは？