狭義の研究活動をして生計を立てる、そんな生活をできるだけ永く続けるためにはどうすればいいんだろう、が最近の悩み事。アカデミックな活動だけをしたいというわけではなく、他の何かも当然やるが、それはそれとして自身の仕事の内容に研究の一語を入れたまま何歳まで働けるか、という話。

プログラミング言語遍歴、HSPから入りCに長く留まり、大学/大学院でmatlab/octaveを使い、社会人になってからpythonを触り始め、一瞬の競プロでC++に入門し、今はいろいろあってTypescriptとpythonごく稀に簡単なgolangで生きている。

自分の血肉になる感覚が好きだから研究したいのであって、研究対象に執着がないのはあまり良い状態ではないんじゃないかと思い始めている今日この頃。究極のリサーチクエスチョンに答えるためには自分が手を動かさなくても良い（PI的な立場になりたい）という感覚がない。分野に真摯ではないと言えるかもしれない。

色々考えた結果、「私は研究者になりたいのだ。その気持ちのために、今の境遇が少し厳しいのだ」という結論に落ち着きつつある。
一年と少し、名ばかりではあるがエンジニアやってみて、こういう人生も普通にあったな、と思うくらいには性に合ってるが、どうしてもなんともかんとも。