南陽を韓と秦(軍)の理想郷となるよう策を巡らせた騰は、そこが「完全な理想郷」とはならないことを最初から分かっていただろうし、侵略された側の消えることない痛みと両者間のわだかまりを抱えたままなのを、それ以上は内政に干渉せずに長官と城主に任せて自らの役目に線を引いたこと、この人はどこまでも権力を求めないのだなと、見てて思った 権力を求める人よりも、権力そのものから一番距離を取ろうとする人が上に立つべきであるので、本格的に国を獲りに出た此度の戦で騰以上に総大将に相応しい人はいない
南陽を韓と秦(軍)の理想郷となるよう策を巡らせた騰は、そこが「完全な理想郷」とはならないことを最初から分かっていただろうし、侵略された側の消えることない痛みと両者間のわだかまりを抱えたままなのを、それ以上は内政に干渉せずに長官と城主に任せて自らの役目に線を引いたこと、この人はどこまでも権力を求めないのだなと、見てて思った 権力を求める人よりも、権力そのものから一番距離を取ろうとする人が上に立つべきであるので、本格的に国を獲りに出た此度の戦で騰以上に総大将に相応しい人はいない