僕の元の声が声変わりしてないようなフォルマントが高ければそれでも構わなかったというか、ぼくが望み焦がれる声というのはまさしくフォルマントの高い状態で低く太く喋るような、アニメでいえば主人公の少年時代のような、男装キャラのようなそんな声なわけで、そのためにはもう行って戻ってということをしなきゃいけないわけで、行くためにはそういうことが大事になってくる。

壁を越えたいとなるのだ。歌手のように響きの高い声で歌いたいのだ。しゃべりたいのだ。
僕のもともとの声からしたらもうかなり引きあがってるのだ。ネットに転がっている声を変えるのが上手な人々と同等くらいの変化量ではあるのだ。しかし、元が元なだけにという状況なのだ。僕の元の声がもうちょいそっちに寄っていればとか思ってしまうのだ。つらすぎるのだ。

声の響き、フォルマントが、僕なんかもともとがちゃんと低い、なんなら低音ボイスな声優さんレベルなわけで、そっからかなりフォルマントを上げれてかなり変化はでている。だけどそれでもやっとこさ中くらいの高さで、クレしんおにぎりや忍たま福富くらい、低音な演歌歌手くらい、似非碇シンジや似非孫悟空みたいなくらいまでしかもっていけてない。まあこれでも調整して流暢に発話できるようにすれば十分世間で女性だと認識されるのはできるんだろうよ。現に何も意識せずに発話してても路上喫煙を咎めた相手に「このアマが」だの「おばさん」だのと言われるくらいには問題がない。
とはいえだ。そんなことは十分に分かったうえで、