とんぼ
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とんぼ
@ton-bo.bsky.social
教職大学院・院生(国語科)。特に、読書教育に興味をもって学んでいます。本と音楽が好きです。
第118回日展に行ってきました。一番の目的は「書」の展示だったけれど、「西洋画」「日本画」「工芸」「彫刻」といったさまざまな芸術を一度に見ることができる、貴重な展覧会でした。特に、一度に見ることで、それぞれの芸術の「時間性」が浮き彫りになったような気がしました。
「書」は時間が明確に「見える」。一方、「西洋画」は時間を「止める」ように見えるし、「日本画」や「彫刻」は時間を「切り取る」ように見える。「時間性」の違いという面白さを感じながら、展示を見ました。

今日は時間に追われていて、じっくり見ることができなかったので、来年はもっと余裕をもって見たい。
nitten.or.jp/summary
開催概要 - 公益社団法人日展
第118回日展 開催概要 会 期 令和7年10月31日(金)~令和7年11月23日(日・祝) ※休館日:毎週火曜日 観覧時間 午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで) 会 場 国立新美術館会場ホームページはこちら […]
nitten.or.jp
November 21, 2025 at 4:00 PM
あるボランティア先の授業の導入では、佐野洋子『100万回生きたねこ』の読み聞かせが行われました。本当に久しぶりにこの本に触れたけれど、素敵な作品であると同時に、難しい。

「なぜ、最後は生き返らなかったのか」という疑問に対して、ある生徒は「本当の愛を見つけたから」と答えていた。だけど、実はそう簡単に言い表せるものではないのだろう。

冒頭から「死んだ」という言葉が続く中、最後にねこは「うごかなく」なる。この言葉の違いは、解釈の手がかりにになるのかもなあ、と思いながら聞いていました。
www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00...
100万回生きたねこ | 佐野 洋子,佐野 洋子 | 305件のレビュー | 数ページ読める | 絵本ナビ:レビュー・通販
そのねこは、100万回も死んで、100万回も生きたのです。ある時は船のりのねこ、ある時はサーカスの手品つかいのねこ、どろぼうやおばあさん、小さな女の子のねこにもなりました。彼らはみんなねこを可愛がり、...
www.ehonnavi.net
October 29, 2025 at 1:03 PM
東京国立近代美術館で開催されていた「記録をひらく 記憶をつむぐ」展に行ってきました。
本企画展の意図はHPで以下のように説明されています。

「絵画や写真や映画といった視覚的な表現が果たした「記録」という役割と、それらを事後に振り返りながら再構成されていく「記憶」の働きに注目しながら、過去を現在と未来につなげていく継承の方法を、美術館という記憶装置において考察するものです」

絵画を中心とするあらゆるメディアがどのように「戦争」を可視化/不可視化することで形作ってきたか、ということを考えさせられる企画展でした。
www.momat.go.jp/exhibitions/...
コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ (展覧会)- 東京国立近代美術館
「昭和100年」、「戦後80年」という節目の年となる今年、美術を手がかりとして、1930年代から1970年代の時代と文化を振り返る展覧会を開催します。絵画や写真や映画といった視覚的な表現が果たした「記録」という役割と、そ […]
www.momat.go.jp
October 28, 2025 at 2:46 AM