食堂や酒場の定番メニューとなっている。探索者がすぐ他の仕事に取り掛かれるよう、また、探索前にすぐに食べられるよう肉、野菜、穀物のバランスが取れた丼物が作られている。
消化も良く、注文されてから提供までのスピードも早いのが特徴である。
南の大陸プレシャワーでは国教の戒律に従った伝統料理が存在する。蜂蜜や酒を使えないので黒糖(のようなもの)を用い、また無益な殺生を禁じられているため、タンパク質は植物から摂るようになっている。

大陸南部との交易で手に入れた米(のようなもの)に交易で入手した魚の酢漬けや山菜などを混ぜ込んだ携行食であり、それぞれの家によって味付けが異なる。
ウ＝エスト＝ペギやラスト島では宮廷文化が栄えているため、伝統料理も自ずと宮廷料理からくることが多い。
ウ＝エスト＝ペギでは香辛料や香草を用いて食材を加工した料理が、ラスト島では食材の加工方法が多彩な料理が作られている。
特にラスト島は寒さが厳しいため、肉や野菜を刻んで麦(のようなもの)の粉から作った生地で包み、蒸し焼きにしたものがよく食べられる。
エスト＝ペギでは探索者が帰還後に食べる栄養満点の料理が伝統となっており、探索者街では必ずと言っていいほど

エディントン大陸北西部に広がる砂漠地帯では、寒暖差の厳しい環境を耐えぬく料理が作られている。特に甘味と木の実に含まれる脂肪分が重宝されるため、蜂蜜と砕いた木の実、大麦(のようなもの)の粉を練り、しっかり焼いたものが保存食兼伝統料理となっている。
エディントン大陸西部に広がる森林地帯では砂漠地帯に交易で木の実を提供すると同時に、その地で栽培される蕎麦(のようなもの)を用いた麺料理が伝統となっている。麦(のようなもの)の粉も用いられ、伝統的な麺料理を味わうために遠方から来る旅人もいるほどである。
エディントン大陸東部に広がる草原地帯では、移動時に食べやすいものが伝統料理となっている。

最も南に位置する大陸：プレシャワーでは国教により嗜好品の一部(酒、水煙草、蜂蜜)が禁じられているため、他の大陸や島々に比べると嗜好品の種類が少ない。
お菓子となると加工された品というよりは、果物をそのまま食べたり、野菜を素揚げにして塩を振ったりといった素材の味を生かしたものが多い。

遺跡探索者の多いエスト＝ペギでは探索者に好まれる「軽量・高エネルギー・長期保存可能」なお菓子や嗜好品が多く生産されており、お菓子作り専門の工房を備える街も存在している。
逆にウ＝エスト＝ペギやラスト島では宮廷文化の隆盛により華やかな見た目や繊細な味わいを持つお菓子作りが盛んに行われている。
特に旧時代の遺跡を元に発展したウ＝エスト＝ペギではお菓子や嗜好品の歴史も古く、王家の人々に選ばれたお菓子や嗜好品のブランドも存在する。
ラスト島では宮廷文化が庶民へと伝来するスピードが速いため、嗜好品やお菓子の流通も盛んに行われており、若干消費が嗜好品に偏りすぎているという指摘もされている。

また、大陸北部の寒冷な地域では氷菓など、特色を活かした菓子が作られることもある。
北部では酒造も盛んであり、マジカルソーダ地方にあるアルバネブラという街で造られる酒は高級品として取引される。
大陸西部に広がる砂漠の民は甘味の消費量が多く、交易で様々な甘味と砂漠で栽培から加工までが行われる薬草(煙草のようなもの)とを交換している。砂漠の民の中にはこの薬草を嗜む者もいる。
大陸の中で最も嗜好品の消費量が多いのは草原地帯である。
古くから装飾品や衣類の流行を担っていた地域でもあるため、嗜好品やお菓子でも工夫を凝らした店が立ち並ぶ。
島々においては、嗜好品の傾向と特色が大きく異なっている。

また、エスト＝ペギ島では、「探索者」と呼ばれる遺跡調査者が多く存在するため、遺跡調査で役に立つ連絡手段の開発が盛んに行われている。
旧時代の遺跡には「通信結晶」と呼ばれる対となる石が多く存在し、それらは互いに遠隔地から連絡を取ることのできる性質を持つ。
通信結晶を用いて遺跡の内外で連絡をとりながら調査を進めることが現在試みられている。

他の島々や大陸でもエディントンと同じような水準で連絡が行われている(島や大陸によっては陸路のみであったり、海路を用いたりする)が、技術革新の盛んなラスト島では新たな連絡手段が用いられている。
遠隔地の人間同士が対面でなくとも連絡を行うための装置が各都市に置かれており、手紙の代わりに「術」で内容を送る手段が研究されている。

こうもっとなんというか思ったことをバンバン言えるアカウントというかなんというか…
(それがハ音記号なんじゃないかと言われればそれまでなんじゃがの…)

度を越してるから人外だとも言えるし、人間ではないからこそ度を越しちゃえるとも言える

弊創作の人外どもは思考が人外感あります