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彼の指先で手をなぞられる。なぞられた跡が熱く、溶けてゆきそうだった。
彼の指先で手をなぞられる。なぞられた跡が熱く、溶けてゆきそうだった。
ようやくこぼれた言葉は疑問の声だった。それを聞いた彼は耳元で笑った。
「そんなんどうでもええやんか。なあ、はよ教えて」
唇が耳の縁をかすめる。その感触に身じろぎをするが、さらに強い力で抱きしめられた。
「教えてくれんねやったら、オレから教えたるわ。好きやで、○○」
その言葉に目を見開く。背中に回っていた彼の手が解かれ、私の手を掬い取る。そのまま彼の口元に手が引き寄せられていく。その様子が妙にゆっくりと見えた。指先が彼の唇に触れ、彼の目がこちらをじっと見据える。無言に耐えかねて吐息とともに言葉を吐き出した。
ようやくこぼれた言葉は疑問の声だった。それを聞いた彼は耳元で笑った。
「そんなんどうでもええやんか。なあ、はよ教えて」
唇が耳の縁をかすめる。その感触に身じろぎをするが、さらに強い力で抱きしめられた。
「教えてくれんねやったら、オレから教えたるわ。好きやで、○○」
その言葉に目を見開く。背中に回っていた彼の手が解かれ、私の手を掬い取る。そのまま彼の口元に手が引き寄せられていく。その様子が妙にゆっくりと見えた。指先が彼の唇に触れ、彼の目がこちらをじっと見据える。無言に耐えかねて吐息とともに言葉を吐き出した。
「うん?」
「これほんまにオレが受け取ってええんか?」
「うん、だってkrsbのために作ったから」
紫と黒の革靴が一歩自分に近づく。カツンと靴音が石畳に響いた。それに釣られて目線を上げると彼と目が合った。彼の目が見たこともないくらい熱をたたえている。その目に押されて足が無意識に一歩下がろうと動く。その瞬間、彼に抱き寄せられた。香水の香りが鼻をくすぐる。
「これはオレを好きってことでええんやな」
鼓膜にとろりとした声が落ちてくる。体に声が染み込むのに合わせて、動揺が広がった。彼はこの意味を知らないはずだ。だから渡したのだ。なんでという思いが頭をめぐる。
「うん?」
「これほんまにオレが受け取ってええんか?」
「うん、だってkrsbのために作ったから」
紫と黒の革靴が一歩自分に近づく。カツンと靴音が石畳に響いた。それに釣られて目線を上げると彼と目が合った。彼の目が見たこともないくらい熱をたたえている。その目に押されて足が無意識に一歩下がろうと動く。その瞬間、彼に抱き寄せられた。香水の香りが鼻をくすぐる。
「これはオレを好きってことでええんやな」
鼓膜にとろりとした声が落ちてくる。体に声が染み込むのに合わせて、動揺が広がった。彼はこの意味を知らないはずだ。だから渡したのだ。なんでという思いが頭をめぐる。
「どうしたんや。こんなとこに呼び出して」
「これ」
彼の言葉を受けてチョコを差し出した。
「なんや?」
「チョコレート。作ったからあげる」
緊張で思わず言葉が簡潔になる。その言葉さえ心臓の音に邪魔をされて言えたかどうかわからない。どうか受け取ってほしい。そう願いを込めて差し出した自分の手を見つめる。彼の顔は怖くて見られなかった。自分の視界に節張った手が入ってくる。チョコが彼の手に渡る。止めていた息を細く吐き出した。
「どうしたんや。こんなとこに呼び出して」
「これ」
彼の言葉を受けてチョコを差し出した。
「なんや?」
「チョコレート。作ったからあげる」
緊張で思わず言葉が簡潔になる。その言葉さえ心臓の音に邪魔をされて言えたかどうかわからない。どうか受け取ってほしい。そう願いを込めて差し出した自分の手を見つめる。彼の顔は怖くて見られなかった。自分の視界に節張った手が入ってくる。チョコが彼の手に渡る。止めていた息を細く吐き出した。
自分でも休みすぎたかなって思うくらいゆっくりしてください
自分でも休みすぎたかなって思うくらいゆっくりしてください
「ほな、寝よか」
その言葉に従って、ふたりで布団に潜り込む。するとkrsbが私の頭をそっと自分の胸に引き寄せてきた。とくんとくんと心臓の音が聞こえる。その音を安心して、わたしは眠りに落ちていった。
「ほな、寝よか」
その言葉に従って、ふたりで布団に潜り込む。するとkrsbが私の頭をそっと自分の胸に引き寄せてきた。とくんとくんと心臓の音が聞こえる。その音を安心して、わたしは眠りに落ちていった。
「無理して喋らんでええ。とりあえずこれ飲み」
krsbからマグカップを受け取り、口をつける。喉を少しでも湿らせるように、ゆっくりと水を飲み込む。すると張り付いた喉が動くのが自分でもわかった。
「ありがとう。」
先程は言えなかった言葉を何とか伝える。すると彼は嬉しそうに目を細める。
「声出るようになって良かったわ。」
飲み終わったコップをベッド脇のテーブルに置く。それを見たkrsbが私を抱きしめてきた。彼の肩口に頬擦りをする。
「しんどいやろ。明日また病院行こな」
一緒に着いてきてくれるのだろうか。
「無理して喋らんでええ。とりあえずこれ飲み」
krsbからマグカップを受け取り、口をつける。喉を少しでも湿らせるように、ゆっくりと水を飲み込む。すると張り付いた喉が動くのが自分でもわかった。
「ありがとう。」
先程は言えなかった言葉を何とか伝える。すると彼は嬉しそうに目を細める。
「声出るようになって良かったわ。」
飲み終わったコップをベッド脇のテーブルに置く。それを見たkrsbが私を抱きしめてきた。彼の肩口に頬擦りをする。
「しんどいやろ。明日また病院行こな」
一緒に着いてきてくれるのだろうか。
「喉腫れとるな」
わたしはまた頭をコクリと動かす。
「水でも飲むか?持ってきたる」
本当にいいのかとじっと見つめると、さらりとアタマを撫でられた。そのまま頬にキスをされる。
「ちょっと待っときな」
krsbは起き上がり、寝室から出ていく。彼の居ないベッドがさむくて、彼の残した体温を求めて布団を被った。そのまま少し寝てしまっていたのだろうか。頬をさすられる感覚で目を開ける。すると目の前に、ベッドの縁に腰掛け、マグカップを持ったkrsbが居た。
「起きたん?水飲めるか?」
「喉腫れとるな」
わたしはまた頭をコクリと動かす。
「水でも飲むか?持ってきたる」
本当にいいのかとじっと見つめると、さらりとアタマを撫でられた。そのまま頬にキスをされる。
「ちょっと待っときな」
krsbは起き上がり、寝室から出ていく。彼の居ないベッドがさむくて、彼の残した体温を求めて布団を被った。そのまま少し寝てしまっていたのだろうか。頬をさすられる感覚で目を開ける。すると目の前に、ベッドの縁に腰掛け、マグカップを持ったkrsbが居た。
「起きたん?水飲めるか?」