星月夜
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星月夜
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18↑
基本見る専門です
刀剣乱舞、FGO、ツイステ、あくねこなどが好きです
TRPGもやります
エロ垢などなどお断り
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35。35本目のビデオ。少なくとも34本「前」のデータがある。
💀は最後に確認する。本当に観るんだね。♠️は頷く。
💀は静かに、再生ボタンをタップした。
January 25, 2025 at 4:13 PM
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日付は2年前。ディープウェブの、会員制の裏ビデオを扱うサイトで、奥の奥の奥底に隠してあったデータ。そのサイトにあったのは1つだけ。タイトルからして「シリーズ」であり、シリーズのその他のデータはおそらく物理的な媒体で取引されている。この動画を買った客が、おそらくこのサイトに売った1本だけが閲覧できる。💀はそう説明する。なぜそこまでわかるのか、と♠️が質問する。💀は泣いているような笑っているような奇妙な顔で…けれど正しく絶望の形で表情を歪めて、言った。
「……動画のタイトルが、【#35】だからだよ」
January 25, 2025 at 4:10 PM
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やがて、絶対に観ない方がいい、と💀は搾り出すように言う。
何か、の中で、❤️と監は命が脅かされるようなことにはなっていない。それは安心していい。でも。
僕は、もしこれを🤖がされていたら発狂する。
💀はまっすぐに♠️を見つめる。♠️もその時点である程度何かを察するが、それでも観たい、絶対に確認したい、と譲らない。
💀は諦めたように、しかしこうなることは分かっていたかのように目を伏せて、ため息をついた。
部屋の明かりを落とし、浮遊モニターを起動する。
January 25, 2025 at 3:51 PM
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💀はものすごく暗い目をしながらデータの入ったチップを渡してくる
中には抽出した犯人の声が入っていて、それを♠️が務める魔法警察本部のデータから検索するのを手伝って欲しいと頼む
魔法警察のパソコンにチップを入れさえすれば💀の作ったウイルスとソフトが勝手に起動し、そこから検索できるから…と。
抽出?犯人の声?と混乱する♠️
💀が発見した「何か」に❤️と監と犯人の声が入っていたのだと言う
何かって何ですか?僕にも見せてください!と頼む♠️
黙りこくる💀
January 25, 2025 at 3:46 PM
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男が駆け寄る。
「大丈夫ですか?真紅の名君@リドルさんと孤高の一匹狼@ジャックさん!」
「真紅の名君@リドルさんと孤高の一匹狼@ジャックさん???」
「あっ申し訳ございません。本物に会えて感動してしまい」
「本物?」
「創業者…そこにおられます会長はゲーム会社も経営しておりまして、皆さんをゲーム化しております」
「皆さんをゲーム化」
February 17, 2025 at 4:05 AM
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「「ギャーーーーーッ!!!!!」」

デュースとグリムが悲鳴を上げる。だが骨壷はしっかりと離さなかった。骨壷がカタカタと揺れ、パカッと布袋が開く。そこからニュッと出てきたのは……監督生の頭であった。
今度こそデュースとグリムは骨壷から手を離した。骨壷は軽いがかなり頑丈で、軽い音を立てて底面から床に着地する。そこから監督生はにゅいにゅいと身体も出してきた。完全体監督生であった。意味がわからないので、この辺りでまず真面目なジャックとリドルが倒れた。
February 16, 2025 at 3:03 PM
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「────ただいま〜〜〜〜〜」

骨壷が、しゃべった。
February 16, 2025 at 2:50 PM
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「ですのでどうか。どうか、おかえり、と言ってあげてください。今際の際まで、あなた方のことを気にかけておりました。あなた方の名前を、誰1人として忘れませんでした。どうか。どうか暖かく、迎えてやって頂けませんでしょうか」
男はそう言って頭を下げた。
皆は骨壷を見る。その布に柔らかな白い刺繍でかたどられた花は、この世界にしか咲かない花。オンボロ寮の庭に生えていた、夜に淡く光る、魔法の花。その花に、懐かしいお人好しの異世界人の笑顔を見る。
「……子分」
グリムがふわりと魔法で浮き上がり、デュースの持つ骨壷に。懐かしい相棒に、手を伸ばす。
そして骨壷に額をこつんと当てて、囁いた。
「おかえりなんだゾ」
February 16, 2025 at 2:48 PM
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「創業者──ユウは、17歳の時にニュースになりました。100年前に失踪した高校生が、突然生きて現れたと言うニュースです。我々で言う西暦2120年のことでした。当然その頃にはもはやユウの家族も友人も、誰も生きてはいませんでした。ユウを嘘つきだと言う者も大勢いました。そのような中、大変な苦労をしてエネルギー系、宇宙工学系の学問をおさめ、弊社を立ち上げたのです。全て、あなた方にもう一度会いたいがために」
February 16, 2025 at 2:33 PM
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いち早く、男の言葉を呑み込んだエースが、膝をついてその場に崩れ落ちた。デュースは震えながら一歩前に出て、骨壷を受け取る。白く美しい意匠の骨袋に包まれたそれは、残酷な程に軽かった。グリムは凍りついたようにその場で動けなかった。集まった誰も彼もが石のように押し黙り、鏡の間は水を打ったように静まり返った。
────うそだ。
そう呟いた声は誰のものだったのか。学園長ですら、生徒達にかけるべき言葉を失っているようだった。
男は口を開く。
February 16, 2025 at 2:23 PM