ユウ
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ユウ
@y-engeki.bsky.social
高校演劇用アカウント。
観劇の感想、データの整理など。
noteにもデータを纏めていきます。
https://note.com/y_engeki/
四国大会の生徒交流会にて

「明日機種変しまーす!」
「「「イエーー!!!」」」
December 27, 2025 at 6:43 AM
東北大会、開会式の審査員挨拶で仙台一高応援団出身という審査員も巻き込んで客席へエール。
December 19, 2025 at 1:45 AM
福島県大会閉会式、生徒実行委員長が風邪(インフル?)でダウンとかで代読。
いわき地区恒例の一本締めで幕。
November 24, 2025 at 7:54 AM
京都府大会、全校上演後に創作脚本コンクールの表彰あり。

講評で語られた今後へのアドバイスは上演して面白いか、無理に纏めていないかを意識すること。

 創作脚本賞
立命館高校「サンタクロースが来る」
洛星高校「カジ☆ダン」
京都産業大学附属高校「アイ・スクリーム」

 奨励賞
西京高校「0.78」
November 2, 2025 at 8:48 AM
和歌山県大会、幕間交流会として上演校へのインタビュー有り。
上演を終えて、一番見て欲しいところや伝えたいこと、作品を作る上で苦労したことなど。
October 31, 2025 at 7:40 AM
青森県大会、一ベル後に出場校が「電源は根本からお切りください」と寸劇を交えつつアナウンス。
October 19, 2025 at 2:00 AM
4/29 第2回宇高宇女高演劇部合同公演

男子校である宇都宮高校と女子高である宇都宮女子高校による合同公演。

上演前からインプロや、宇都宮女子の1年生による5分ほどの短編上演あり。
ラストで使うペンライトを配ったりも。

それぞれの持ち味が十二分に発揮された素晴らしい上演。

『宇高+宇女=共学らしい劇
になると思ったら、
宇高+宇女=宇高+宇女でした』という公式アカウントの文にも納得してしまう。
April 29, 2025 at 3:38 PM
4/19浦和地区春季発表会

地元といっていい地区だが、ほとんど情報が入ってこない辺り元々クローズドな運営と思われる。
一応一般来場は可能で、実際に観客もそれなりにはいた。

いくつかの学校は公演情報を発信しているものの、最後まで全貌は分からずじまい。パンフレットやタイムスケジュールもなく、チラシも学校によっては無くなっておりタイトルも不明確だったりするが、これはこれで魅力と言えるか。

昨年の県代表、浦和北高校の「レーテン・レーテン」はヒーローショーをモチーフにした実に楽しい舞台。魅力的な歌声も健在で、もっと聴いていたいくらい。
浦和西の「思い出の向こう側」もナンセンスな会話が愉快だった。
April 23, 2025 at 3:02 PM
中国大会は体調を崩し、北関東大会は急な知らせを受け途中離脱。結局完走できたのは南関東大会だけ。
今年度はよくよくブロック大会に縁がないものと思われる。
February 7, 2025 at 2:54 PM
2/2秩父農工科学高校演劇部第45回自主公演【蒼天】

3年ぶりに参加の自主公演。台本の販売あり、歴代の公演ポスターの展示があり。変わらぬ活況が懐かしい。

「バンク・バン・レッスン」と昨年の大会作品「ガチャ」、どちらも素晴らしい上演だ。
「ガチャ」は地区大会止まりだったのが信じられない完成度。こうして観劇の機会があって良かった。

45回大会にちなんで、オープニングでは45秒でできるかなチャレンジが。バーピーしながら初恋の思い出を語る、ギャグ45連発、4.5秒で秩父音頭と組体操。
February 2, 2025 at 12:06 PM
11/23-24 静岡県大会
「ラフ・ライフ」を上演した伊豆伊東が最優秀賞。また、上演中アクシデントが続いた韮山も優秀賞1席で関東大会へ。
高校演劇黎明期の名作「しんしゃく源氏物語」を演じた清水南、「あゆみ」を一人一役で演じるという新たな手法を試みた静岡理工科大学星陵も良かった。

しかし圧巻は新居高校「ボラ部ですけど、何か?」。浜松開成館高校で関東大会に出場した福岡先生の指導下で、演劇の大会に参加するようになったボランティア部という変わり種。その特異な経緯を虚実織り混ぜながら描いて見せる。

新鋭が登場する一方で、静岡高校はこれが最後の大会とのこと。優秀賞で最後の花道を飾った。
December 15, 2024 at 3:30 AM
11/16-17 埼玉県大会
2019年以来、5年ぶりに彩の国さいたま芸術劇場で開催。10校中5校が既成、翻案作品だった。

芸術総合の「"El Dorado"」が圧倒的な出来映えで最優秀賞。一時間で表現できる限界に挑んでいるような桁外れの濃密さと疾走感。
浦和北の「Overture」もいい作品だった。観ていて不思議と涙が滲んでしまう。生徒創作の春日部女子と共に北関東大会へ。
星野、細田学園、鴻巣と既成作品を上演した学校も面白かった。

閉会式で結果発表の後、別室で講評会。3名の審査員が思い思いに作品について語り合っていくスタイルで、他の大会ではあまり感じないような穏やかな空気感だった。
November 22, 2024 at 11:53 PM
11/9 東京都大会
体調不良で一日目の午後のみ観劇。
観劇した4作のうち、立川女子が最優秀賞で南関東大会へ推薦。早稲田大学高等学院が優秀賞1席だった。
渋谷教育学園渋谷の生徒創作「青い夢をみていた」もかなりの力作。
幕間の基本設定時間が10分となかなかにタイトなスケジュール。

例年は東京芸術劇場のシアターイースト、シアターウエストで同時開催される都大会だが、今年は2週に分けての開催。
今回の練馬文化センターでの大会は予約不要だったが、11/23-24に福生市民会館で開催される大会は事前予約が必要とのこと。会場のキャパの問題だろうか。
November 12, 2024 at 11:38 AM
11/3-4 新潟県大会
11校中9校が既成作品という全国でも希に見る既成王国。
しかし全国や春フェスの上演作品が極めて高いレベルでズラリと並んだ、素晴らしく充実した大会だった。
創作脚本のうち、少数の部活の寄り合いを忍びの里と重ね合わせるという荒唐無稽な設定で突っ走った長岡大手が最優秀賞。
新潟が生んだ名作「シスター・シスター・シスター」を上演した六日町と共に関東大会へ。
次点の新津工業「黒塚Sept.」も緊迫感に満ちた抜群の出来。一人芝居の高田北城、突然の被災を衝撃的に描いた創作作品、新潟明訓と続く。
共に審査員特別賞を受けた長岡向陵と万代による「あおにとける」の2作同時上演も。
November 4, 2024 at 1:52 PM
11/3 新潟県大会
幕間に生徒による上演中の注意事項アナウンスあり。同時に行っているため微妙にタイミングがずれているのは狙っているのか否か。
November 3, 2024 at 3:09 AM
10/26-27 山口県大会
幕間に上演校による上演の感想と審査員講評。平行してロビーでは生徒講評が行われる。審査員講評が終わると会場内に生徒講評の声が流れる一方、ロビーはスピーカーが入っていないため声の通りが今一つだった。

感想用紙を書いて各校の封筒に入れる形式。数年前から行われている上演作品のポスター掲示も、会場入口付近とロビーに2ヵ所。

今年は壇上での表彰は最優秀賞と創作脚本賞のみ。どういう訳か、優秀賞1席の発表と表彰が抜け落ちるという事態があった。(優秀賞1席は山口中央高校)
October 29, 2024 at 12:11 PM
芸術総合「くちびるは語らず」
ハンナが相続した莫大な遺産の海外流出を避けるべく、彼女と復縁するよう指令を受けた元恋人のダニロ。
序盤の酔っ払った姿も、動揺したり意固地になる姿も全て絵になるダニロの存在感が抜群。ハンナとの掛け合いの安定感も出色だった。
公使と結婚しているものの、想いを告げる元恋人のカミーユに心動かされるヴァランシエンヌ。彼女の儚さを感じる雰囲気も魅力的だった。立場上は危うい関係だが、不思議と気品を感じる。「浮気される方がマヌケ」というブラックジョークを見れるとは。
ダニロとカミーユの気の置けない関係性を感じさせる会話も好きだった。
March 13, 2024 at 12:56 PM
芸術総合「ビリーブ!」
ままごとが好きなアイは、ある日言葉を喋る人形を拾う。
無邪気な少女たちや人形との会話から、次第に世界の残酷な姿が見えてくる。
劇中で語られる人形たちの造形も見事。特に歌う人形の少し固さのある動きなどゾクリとするほどリアルだった。
人形を抱くという行動ひとつで、心を揺らしてくるのが凄い。最後のあの人形を抱き締めていいものか、ハラハラしてしまった。だからこそ、その後の安堵は大きい。
そしてタイトルが結末を暗示しているようにも思えた。
March 13, 2024 at 12:54 PM
芸術総合「D LOVER~エメラルドの都の真実~」
かかしが治めるエメラルドの都に進軍する反乱軍の将軍ジンジャー。
以前にも観劇したことのある演目だが、裏主人公とも言うべきジンジャーの過去などが掘り下げられて一層面白くなった。殺陣の迫力も満点だが、一歩間違えばとんでもない悲劇だったのか。
謂われなき罪で父と共に追放され、それでも修道院で出会った友人たちと共に行方不明となった旧友を探すため奔走する。その悲痛なまでの覚悟と決意が胸を打つ。部下たちとジンジャーの独特の距離の近さも胸に落ちた。
March 4, 2024 at 10:54 AM
城東「シャングリラ」
開演前から上がっている緞帳。舞台上では劇場と思しき座席に座った役者たちがこちらを見つめている。やがて音もなく客電が落ちると、役者たちは思い思いに観ていた劇の感想を語り出す。
配役や細部の設定が変わり繰り返される場面。声で奏でる地下鉄の音が不気味に響く。
やがて描かれるのは、劇団を立ち上げながらも運営に苦闘する座長の姿。
互いに観劇し合うだけの閉鎖された環境と語られる高校演劇の世界。しかしそれはノルマのため身内にチケットを売る今と何が違うのだろう。むしろ上演にのみ打ち込めた高校時代は、キラキラと輝いていた。
February 12, 2024 at 8:26 AM
近畿大学附属広島福山校「近大福山高校演劇部」
大会に向けた上演の準備をする近代福山高校演劇部の日常。
ノンフィクション風フィクションとでも言うべきか。脱力気味の会話だが、中国大会からさらに磨かれている。普段は無表情気味な李さんが素で笑っているような表情が好きだった。
音響や照明の台詞をマイクで直接言うことで、なんと着替えが間に合わなくてもやり直せてしまうという…笑
中国大会ではセットし忘れていた殺虫剤が、今度は上手く取り出せず結局上手くいかないのが個人的にツボにはまってしまった。
February 12, 2024 at 8:25 AM
光「わがババ in my way」
3度目の観劇。
海野くんとKちゃんが親しくなっていく様は何度見てもいい。佑によるKちゃんのモノマネの完成度がかなり高くて笑ってしまう。
Kちゃんの元で反発しながら育ったからこそ彼女とは違った空気を纏う娘2人と、性質をしっかり引き継いだ孫の佑という関係がリアル。
改めて見るとKちゃんが倒れた場面は最初から声に力がなかったようにも。それで気がつけというのも無理な話だとは思うが。
Kちゃんの死後、母にそっと寄り添う父の姿もじんわりと胸に染みる。
作リエイターとしての魂が次の世代に受け継がれていく姿も印象的だった。
February 12, 2024 at 8:25 AM
市立広島商業「風の電車」
戦時中、路面電車の運転を勤めた女学生たち。
これまで以上にエネルギーが伝わってきた。躍動する身体、伸びやかな歌声、そして晴れやかな表情。素晴らしいアンサンブルを見ているだけで涙が滲んでくる。
夏恵の運転の酷さに教官の感覚も麻痺し始めているのが面白い。
原爆の悲劇のみでなく、そこから復興に向けて立ち上がる人々の姿に胸を打たれる。何もかも無くしても、意地とプライドを胸に電車を動かしてみせる。そうした先に今の広島があるのだ。
当時を思い出す表情が穏やかなのは、そこに彼女の青春があったからなのだろう。
February 12, 2024 at 8:24 AM
三刀屋「三月記」
答辞に自作の短歌を入れるよう持ちかける先生。
卒業式の日に屋上から飛び降りようとする鈴木と、彼女に声をかけた佐藤。学校にいないのが当たり前のように過ごしている、その事に対して佐藤が抱いた罪悪感。自己満足でも、その行動がどれだけ鈴木の心を動かしたことか。
それなりに注意深く見ていたけれど、最後まで先生の内にある影に気付くことは出来なかった。それでも、遺された者へ与える傷は大きい。それを考える余裕すらなくなったからこその行動なのだろうけれど。
短歌に込められたもうひとつの思いが浮き上がるのは鮮やかだった。
February 12, 2024 at 8:23 AM