2025年の美術鑑賞、今年こそまとめたいな〜

国立新美術館でブルガリカレイドス観てきたので感想など。
絶対混んでるから土日はやめとこ〜と思っていたのに同館でやっている時代のプリズムが見たかったので普通に土日に行ってしまった。
が、思ったより全然混んでない。
日時指定してるからというのもあると思うけど、昼に当日の予約が余裕で取れるレベル混雑具合なので、以前やっていたイブ・サンローランとかと比べると本当に空いている、いやなんで？？？
到着した時は（ちょうどだったので）若干並んではいたが、ある程度人数見て入れてるので特に入り口で溜まる、みたいなのもコントロールしていそうな感じ。
最前で見るには並ぶけど、まったく見えないというのはない。

オペラシティで今津景見てきた〜！
絵画メインだろうと思っていたので、正直そこまで混まんやろと思っていたら、わりと写真映えする感じの立体あり＆結構外国語が聞こえてきたので海外で人気あるのか？ということころもあり、想像の３倍ぐらいは混んでいた気がする。（チケット売り場でも若干待ち時間が発生したし、ロッカーもほぼ埋まっていた）

坂本龍一展、坂本龍一＋中谷芙二子+高谷史郎の《LIFE-WELL TOKYO》霧の彫刻 ♯47662が本当に良かった。
映画のミストみたいに自分がどこにいるのかどこに向かってるのかもわからずフラフラ歩いているうちになにか怖いものが霧の向こうから出てきて食べられるんじゃないかとふと思った。

前から行きたいと思っていた岡本太郎現代芸術賞は、大型立体作品が多くてめちゃくちゃ面白かったし、VOCAも毎年毛色が違って今年も面白かった。併設ギャラリーでやっていた小西真奈も爽やかで、府中美の個展は行きたい。
ここは未来のアーティストたちの眠る部屋となりうるのか？は横トリで感じたアートはどこまで社会と接続するか？みたいなところを強く感じるなどした

2024年の美術鑑賞についてまとめる、一々感想でも書こうと思っていたがなかなか書けなかったので。
2024年は年明け早々、都現美に行ったが（去年も行ったので2回目）、この時期の都現美は豊嶋康子もMOTアニュアルもMOTコレクションもめちゃくちゃ良かった。

四国村めちゃくちゃ良かった〜。時間の関係で全部回りきれなかったのでそのうち再訪したい

越後妻有のボルタンスキーをやっと見に行きました
#echigotsumari #theniigata

国立西洋美術館のここは未来のアーティストたちが眠る部屋になりえてきたのか？は、飯山由貴の内覧会のデモも含めての展示だったのかな、と思っていて、今を生きるアーティストを西洋美術史の流れの先に持ってくると同時に、今の問題に無関心で来た国立美術館の責任、みたいなところも感じたりなどした。

横浜トリエンナーレは前回から行き始めたけど、今回も相変わらずテーマが難しく、というか、全体的に前提知識（歴史や世界情勢等）がないとそもそも理解ができないタイプの作品が多くて、なかなかハードルが高いな……と思った。他の芸術祭に比べて、なんというか海港都市の矜持なのか、作品の主題が社会への問題提起である場合がすごく多い気がする。魯迅の著作からテーマを引き、宇露戦争を始め、ストライキ、紛争、移民問題やジェンダー問題等、今の世界に存在する様々な問題を取り上げながら、その中でも人は連帯し、これほど真摯に問題を考えている人たちがいるんだなあ、というところに希望を感じたりなどした。

目黒区美術館の青山悟 刺繍少年フォーエバーも、歴史的に女性が担ってきた手工芸（刺繍）を男性作家が表現技法として選ぶこと、コロナ下における作品を通しての人との繋がり、美術史における名作の刺繍絵画による再生産、とか社会との繋がりを強く感じたな。まず入口に地域の小学生との共作があったのも影響しているかもしれない。

国立新美術館の遠距離現在を駆け込みで見てきて、時間が全然なかったので駆け足の鑑賞になってしまったのだが、最後の方にあったティナ・エングホフの孤独死した人間の家の写真が、（実際にはそこで亡くなった訳では無い場合もあるけど）不在だからこその存在感みたいなものがあって、こういう誰とも繋がらないで生きてく場合の終わりについて最近ぼんやりと考えている。

久しぶりに確認したけど、はー、なるほど……アカウント二つ作れるし、リストも作成できるんだ

特に書くこと無いな……