胃薬を飲む
胃薬を飲む
ダイアリーみたいに、自分だけの本にできたらいいな。1冊でいいから。
ダイアリーみたいに、自分だけの本にできたらいいな。1冊でいいから。
地区センターに併設された分館で、蔵書としては少ないけれど、越してきた当初私はとても大喜びした。
ところが最初に数冊借りたきり、出不精の私は足が途絶えてしまった。
そして、いくつか抱え込んでいたアレコレにようやく目処がついた今年の春。久々に図書館で本を借りてきた。それからとにかく何かを連続で借り続けている。
昨日は水草の本を。今日は料理と詩集を。
そうすると、外に出る理由ができる。ほんの少しの遠回りで畑の前を通り、川べりを歩いて図書館に行けるのだ。
地区センターに併設された分館で、蔵書としては少ないけれど、越してきた当初私はとても大喜びした。
ところが最初に数冊借りたきり、出不精の私は足が途絶えてしまった。
そして、いくつか抱え込んでいたアレコレにようやく目処がついた今年の春。久々に図書館で本を借りてきた。それからとにかく何かを連続で借り続けている。
昨日は水草の本を。今日は料理と詩集を。
そうすると、外に出る理由ができる。ほんの少しの遠回りで畑の前を通り、川べりを歩いて図書館に行けるのだ。
這い上がる気力も湧いてこない。
なにもしたくない。
なにもかんがえたくない。
なにもいらない。
這い上がる気力も湧いてこない。
なにもしたくない。
なにもかんがえたくない。
なにもいらない。
居心地の悪さと何もかもが間に合っていないような焦燥感。
やることをひとつひとつ。
そう思うのに、できないことに困ってばかりいる。
悪いところばかりいつも見えてる。どうしてそうなんだろう私はこんななんだろう、他の誰かみたいにできないんだろう。
いつもそう自分を見つめてる自分がいる気がする。
私がなりたい私はとても遠い。
居心地の悪さと何もかもが間に合っていないような焦燥感。
やることをひとつひとつ。
そう思うのに、できないことに困ってばかりいる。
悪いところばかりいつも見えてる。どうしてそうなんだろう私はこんななんだろう、他の誰かみたいにできないんだろう。
いつもそう自分を見つめてる自分がいる気がする。
私がなりたい私はとても遠い。
品のある光沢、ゆるやかで計算されたドレープ。どちらも凝ったデザインなのだけれど、けして奇抜ではなく、洗練された一品だった。
お値段もそれなりだったので購入には至らなかったけれど。
帰宅してからもまだときめいてしまう、本当に素敵な服だった。
品のある光沢、ゆるやかで計算されたドレープ。どちらも凝ったデザインなのだけれど、けして奇抜ではなく、洗練された一品だった。
お値段もそれなりだったので購入には至らなかったけれど。
帰宅してからもまだときめいてしまう、本当に素敵な服だった。
曇り空は、園内を歩くうちにぽつりぽつりと雨粒を落とす。予報通りの雨に、持ってきた傘を広げた。
初めて訪れた植物園は思っていたより広く、またゆっくり歩くには閉園まで時間もない。
見たいところを中心に歩きながら、花の写真を撮る。
匂いが替わる。匂いの元を探すように木々に近寄るけれど、分からいまま閉園の音楽が鳴った。
曇り空は、園内を歩くうちにぽつりぽつりと雨粒を落とす。予報通りの雨に、持ってきた傘を広げた。
初めて訪れた植物園は思っていたより広く、またゆっくり歩くには閉園まで時間もない。
見たいところを中心に歩きながら、花の写真を撮る。
匂いが替わる。匂いの元を探すように木々に近寄るけれど、分からいまま閉園の音楽が鳴った。
今日は気持ちよい晴天だったし、ベランダを開けて覗いたら闇に月が輝いてた。
明るい月夜。
今日は気持ちよい晴天だったし、ベランダを開けて覗いたら闇に月が輝いてた。
明るい月夜。
洗濯を回して、干して畳んでしまう。
鍋を洗い、米を研ぎ、夕食を作る。合間にradioを聞いて、刺し子を進める。
今日はあまり考えることをしたくなかったので、あれもこれもはせずにゆるやかな一日を。
大事にできなかったりが多い自分を静かに撫でるようなそんな水曜日。
洗濯を回して、干して畳んでしまう。
鍋を洗い、米を研ぎ、夕食を作る。合間にradioを聞いて、刺し子を進める。
今日はあまり考えることをしたくなかったので、あれもこれもはせずにゆるやかな一日を。
大事にできなかったりが多い自分を静かに撫でるようなそんな水曜日。
気力が底を突いている。
頭が回らなくてなにもしたくない。弱くて愚かで駄目な自分しか見つからない。
そうじゃない自分は、きっとどこにもいないんだろう。
気力が底を突いている。
頭が回らなくてなにもしたくない。弱くて愚かで駄目な自分しか見つからない。
そうじゃない自分は、きっとどこにもいないんだろう。
お祭り。太鼓、笛。母と友と並んで座る。姪の演奏。
小雨の降る中、花火という曲を聞いた五月の夜。
お祭り。太鼓、笛。母と友と並んで座る。姪の演奏。
小雨の降る中、花火という曲を聞いた五月の夜。
随分と時間のずれがあるのにそのままになっているところが我が家だなあと思う。
随分と時間のずれがあるのにそのままになっているところが我が家だなあと思う。
来て早々、母より頼まれて洗濯物を畳む。
玄関横の和室は、五月の風が廊下と地窓を渡って心地良い。
取り込んだ洗濯物の中から、高校の頃にお気に入りだったタオルが出てきた。
随分とぼろぼろになって破れて汚れているけれど、両親いわく畑仕事でどうせ汚れるんだからと今も現役のようだ。
あの頃は可愛いタオルなんてものは家にはなく、一番お洒落に見えたピンクのボーダー。
ねえ。久しぶりに会えたね。
三回折り畳んで重ねていく。
色違いのネイビーやバスタオルもあったはずだけれど、まだどこかに眠っているのだろうか。それとももう私と一緒で、この家からいなくなったのかしら。
来て早々、母より頼まれて洗濯物を畳む。
玄関横の和室は、五月の風が廊下と地窓を渡って心地良い。
取り込んだ洗濯物の中から、高校の頃にお気に入りだったタオルが出てきた。
随分とぼろぼろになって破れて汚れているけれど、両親いわく畑仕事でどうせ汚れるんだからと今も現役のようだ。
あの頃は可愛いタオルなんてものは家にはなく、一番お洒落に見えたピンクのボーダー。
ねえ。久しぶりに会えたね。
三回折り畳んで重ねていく。
色違いのネイビーやバスタオルもあったはずだけれど、まだどこかに眠っているのだろうか。それとももう私と一緒で、この家からいなくなったのかしら。