ぽちたろ🐶
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ぽちたろうの隠れ家⛺️🐶拙い絵置き場
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納配 #新書ページメーカー https://sscard.monokakitools.net/shinshobg.html
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。 付記に「make Me」と記載されています。 画像情報：generated by 新書ページメーカー / ユーザーアップロード画像 / フォント：源暎こぶり明朝 以下は本文の内容です。 　 　 「（……あれ？）」 　それは朝食を貰いに食堂に向かった時のこと。 　扉の前で鉢合わせた友人の顔を見て、ビクターは思わず瞬きをした。 「おや…おはようございます、ビクターさん。」 　彼の名前はイソップ・カール。 　この荘園で共に過ごす仲間の一人だ。納棺師である彼は独特な死生観を持っており、どういう訳かビクターを納棺する事に一際強い拘りを持っていた。……納棺したい。それはつまり、死を意味する。冗談か本気か周りからは気をつけろと忠告されているが、別に彼に対して恐怖等は抱いてはなかった。彼の根は真面目で誠実な人だ。時折送られてくる手紙の文面からそんな人柄が伝わってくる。なぜだろうか本当に不思議と憎めない人物なのだ。なのでビクターにとって彼は〝変わった友人〟の一人……ただそれだけであった。 　 「どうかしましたか？　…あぁ、ひょっとして……」 　イソップは人差し指で自身の口元を指差した。そう、そこだ、とビクターは何度もうんうんと頷いた。 　今日の友人は、トレードマークと言えるマスクをつけていなかった。 「マスクですよね？　今日はしませんよ。」 　普段隠されて見えない口元につい目が向いてしまう。元より見えていた部分だけでも端正な顔立ちをしているなと思っていたが、顔全体が顕になるとその麗しさが一層際立つように思う。この変化を誰も見逃すはず がない。ここに来るまでに『今日はマスクはしないの？』と散々問われてきたことだろう。もううんざりだと言わんばかりにイソップは大きなため息をつきながら口元を手で覆った。 「…聞かなくてもわかるでしょう？」 　ビクターは苦笑した。…確かにわからないわけではない。 　―――　二月二十二日、今日は猫の日。 　イソップは普段からマスクをしている男であり、毎年この猫の日にちょっとしたイタズラを仕掛けられる被害者でもある。マスクの上から猫の口を描かれるという実に単純なイタズラなのだが、これが意外と似合ってしまうものだから、やった側としては非常に満足感が高い。 「…まさか、あなたも今年は描いてみたいなんて思っていないでしょうね？」 「（ギクッ）」 　図星である。 　実はビクターも落書きしてみたいと意気込んでいた一人だった。いつもイソップが囲まれているのを遠目で見ているだけだったが、今回は勇気を出して、騒ぎに便乗して仕掛けてみようと思っていた。 　しかし、今年に限ってマスクすらしてこないとは。 「まったく…もううんざりなんですよ。一年に一度とは言え、あんな風に囲まれて弄ばれるのは。」 　元より彼は対人恐怖症を患っており、人と関わり合い、騒がしくされるのが好きではなかった。悪い人達ではないとわかっているが毎年この扱いはちょっと…、そう思っていたそうだ。 　ビクターは少し残念に思いながら、ポケットの中の マジックペンを握りしめた。 　―――　しかし、すぐに別の考えが浮かんだ。 「今日はこのまま自室に籠っていようと思います。では……っ！？」 　その場を去ろうとするイソップの手を取り、食堂の中へと連れこむ。丁度今は誰も食事を取っていないようで、この明るく広い食堂に二人きりだった。ビクターはポケットから予備のマスクを取り出し、それを自分の顔につけた。そしてマジックペンをイソップに差し出した。イソップは首をかしげながら怪訝そうに眉をひそめる。 「……どういうことですか？」 　ビクターは椅子に腰掛け、そして自身のマスクをちょんちょんと軽く指でつついた。 「まさか…描いて欲しいのですか？」 　うんうんと頷きながら、指で丸を作ってＯＫのサインを出す。信じられない、あんなイタズラを自ら望んで受けたいだなんて。イソップは憂いや軽蔑や蔑みや哀れみ様々な感情を含んだ眼差しを向けながらしばらく考えていた。 「……はぁ、仕方ないですね。」 　イソップはしぶしぶとビクターからペンを受け取った。そして彼も椅子に座り、目を瞑りまだかまだかと待ちわびているビクターと正面から向き合った。 　キュポン。 　ペンのキャップを外し、イソップは慎重にビクターのマスクに線を引き始めた。 　キュッキュッ。 　マスクの薄い生地の上を、細く硬いペン先が鼻先や 唇を擦っていく。普段感じることのないむず痒い感触に、つい声が漏れてしまう。だが彼は夢中で描き続けていた。 　……彼に気づかれないよう、ほんの少しだけ目を開けてみる。 　最初は渋々といった様子だったイソップの表情が徐々に変わっていく。眉をひそめ、集中した目つきになり、…そして唇がわずかに動く。何かぶつぶつと呟いているが小さすぎで聞き取れない。あまり見つめ過ぎると彼に気付かれてしまうかも。ビクターは再び固く目を瞑り完成を待った。 　イソップはビクターから向けられていた視線に気づかないまま作業に没頭し続け、より細かい線を加え始めた。ヒゲの向き、口角のカーブ、影の入れ方……思いのほか真剣に仕上げようとしているようだ。 「　………。」 「（…どうしよう、ここまで本気になるとは思ってなかった。）」 　そんなビクターの思いを読み取ったように、イソップは少しむっとした声で答えた。 「僕に任せるって言ってくれたでしょう？」 「（そんなこと言ってないけどなぁ…）」 　まるで積年の恨みを晴らすかのようにイソップはマスクに猫の口（？）を描き続けた。 　 　 　ビクターは再び気づかれないようにそっと目を開けた。 　吐息を感じるほどに近い距離。きめ細やかな白い肌、恐ろしく綺麗に整った顔立ち。真剣な灰の瞳を縁取る長いまつ毛。そのまつ毛の一本一本まで数えられそうなくらい今は近くにある。イソップの素顔をこんなに
February 28, 2025 at 11:47 PM
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うーっ
やっと出来た…っ
ぶるしゅかで小説出すやつ…！
February 19, 2025 at 8:46 AM
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納配 #新書ページメーカー https://sscard.monokakitools.net/pagemakers/shinsho/shinsho_bg.php
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。 付記に「箱詰めラプソディ(納配)」と記載されています。 画像情報：generated by 新書ページメーカー / ユーザーアップロード画像 / フォント：しっぽり明朝Medium 以下は本文の内容です。 　イソップ・カールは人間が嫌いだ。 　特に他者の感情に振り回されるというのが嫌いだった。 　今日ご機嫌、明日は不機嫌。 　こちらから意図的に操作できず、振り回されるのはまるで天気のようだ。感情が天気そのものなら逆に良かったかもしれない。雨ならば傘を持てばいい。嵐なら外に出なければいいというように対策の打ちようがあるからだ。だが残念なことに人間の感情は天気のようにはいかない。近づいてみるまでわからない上、何かのきっかけで突然に豹変する。また感情と感情を晒し合えば衝突が起きる。 　……そう、まさに今がそんな状況だ。 　今この場にイソップを含むゲームの参加者四人が集まっていた。これからの荘園の過ごし方についての話し合いだ。監視の目の光らない所で彼らは〝声〟に出して話し合っていた。　 　ここに招待された者は何かしら事情を抱えている。だがこの状況を嬉々として受け入れている者はどのくらいいるだろうか。不可解なゲーム、一向に姿を現さない家主、歪なルールに縛られた終わりの見えない生活。 │││　不安、焦燥、苛立ち… 　各々積み重なったストレスがいつ爆発してもおかしくないほどに膨れ上がっていた。……それが今日だっただけのこと。自己という器の完成度が低い者から崩れていく。その点自分は成熟した器の持ち主だと思っていた。どんな状況に陥っても自分だけは冷静でいら れると思っていた……が、どうやら驕りだったようだ。一方的な言い分に歯止めが聞かず、つい自分も声を荒げてしまった。 　だから人間が│││　否、特に生きた人間が嫌いだった。 　溢れ出た感情は周囲を巻き込み、収集のつかない事態へと発展していく。そんな状況の中で一人、部屋の隅で犬を抱きながらこの嵐が収まるを静かに待っている青年がいた。きっとあの場で冷静に見ていたのは彼だけだった。この騒ぎに巻き込まれない為に出来るだけ存在感を消し、この場から逃れたい。だがその願いは神には届かず、議論に加わっていないことに気づいた一人が強い声で彼を叱責した。 　│││　ビクター・グランツ 　彼は町のしがないポストマンだった。大人しく、穏やかで優しい性格。だが纏う雰囲気からそぐわない他者との距離感を感じさせた。一目見た時から彼の纏う独特な雰囲気にイソップは惹かれていた。それはまるで恋にでも落ちたような衝撃。生きていながら死者に近いオーラを感じさせる彼こそが自分の追い求めてきた理想、彼を納棺することは使命│││　いや天命とも言える。 　誰にも奪わせない、傷つかせたりしない。 　だからこそ今、この怯える友人を守ってあげたかった。……できなかった。喧騒の合間、ほんの一瞬の静寂に自分の声が低くやけに鮮明に響く。その薄く鋭い言葉の切っ先が彼の心に傷を負わせた。 『　│││　っ！　』 　正直あの時何を言ってしまったのか覚えていない。感情任せに言ってしまった。その時の彼の大きく開か れた瞳孔の震えから、傷つけてしまったのだとすぐに理解した。 違う、あれは不本意だった、と。 あの発言をすぐに訂正したかったが、イソップがビクターの名を呼ぶよりも早く彼は部屋を飛び出していってしまった。 「ビクター・グランツ…か。」 　イソップ達と同じく荘園に招かれた客人の一人、この荘園の〝ルール〟に一番忠実な男。ビクターは喋れない。物理的に声がでない訳ではないが頑なに喋ろうとしない。喋らない上に誰とも視線を合わそうとしない。あの包み込むような暖かな眼差しは決して誰にも向けられない。彼の愛犬ただ一匹を除いて。たとえその眼差しが自分に向けられる事がなくとも構いやしない。だがこのままで関係が悪いままでいるのは嫌だ。せめてマイナスの関係からゼロの関係へ戻したい。自分の理想を叶えるために、彼と良好な関係を築いていたいのだ。 　…さて、こういった経緯から今イソップは自室に籠り、手紙と向き合っている。 　手紙にしたのには理由がある。まずこれが荘園でのルールに則っていること。手紙でのやり取りがここの〝正しい方法〟と認識されているからだ。そしてもう１つ、自分もビクターもお互い面と向かって話し合うのが苦手だということ。向けられる視線に恐怖感や嫌悪感を抱き、無駄な争いは極力避けたいと思っている。自分たちは最も話し合いに向かない人種だ。そんな共通点があるも含め彼の事を一際目にかけていたのだ。やっと見つけた価値観の近い人。彼と友人の地位を築いていたかった。 「（そう思っているのに…）」 　イソップは机の上の紙に目をやる。『ビクター・グランツ様』から先の文章がまだ真っ白のままだった。 「わんっ！」 　振り返ると、そこにはビクターの相棒である一匹の犬が立っていた。確か名前はウィックと言ったか。ウィックはくしゃくしゃになった紙をくわえながら尻尾を大きく振っている。 「……またゴミですか。」 　イソップが手を差し出すとウィックはその手の平に紙くずを乗せる。よだれを吸い込み若干しけたくしゃくしゃの紙くず。それをポイっとゴミ箱に放り投げた。このやり取りはもう何度目だろうか。 「……なぜあなたはこればっかり持ってくるのです？遊び相手なら他をあたって下さい。」 　たとえば君の一番の相棒とか、と。　そうもちかけてみても尻尾を振るばかりで埒が明かない。一つ大きなため息をついて、イソップは再びペンを握り執筆に勤しんだ。だがまた十分も経たないうちにウィックが同じ紙くずをくわえて戻ってくるのだ。 「……あなたもしつこいですね。」 　苛立ちを隠さない刺々しい態度を取りつつも、律儀に紙くずを受け取る。その時にチラりと見えたインクの汚れ。その紙に何か文字が記されているのに気づいた。……なんだろう？くしゃくしゃの紙くずを広げてみると見覚えのある文字が目に飛び込んできた。 『拝啓、イソップ・カール様 　先ほどははごめんなさい。ぼくは│││　…』 　乱雑な字だったが間違いなくビクターのものだった。ちなみにこの文章の続きはない。黒くぐちゃぐちゃに
February 19, 2025 at 8:44 AM
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フレミにゃ塗り方2種
December 25, 2024 at 8:54 AM
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初描きナヴィアたん
✧*｡🎄𝐌𝐞𝐫𝐫𝐲𝐂𝐡𝐫𝐢𝐬𝐭𝐦𝐚𝐬🎄✧*｡
December 25, 2024 at 8:49 AM
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恐れ多くも人様へ捧げた絵たち
(原神じゃないのもある)

昔はちゃんと色塗ってたんやで…
あれ……塗り退化してる私……？
November 12, 2024 at 3:07 PM
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ﾄｯﾓがﾌﾚﾐｯﾈ描いてくれるっていうから頑張って可愛いとこ説明しようと思ったけど無理だったやつ

ふ、古～～～
November 12, 2024 at 3:00 PM
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発掘したマジでど初期の絵
November 12, 2024 at 2:59 PM
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おじょミネムーブメントにのってた
November 12, 2024 at 2:58 PM
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アイコンに使ってる犬ﾐｯﾈ🐶
November 12, 2024 at 2:53 PM
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メイドﾌﾚﾐｯﾈ🥞☕️…💭
November 12, 2024 at 2:52 PM