『古今集』のことを調べていたら、ふと出身小学校の校歌の冒頭の歌詞を数十年ぶりに思い出した。「花と小鳥をこよなく愛し、友と互いに励まし学ぶ」という小学校にしては高尚な歌詞なのだが、この「花と小鳥」とは「花鳥風月」の「花鳥」のことだったんだな、と今にして気がついた。ちなみに、この校歌の作詞者は、サトウハチロー氏。氏の「ちいさい秋見つけた……すましたお耳に、かすかに染みた、呼んでる口笛、もずの声」なども「秋来ぬと目にはさやかに見えねども、風の音にも驚かれぬる」などの伝統を守ったものかもしれない。
『古今集』のことを調べていたら、ふと出身小学校の校歌の冒頭の歌詞を数十年ぶりに思い出した。「花と小鳥をこよなく愛し、友と互いに励まし学ぶ」という小学校にしては高尚な歌詞なのだが、この「花と小鳥」とは「花鳥風月」の「花鳥」のことだったんだな、と今にして気がついた。ちなみに、この校歌の作詞者は、サトウハチロー氏。氏の「ちいさい秋見つけた……すましたお耳に、かすかに染みた、呼んでる口笛、もずの声」なども「秋来ぬと目にはさやかに見えねども、風の音にも驚かれぬる」などの伝統を守ったものかもしれない。