#青い海はいつも晴れ
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10000byakuren.bsky.social
#dkmn夢
※リクエスト※
よもぎさん(@yomogi19924.bsky.social)から。
「颯とツーリングに行った話+颯のエージェント」で書かせていただきました。
颯らしい元気さと抜け目無さ。 #文庫ページメーカー https://sscard.monokakitools.net/pagemakers/bunko/index.php
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「@10000byakuren」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　※リクエスト作品※ 　夏の空、僕の海神 　 　 　エージェントの目の前に、颯からバイクのヘルメットが差し出される。 「はいこれ被って！　バイクに乗って乗って！」 「前の遊園地の時もそうでしたけど、唐突ですね」 　彼女は受け取りはしたが指示通りには被らない。想定済。 「前は完全なサプライズだったでしょ？　今日はちゃんと誘ったよ。『海へ行こう！』ってね」 「さっきの調査後にいきなり、ですけどね。私に予定があったらどうするつもりだったんです？」 　エージェントはいつも通りの調査用の格好……今時期夏仕様のパンツスーツにパンプス、胸元には父の形見の石が揺れる。腰まで届く長髪が艶やかで美しかった。 「私で駄目なら別の人をお誘い……って感じですか？」 　切れ長の黒い目が呆れて颯を見た。切り替えの早い颯を想定しているのだろうけれど、今日の彼は断られたら……など計画に入れていない。自信満々に指をＬ字にしてポーズを決める。 「ふふ～ん。僕の諜報力を舐めてもらっては困るよ！　君の今日の午後は空いてること、執事さんに確認済みなんだよね！」 　目元キラリ光るエフェクトが見えるようだと、エージェントは思った。また、演じるようなポージングが似合う人だとも。 「なるほど。だからこその自信なんですね。わかりました。私も意地悪が言いたかったわけではありません。お誘いお受けいたします。ツーリング楽しみましょう」 「うん！　しっかりエスコートするから任せて！」 　満面の笑みでヘルメットを被る颯の元気に乗せられる形で、エージェントもヘルメットを被った。 　 「風が気持ちいいね～！」 「……はい」 　都心部から走って海沿いを駆け抜ける。天気は雲のある晴れで、太陽が出ていれば暑いけれど、雲がかかるとバイクでは少し涼しい……毎日の灼熱を思うとツーリングをするのには嬉しい天候だった。 　バイク特有の風音で声を張り上げなければまともに会話ができないので自然と口数は少なくなるが、同じものを見て感じているのだと互いが互いにわかる。 　まるでひとつであるかのように、ぴったりとくっついているからだろうか。心溶けたように思う。海面の光が、眩しい。 「もうちょっと飛ばせるから、捕まってて！」 「っ！」 　速度としてはルール内ではあるが、一段と速くなったスピードにエージェントは指示されるまでもなく自然と両手に力が入った。 　運転手の颯は一瞬だけ腰に回る細い手を見る。 「（う～ん、従順。安全のためとは言え心配になるな……なんて）」 　下心だけど許してねと、颯は胸の高鳴りのままに駆け抜けていった。 　 「誰もいない砂浜最高！」 「もしかしてまた貸し切りました？」 「違うよ、これは偶然」 「そうですか。幸運に感謝ですね」 　バイクを駐車できる路肩に停めて、まるでプライベートビーチのような砂浜を二人歩く。颯はエージェントのパンプスを心配したが、彼女は「ここまで来てそれはないでしょう」とざくざく歩いていった。そういう豪胆さも、結構好き。 　颯の眼前には、青い空と白い雲、凪いだ海と白い砂浜、そして大事なエージェント。 「……綺麗だね」 「そうですね」 　エージェントの目に写る景色と自分のそれとは決定的に違う。颯は愛しく目を細めた。
September 6, 2025 at 3:23 PM
uminomizuki.bsky.social
#青春に咲く_空を舞う
#青春に咲く_卒業式

潮満ちてこの大海をいざ往かん

#青い海はいつも晴れ
February 28, 2025 at 3:41 PM
taiyaki-scream.bsky.social
なんかこうパーッと晴れてて一面の青い海！ってのが見たい
毎年島に行ってるくせに全然晴れに当たらない
なんかいつも曇ってんだよな
January 14, 2025 at 6:26 AM