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映画とブラジル音楽が好きです。ノー残業で映画を観たり、ライブへ行くのが楽しみ。 Amazonアソシエイト・プログラム参加者。
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レイトショーはジミヘンのドキュメンタリーでした。この回も割と人は入ってました。続いてもらえるように定期的に通おうと思います(笑)
OttO行かれたのですね!私も昨日のレイトで観に行きました。私は自転車で行ける距離なので大宮にミニシアターができたのは大変ありがたいです。
ジミ・ヘンドリックス『エレクトリック・レディ・スタジオ:ヴィジョン&アトランタ・ポップ・フェスティヴァル1970』鑑賞。前者の作品はスタジオができる背景から工事中の難航した状況、ジミヘンの急逝後のスタジオの維持を関係者のインタビュー中心。ジミヘン自体の映像素材はほぼ無いため音楽史やスタジオ音響の関心が無いと敷居が高いのか鼾をかいて寝てる人も。。カーリー・サイモンのデビューアルバムが録音されヒットしたのが大きかったようなので彼女の曲もかけて欲しかった。後者のライブ作品については有名曲が矢継ぎ早に演奏され、ジミヘンの絶頂期を体験。ギターを爪弾く手元や横顔のアップもあるため観客も乗り乗りでした。
TIFFはライカート、ビノヒュ、パトリック・タムを確保。
『ワン・バトル・アフター・アナザー』鑑賞。長尺ながらもヴィスタビションによる画面を存分に堪能した。革命を志向するフレンチ75というグループでの行動は『ミュンヘン』を思わせるし、ラストのカーチェイスは『激突』なので、スピルバーグが絶賛というのも納得。ディカプリオの人間臭さが板についた芝居は見事で、ド頭からクレイジーなショーン・ペン、凄まじいスピードでの疾走が鮮烈なテヤナ・テイラーなどキャラの濃い役者陣が的確に配置されていた。着地についてはペルフィディアの両義性を考えると少しウェルメイド過ぎるかも。
『グランドツアー』鑑賞。アジア各地で撮ったドキュメンタリー的な光景とフィクション部分が渾然一体となった構成。時代設定の飛躍やモノクロとカラーも織り交ぜる辺りはミゲル・ゴメスらしい手法だけど、いつもの法螺話的なユーモアよりは1918年の植民地主義という軸があるためか些か生真面目な生硬さを感じた。横転した列車から蒸気が立ち上るショットやモリーがダンスする場面は良かった。
Gia Margaret@自由学園明日館。フェルトで覆った様なアップライトピアノと電子音やミュージック・コンクレート的なサウンド・コラージュの組み合わせによる静謐な雰囲気の演奏だった。『Romantic Piano』からを中心にしながらも、自身のボーカル曲では囁くようにひっそりと歌う姿が印象的でヴォコーダー的な音の処理も施される。新曲のお披露目や高木正勝のゲスト参加で会場が盛り上がりつつ、アンコール1曲を歌い1時間強にて終了。小さな声でポツリと話すMCでチャーミングなお人柄でした。
「体感的には8割位は」でした。
『ザ・フー キッズ・アー・オールライト』鑑賞。体感的には割位はライブ映像か録音などの演奏場面が初期から70年代後半までシャッフルされ、ライブの狭間にインタビューが挿入されてる感じ。腕をぐるぐる回しぴょんぴょんと跳ねるピート・タウンゼントのギターパフォーマンスや、破天荒ながらも驚くべきドラミングのキース・ムーンの姿が存分に味わえ映画館で観る満足度は高い。ライブ最後にギターやドラムを破壊するアナーキーさは今見ても衝撃的。「Magic Bus」のライブ収録やストーンズのRock And Roll Circusでの「A Quick One」、「Who Are You」の録音風景が観られて良かった。
『SHARING アナザーバージョン』鑑賞。先日の新文芸坐の『SHARING』へ来た人限定で、映画の終盤で演劇の公演をする立教大学新座キャンパスの教室での上映。1回目の演劇のリハーサルの場面が劇場公開版より長く、演技指導はちょっとリヴェットの映画を思わせる生々しさがあった。決められた台詞通りだったのかアドリブもあるのかを質問したかったけど聞けずにいたら、監督が自ら説明してくれた。ある程度の方向性は決まっているがテイク毎にその場の雰囲気で発せられる台詞もそれなりにあったとのこと。
『Actually...』は特典のMV観たさにシングル買ったクチですが、雑誌の特典で『ココロ、オドル。』のDVDも昔観たのを思い出した。最早DVDはどこにあるのか探せそうにないので、こちらも機会があれば何処かで上映して欲しいな。
『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』鑑賞。スタジオ撮影が中心で完璧にコントロールされた映像と荒唐無稽な話の展開に、ただ画面を見続けるほかない。細部を把握しようとするものの既に次の展開へ進んでいる相変わらずのスピーディーさ。シンメトリックでカラフルな美しいショットに対し、以前のウェス・アンダーソンにはあったであろう叙情性も排したホークス的な遊戯性の徹底ぶりに驚かされる。
9/20にオープンしたALMA BOOKS & COFFEEへ。所狭しと陳列された映画と音楽を中心とした品揃えの充実ぶりに色々な本を手に取ってしまう。サブカルチャー全般への目配せが行き届いているので、ブックガイド的なものを探している人からマニアまで楽しめると思います。BGMには店主自らコレクションのレコードを掛けてくれるし、コーヒーも飲めるので過ごしやすい空間でした。私が購入したのはこちらの3冊。
www.instagram.com/almabooksand...
『マリアンヌ・フェイスフル 波乱を越えて』鑑賞。61分の短いドキュメンタリーながらも内容は濃厚だった。まずは映画制作時でのマリアンヌ・フェイスフルのライブやインタビューが見られるが、気難しい面がありつつも堂々たる歌いっぷりに目を奪われる。デビュー当時やミック・ジャガーと付き合っていた頃だけでなく、その後の辛い時期も丁寧に取り上げていて驚きの人生だった。「Broken English」は凄い曲ですね。
『バード ここから羽ばたく』鑑賞。アンドレア・アーノルドらしい手持ちでブレのある力強いショットで、思春期の少女ベイリーの動向や父親役のバリー・コーガンから目が離せないし、人間の俗にまみれた感じと対比するように動物や昆虫や草木の無垢さとのギャップが魅力的に撮られている。とりわけ草原でつむじ風が吹き抜ける場面での何かが起こる前兆のようなショットで素晴らしかった。新たな試みとしてマジック・リアリズム的な要素が取り入れられるものの、余り説得力を持たずに終盤を迎えてしまったのはちょっと残念でしたが、概ね面白かったです。冒頭の金網での場面はハーモニー・コリンの『ガンモ』から来てるのかな。
ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ@東京都写真美術館。『ポルトガルの別れ』上映前後に2回観てきましたが、噂通りの暗さでまるで洞窟に入っていくような感覚。《火の娘たち》のスクリーンでの二重写しとか先日のゴダール展を思わせるが、こちらの方がコンセプトも含めてより洗練されている様に感じました。ナディッフで『カーボ・ヴェルデのクレオール―歌謡モルナの変遷とクレオール・アイデンティティの形成』という珍しい研究書を購入できたのが収穫。
『ポルトガルの別れ』鑑賞。確かに『東京物語』まんまなカラー・パートがあるものの、モノクロで撮られたアフリカでの戦地のパートが交互に入るため、テイストの断絶みたいなものがあり独特な印象。リスボンのカフェで黒人の男性が大音量でラジカセを鳴らしている場面はペドロ・コスタの映画みたいだった。書割の様に整えられた室内ショットとズーム、雄弁な顔や靴を捉えたショットが素晴らしい。ホルガー・シューカイの「Persian Love」がチラッと流れてたのはちょっと興奮しました。
『海辺へ行く道』鑑賞。ショートムービーの様に話が分かれていて、第一話だけだとこのノリで行くと間延びしそうで不安だったけど、原作の漫画を意識してなのか、各ストーリーよりも更に些細なエピソードを積み重ねる事で、多数の登場人物の個性や関係性に厚みが増していく構成の巧みさにすっかり取り込まれてしまった。中学生の子供が皆素晴らしく、脇役の演劇部の子供たちも含め演出が冴え渡っている。この何とも言えない絶妙なユーモラスさは、90年代のDRAMADASとか『稲妻ルーシー』辺りの映画美学校っぽい系譜な感じもする。
金曜日に風邪を引いて病み上がりなので、何とかゴダール展のみ最終日に駆け込み。本当は『パート2』を観てペドロ・コスタ展も行きたかった。冒頭でゴダールによるビデオ映像で説明された様に『イメージの本』の構成に合わせて2Fから4Fまで区切られてたので分かりやすいインスタレーション。3FでIsadoraというソフトでランダムに素材が選ばれてるのが分かる。女性も含めて結構若めの人が多かったので映画上映の形態よりも受けてそうな印象。それにしてもシオランの本が沢山並べられてたのには驚いた。
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JR柏駅前キネマ旬報シアターが、空調設備や配管など建物の基幹部分の老朽化により、閉館の危機に直面しているということで、リニューアル工事費支援のクラウドファンディングを始めています。わたしとしてもなくなると困る映画上映施設トップ5には入るので、ひとつ寄付して劇場スクリーンを貸し切って幻灯会を・・・現実にはコスト的に無理かもしれないですが、そのぐらいの魂の勢いで支援できればと思います。 cinefa.terraceside.jp/projects/3
この場所は街の宝物 みんなの力で映画館を未来へ - シネファ
はじめに...
cinefa.terraceside.jp
JAIHOの配信サービス終了のメールが来た。リュック・ムレ特集だけでも日仏で観られなかった分を再加入して観ておくべきかも。
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マックス・トラヴァース、ジョン・F・マンゾウ 編
北村隆憲 監訳
岡田光弘、池谷のぞみ、小宮友根 訳
『法のエスノメソドロジー:「生ける秩序」の法社会学』、8月25日配本、27日発売
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「法社会学の新たな地平をひらいたエスノメソドロジー研究の重要古典論文集、待望の完訳」
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『私たちの好きな八月』鑑賞。かなりの時間をドキュメンタリー中心に費やしていて雑多にフッテージが重ねられて行くけど、中盤から不意にフィクションの部分が立ち上がるのと、前半部分が思わぬ形で回帰するのが映画のイディオムを解体していて面白い。ドキュメンタリー部分も男女2人が話しているシーンに、双眼鏡から見たような横移動の風景(と音楽)を重ね合わせる人工的なショットがあったり、フィクションでも歌合戦で村人が歌でコミュニケーションするシーンの生々しさが混在するのが見どころ。あと背中のショットが美しかった。ポルトガルの歌謡曲が終始流れるけど、ロベルト・カルロスとエラズモ・カルロスの曲も使われていたみたい。
『ジュラシック・ワールド 復活の大地』鑑賞。シナリオ自体はご都合主義だと思うけど、ハリウッド映画はこの位の緩さでも成立する強引さであっても良いのでは。何が起きたのか分からないくらい早すぎる最近のアクションとは異なり、恐竜に追われているのに中々立ち去らない等の焦らせるような遅いアクションが良かった。子供と吹替版で観ましたが、スカーレット・ヨハンソンの声の声優がかなりの棒読みでビックリしたけど、やはり他でも同様の評価みたいですね。