鷲谷花
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日本映像文化史、映画学が専門です。著書『姫とホモソーシャル:半信半疑のフェミニズム映画批評』(青土社)。 翻訳『ワンダーウーマンの秘密の歴史』(ジル・ルポール著、青土社)。
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JR柏駅前キネマ旬報シアターが、空調設備や配管など建物の基幹部分の老朽化により、閉館の危機に直面しているということで、リニューアル工事費支援のクラウドファンディングを始めています。わたしとしてもなくなると困る映画上映施設トップ5には入るので、ひとつ寄付して劇場スクリーンを貸し切って幻灯会を・・・現実にはコスト的に無理かもしれないですが、そのぐらいの魂の勢いで支援できればと思います。 cinefa.terraceside.jp/projects/3
この場所は街の宝物 みんなの力で映画館を未来へ - シネファ
はじめに...
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みなさん山形ですね。ふたたびお会いする機会があったらよろしくお伝えください。気温低下にご注意を。
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「昭和残侠伝」シリーズの池部良の役名「風間重吉」は、戦前にソ連のクートヴェ留学から帰って日本共産党中央委員長になった風間丈吉と、漢字も読みがなも一字ちがい、というのがなんだか気になってたのですが、笠原和夫脚本「実録・共産党」の映画化が実現していたら、池部氏が風間丈吉役だったりした・・・?と、『実録・総評左転』の構想を練るついでにふと思うものの、〆切に向けて地に足をつけた仕事をするべき自分!
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山形には行けないのでせめて芋煮を作りましょう、と、里芋むきはじめたら、末っ子様がぬいぐるみを並べて「これからどうぶつコンサートで〜す!」といきなり宣言するので、ひとしきり吹替で歌い、「それじゃ次はおかあさんもどうぞ〜!」と振られて歌ったところ、学校持ち帰り端末で録音までしていて、事後に再生して聴きながら「どうぶつの子たちの歌声が・・・、全部おかあさんだわ」言うのですが、あなた今さら何をそんな。
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『スタントマン 武替道』観て、テレンス・ラウ劉俊謙氏は異性と愉快に交際(←狭義の「結婚を前提にー」というやつじゃなくて、「自治体と自治体」「国と国」まで含む広義の「交際」ね)する場面がもっと増えれば、「東宝好青年」宗家を襲名できる・・・、と考えては、だがいまの時代求められるのはそれじゃねえらしいんだ!と思い知るループにまたしても陥りかけたのでした
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テレンス・ラウ劉俊謙氏の、クセ、アク、アカといったものの限りなく薄いきれいなお顔に、「東宝好青年」のおもかげを見たりもしたのですが、今どきの映画の好青年は、好青年と好青年で仲良くするほうの需要が大きいらしく、「下心抜きで異性(年齢問わない)と楽しく会話できて遊べてなんなら一緒に歌ってくれる好青年」の需要って、今はあまりないのかな、と、いささか寂しく思うことたびたび。
Reposted by 鷲谷花
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らんたん・そさえてのzine「りんどう」を、京都府京都市にあるレティシア書房さんで取り扱っていただけることになりました。京都や近郊にお住まいの方にもぜひ読んでいただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
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タイトルは『実録・総評左転』のほうがダイナミズムがあるかなあ、国際映画祭出品時の英語タイトルは『From Chicken to Duck』で・・・、とかつらつら考えるより仕事しましょうね。「ニワトリ」はチキン野郎だからともかく、なぜ左転回した後が「アヒル」になるのか、今ひとつわかりませんが、「平和四原則」を掲げる以上「タカ」ではまずかろうし、「トンビ」ではあぶらげを盗み「カラス」ではゴミ漁りをしそうで、ほかに使える鳥があまりなかったのかもしれません。
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昔々、小学生の時分、母の仕事に連れられて山の宿に行き、母はフィールドワークに出て留守中、外は雨降りでやることがないので、宿の本棚から適当にマンガを抜いて読んでいたら、つげ義春「大場電気鍍金工業所」に突き当たった、という出来事が、その後の進路をけっこう左右しているような気がしないでもないです。床板の割れ目から腐敗した内臓を排泄する人が出てくる、マンガってそういうもの、と、そこで受け入れてしまったので。ほかに「紅い花」「沼」なども読み、つげ義春先生といえば思い出す八ヶ岳山中の雨。
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『ラストマイル』の「労働組合の組織なきストライキで経営側が労働者側の要求を全面受け入れ」ファンタジー展開で、みんな揃って「社会派」的な納得を得てしまうのは、いささか危ういと思い、ここは『実録・総評結成』を超大作として製作してだなあ、冒頭は「共産党フラクの専横を許すな!」「民同派打倒!」「ワーーー!」のワーワー群衆場面から始まるのだ、などと構想を練ったりもしたのですが、絶対お客さん入らないですね。そもそも女性の役が作れない。いっそ全方位から罵られる覚悟で、「民同左派代表・高野みのり」とか、大物を女性に変更してだなあ・・・(←〆切仕事しましょう)
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誰かが安全地帯の《瞳を閉じて》を歌うと、「ハァ?おめ瞳を開いたり閉じたりできるんか?ホレやってみ?あー、おめが今閉じたのは瞳じゃねえ、まぶただなあ、瞳は人間が閉じようと思って閉じられるもんじゃなかろうがよ」と責め立てにくる、「瞳を閉じて自警団」というネタを大昔思いつき、全く使いどころがないので封印していたところ、最近末っ子様がねこねこ日本史のアニメの歌の♪ひとみをとじて〜♪をよく歌うので、瞳を閉じて自警団も解禁、というか初披露することにしようか、と思いつつ、ねこの瞳孔は開いたり閉じたりしたかもしれない
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民主主義の政治の理想は「自分とはいろいろ違っている民の望みもかなえる可能性を広げる」だとしても、実際に政治に期待されるのは「なんか気に食わん奴らに痛い目見せる」ほうで、「よっしゃ痛い目見せたる待ってて」と思わせたほうが勝てる、となると、『生きる』が「名作」と讃えられることができた時代とはまことに儚いもの、人に夢と書いて儚い、とか思う今日このごろですが、「不治の病もの」としての感動がすたれないのかな。
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末っ子様「まだ門があいてないくらい早めに学校に行って、門があくまで空想にふけるのが楽しいの〜!」そーかそーか、楽しいなら何より、どんな空想? 末っ子様「斉木楠雄の超能力者の人グループにわたしもまじったら、どんなかな〜、って、ウフフ」・・・またしても意表を突くお答え、斉木くんに邪険にされて泣いちゃったりしない?
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黒澤明監督作品「おもしれー男」枠というと、『用心棒』の権爺(東野英治郎)は、実際おもしろいかおもしろくないかはともかく、三十郎(三船敏郎)には「へっへっへ、全くおもしれー男だぜ手前はよ」と言われてそうな感じはあります。権爺のヒロイン力には、(「べ、別にあんたの心配してるわけじゃないんだからね」ってほぼ言った!)(ちょっとだけスペシャルな手料理出してきた!)(さらわれて人質だと?!)と、要所要所で戦慄
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日本映画史「おもしれー男」の元祖は、若い頃の佐分利信じゃないかなあ、と思っていましたが、『七人の侍』の平八(千秋実)も、「おもしれー男」枠でスカウトされ、「おもしれー」ポテンシャルを発揮する前の突発事故で戦死して惜しまれるあたりも含め、重要人物らしいです。
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『大原社会問題研究所雑誌』第802号もオンライン無料公開が始まりました。拙稿「「1950年代の「ニコヨン」映像文化史」 ほか、前号と続けてお読みいただければ。 oisr-org.ws.hosei.ac.jp/oz/contents/...
大原社会問題研究所雑誌 詳細ページ |
oisr-org.ws.hosei.ac.jp
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末っ子様のベッドタイムむかし話で、「貧乏な若者は猫の額ほどの田んぼを耕してー」と長年語りつづけてきたのですが、「それって、こんぐらいの大きさ?」と手で囲んで尋ねてきたことで、長年「猫の死体ほどの田んぼ」だと納得して聞いていたことが判明して秋深しまだ暑い
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お誕生日プレゼントとして、末っ子様に「気合いの入った似顔絵」リクエストしたら、金髪に描いてきたので、リアル側からもそっちに寄せてくべき・・・?ハードル高いですね。
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『武替道』は最後の「観音菩薩が授けものを携えて降臨」というシチュエーションに、茶水さんが顔を出すタイミングにより、茶水さん加点がジャラジャラジャラジャラと入ったので、五つ星中の三十八星くらいでいいや
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やっと観ました『スタントマン 武替道』。董瑋先生のアクション演出は、「勢いまかせの暴走」と「端正で理詰め」がレイヤードな感じが魅力的、と思っていたら、ここでご本人が演じる役柄もそんな感じで、引け目と負い目に苛まれつつひっそり生きているかと思いきや、いきなり暴走スイッチが入る迫真の危なっかしさと、でも全体を理詰めで考えてそうにも見えるあたりの兼ね合いが、まこと面白かったです。テレンス・ラウ劉俊謙氏の毎度けっこう色合いが違う「好青年」ちから、今回も強かった。
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震災の年に生まれて14歳【下の兄ちゃんのお誕生日がきてついでに東日本大震災から何年経ったか実感するの句】
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奥多摩山村工作隊は、早稲田の学生が主力で定着してパルチザン訓練、ほか多摩美、東京芸大ら美大の学生がアジ・プロ要員で短期で派遣、という体制だったということで、勅使河原宏、桂川寛、山下菊二あたりのアジ・プロ活動が有名ですね
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数年前に《おくさまは18歳》の主題歌の節で、♪奥多摩の奥多摩の工作隊♪と山村工作隊のかえうたを作って歌っていたのですが、どっちもいまの時代を生きる日本人のみなさんの大多数には通じないさびしみ
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昨日のはがき書きはぼっち作業でしたが、前日にはけっこう遠方からサッフォーまではがき書きに来ていただいた方がいたということで、(わたしの関わる事業はことごとくあまり人が集まらない地味な成り行きに終わるさだめ・・・)というネガチブな展望を振り払う、ところまではいかないものの、ブラックがグレーになるくらいの光は頂戴いたしました。
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というわけで、最奥の席ではがきを書いております。「内閣総理大臣」とか「内閣官房長官」などは手だと書き慣れていない文字列のため、毎度そこはかとない緊張感に耐えつつ書き出します。
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本日14時から2時間ほどサッフォー店内ではがき書き作業をします。
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末っ子様と星のカービィのゲームをやっていて、「おかあさん、そこにまきむしトマトがあるよ!取らないと!」と言われて、アイヨー、巻き蒸しトマトね〜、取ったよ〜、と、あまり深く考えずに「巻き蒸しトマト」ということで受け入れていたのですが、思うにこれは「マキシムトマト」では?