セシール高見沢アルディ
cecilehardy.bsky.social
セシール高見沢アルディ
@cecilehardy.bsky.social
パリ・京都育ちの日仏英会議通訳者✦恋愛論の書き手。日仏ハーフ。言葉と感情の通訳者。恋は矛盾、でも生きる意味。現在、東京とパリを中心に同時通訳者・翻訳者として活動中。執筆活動もしています。バカンスは京都の古民家と南仏エクスのstudioで。
恋に疲れたあなたへ、風通しのよい言葉をお届けします。
Bonjour, çava ? 今日のUne petite idée sur l'amour

恋愛心理学的に見れば、人間が抱く愛は、常に何らかの「条件」に基づいている。相手の容姿、ステータス、優しさ、そしてあなたが相手から得る「利得」。無条件の愛は、人間には不可能な「神話」にすぎない。真の強者は、その条件を認識し、それを自分の関係構築に利用する。

ねぇ、あなたの「愛」は、本当に何の条件もないと言い切れる?それとも、その深層には、数え切れないほどの計算が隠されているかしら?

#無条件の愛は神話 #愛は条件付き #利得を認識しろ #幻想を打ち破れ#ラブ・ソフィスティケーション
November 12, 2025 at 11:23 PM
Bonjour, çava ? 今日のUne petite idée sur l'amour

「許せば前に進める」?それは、痛みに蓋をして、問題の根源から目を背ける行為。

恋愛心理学的に見れば、「許し」とは、相手の過ちを忘れることではなく、その過ちがもたらした「痛み」を、自己の記憶の一部として受け入れる、冷徹な認知の再構築なの。安易な許しは、相手に「また同じことをしても許される」という誤ったメッセージを与えるだけ。
#許しと逃避 #痛みの再構築 #安易な許し #ラブ・ソフィスティケーション
November 11, 2025 at 11:48 PM
Bonjour, çava ? 今日のUne petite idée sur l'amour

恋愛心理学的に見れば、愛情表現は、相手から「私もあなたを愛している」という返報性を引き出し、自己の承認欲求を満たすための「感情的な取引」。真の愛は、言葉の交換に依存せず、存在そのものが相手を照らすものよ。

ねぇ、あなたの「愛してる」は、本当に相手のため?それとも、あなたの飢えた承認欲求を満たすための、狡猾な戦略かしら? #愛情表現は取引 #承認欲求の偽装 #感情的な取引 #言葉は武器#ラブ・ソフィスティケーション
November 10, 2025 at 11:35 PM
「愛しているから信じる」?それは自分の目を閉じて、相手の背後に隠れる行為よ。

恋愛心理学的に見れば、信頼とは、相手の行動を完璧にコントロールできないことを受け入れ、その上で「リスクを許容する」という理性的な判断。盲目的に信じるのは、ただの現実逃避。真の信頼は、あなたがどれだけ相手を「管理」し、そして「許容」できるか、にかかっている。

ねぇ、あなたの「信頼」は、ただの願い事?それとも、リスクを計算した上での、冷徹な戦略かしら?

#信頼は管理の芸術 #盲目な愛は破滅 #リスク計算の知性 #コントロールできない愛はない#ラブ・ソフィスティケーション
November 9, 2025 at 11:43 PM
今日のUne petite idée sur l'amour

「そして二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ」?あれは、退屈な小説の最後のページよ。

恋愛心理学的に言えば、愛とは常に更新され、変化し続ける「進行形の物語」。結末を求めるのは、その物語の途中で、あなた自身が筆を置こうとしている証拠。真の愛は、終わりを恐れず、むしろその「未完の美しさ」の中に、永遠の可能性を見出すものよ。

ねぇ、あなたの愛は、もう読み終えられた物語?それとも、まだ次のページがめくられるのを待っている、スリリングな冒険かしら? #幸福な結末 #愛は未完の物語 #終わりなき冒険 #ラブ・ソフィスティケーション
November 9, 2025 at 12:27 AM
彼は確かに悟りを得たと言われる。
けれど、その悟りが他者にそのまま伝わることはない。
言葉に置き換えられた瞬間、悟りは劣化し、比喩と教訓へと変質する。

釈迦でさえ、人の孤独を完全に破ることはできなかった。
November 8, 2025 at 2:03 PM
結局、人は生涯を「自分自身の内部」に閉じ込められたまま過ごすのかもしれない。
自分という牢獄から外に出ることはできず、他者の魂に触れようとしても、そこには必ず透明な壁がある。

釈迦が見つめた孤独

釈迦はこの「人は本当は孤独である」という当たり前の事実を、誰よりも深く直視した人物だったのではないだろうか。

彼が出家し、苦行し、悟りを求めたのは、
人と人の断絶を越え、
「自分」という狭い殻から解き放たれ、
世界そのものと直接つながろうとした試みだった、と思える。

だがその試みは成功したのだろうか。

続く
November 8, 2025 at 2:03 PM
グローバルに生きるという幻想

現代は「グローバルに生きろ」と声高に言われる。
国境を越え、人と交わり、多様な文化に触れよと。

しかし、人は同時に複数の土地に存在できるわけではない。
どれほど世界が「繋がった」と言われても、実際には飛行機での移動に頼るしかなく、身体は常に一つの場所にしかいない。
映像技術やインターネットが発達した今でさえ、画面越しのコミュニケーションは、根本的な「共有」の感覚を与えてはくれない。

人は隣にいる人間でさえ、完全には理解できない。
それが家族であろうと、幼い頃から共に育った兄弟であろうと、心の奥底までは触れられない。

続く
November 8, 2025 at 2:02 PM
Bonjour, çava ? 今日のUne petite idée sur l'amour

「安定した関係が一番」?それは、愛に鎮静剤を打って、ゆっくりと死に至らせるようなものよ。

恋愛心理学的に見れば、人は予測不可能な**「刺激」にこそ情熱を感じる。安定とは、脳にとって「刺激の欠如」を意味し、それは緩やかな「飽き」と「無関心」**へと繋がる。真の愛は、安定の中にスリルを見出し、予測不可能な輝きを放つものよ。

ねぇ、あなたの愛は、脈拍の止まった静かな状態?それとも、予測不能なリズムで鼓動を続けているかしら? #安定 #刺激 #予測不能 #鎮静剤 #ラブ・ソフィスティケーション
November 7, 2025 at 11:15 PM