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1913年創業の総合出版社です。2023年5月開始。
Iwanami Shoten, Publishers.
【本日発売】「守破離」という言葉は知られている。型を守り、破り、離れる。しかしその内側は謎である。無数の仕掛けを秘めている。初心から成就に至り、また初心に戻る。師匠と弟子の関係も変化する。逆転を促す教えである。武道や芸道に限らない。「自己」を磨き、「学び」を問い直すための、仕掛けに満ちた知恵である。

西平直『守破離の思想』☞ iwnm.jp/061731
November 26, 2025 at 2:08 AM
【本日発売】ノーバート・ウィーナーから始まったサイバネティックスは、認知科学、政治学、哲学などを巻き込んで世代を超え展開し、「情報」という視点から世界を書き換えていきました。生成AIに至るコンピュータの進化を用意するとともに、生命とは何かという問いに答えようとした巨大な思想運動──その全容をあますところなく描き出します。

大黒岳彦『サイバネティックス運動 〈情報的世界観〉成立の理路』☞ iwnm.jp/061732
November 26, 2025 at 12:36 AM
【新聞広告】
11/15毎日新聞

谷川俊太郎『本当のことを言おうか 谷川俊太郎 精選対話1』
ユク・ホイ/原島大輔 訳『ポストヨーロッパ』
渡辺浩『たとえば「自由」はリバティか』
赤坂憲雄『いくつもの武蔵野へ 郊外の記憶と物語』

そのほか紹介書目はこちら
www.iwanami.co.jp/news/n117731...
November 21, 2025 at 6:22 AM
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『数学を生み出す脳』(中井智也 著、岩波科学ライブラリー) iwnm.jp/029732 の書評が人工知能学会誌40巻5号に掲載されました。評者は松井孝太先生です。
www.jstage.jst.go.jp/article/jjsa...
数学を生み出す脳/中井 智也|自然科学書 - 岩波書店
数学の能力のうち、他の動物と何が共通で、何がヒト独自なのか。数学的思考の起源は言語にあるのか。ヒトにとって数学とは何か。 中井 智也 著
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November 19, 2025 at 11:50 AM
【本日発売】トーリックトポロジーの基本精神は、空間のトポロジーをトーラス作用を用いて調べ、それを組合せ論の言葉に落とし込む、または組合せ論との関係を探ることである。本書はトーリック幾何をトポロジーの手法を用いて展開。異なる数学分野が交錯する題材を取り上げ、多様体の例を豊富に交え、トポロジー不変量を具体的に記述・計算する。〈岩波数学叢書〉最新刊。

枡田幹也『トーリックトポロジー──トーラス作用のトポロジーと組合せ論 』☞ iwnm.jp/029939
November 20, 2025 at 4:12 AM
【本日発売】大学の先輩が手書きで韓国語に訳してくれた吉本ばななの『キッチン』,茨木のり子の詩に重ねた民主主義への思い,ハン・ガンの初邦訳作品『菜食主義者』刊行の舞台裏――互いの国の物語をつないできた人々の情熱が,日韓文学の未来をひらく.出版社クオンの社長による,読むことへの愛と信頼に満ちたエッセイ!

金承福『本を作るのも楽しいですが、売るのはもっと楽しいです。──韓国の文学を届ける』☞ iwnm.jp/0617307
November 20, 2025 at 4:09 AM
【本日発売】天使がくれた箱を守りぬく男の一生、恐ろしい森の大男、ふしぎなユニコーンの角、掃除好きなおせっかい小人と散らかし魔の女の子のバトル、血の言葉を語る者たちの歴史、エルフや狼男……。ユーモアとホラーが織りなす、幻想的で美しい世界。金原氏が愛してやまない、ファンタジーの名手による9つの味わい深い短編。

ブルース・コウヴィル/金原瑞人 訳/橋賢亀 絵
『奇妙でフシギな話ばかり』☞ iwnm.jp/116058
November 19, 2025 at 7:54 AM
【本日発売】かつては「科学」と呼ばれた、占星術や錬金術、骨相学や優生学。今は「疑似科学」と呼ばれるこれらに、現在では創造論や心霊研究、「水の記憶」をめぐる主張なども加わっています。では、正しい科学とは? 本書では、擬似科学をめぐる数世紀におよぶ論争を振り返り、科学の本質を考え直します。否認主義が拡大する今こそ読みたい1冊。

マイケル・D.ゴーディン/隠岐さや香 監訳/平井正人、住田朋久、黒川尚子 訳
『疑似科学から科学をみる』☞ iwnm.jp/061728
November 19, 2025 at 7:52 AM
【本日発売】誰もが「ひと目で解きたくなる」数学問題集の続編が、新作25問で登場。「ピタゴラスイッチ」制作メンバーが魅力的な写真とグラフィックでおくる新しい分かり方が、今回も盛りだくさん。論理の組み立てを学び、思考のジャンプを体験します。変化の激しい社会に対応できる、しなやかな知性を身につけたい全世代の人に。

佐藤雅彦、大島遼、廣瀬隼也『新・解きたくなる数学』☞ iwnm.jp/005475
November 18, 2025 at 4:34 AM
【新聞広告】
11/8毎日新聞

小澤俊夫 監修/小澤昔ばなし研究所 編/小澤昔ばなし大学再話研究会 再話『生きものとのおどろきの話』
赤坂憲雄『いくつもの武蔵野へ 郊外の記憶と物語』
エルメス財団 編『Savoir&Faire 金属』
アーシュラ・モリー・ウィリアムズ/尾﨑愛子 訳/嶽まいこ 絵『ちいさなクリスマスツリー』

そのほか紹介書目はこちら
www.iwanami.co.jp/news/n117731...
November 17, 2025 at 5:27 AM
【本日発売】SNSやカスタマーレビューなど、大勢の人々の「今」をとらえたソーシャルメディアはテキストの宝庫です。玉石混淆のコトバの海から、いかにして価値ある情報を引き出すのでしょうか。テキストマイニングの基礎から、ソーシャルメディアならではの動向分析、評判分析そして信頼性評価まで、多岐にわたる技術をコンパクトに紹介します。

奥村学・高村大也『ソーシャルメディアアナリティクス』☞ iwnm.jp/029900
November 14, 2025 at 7:56 AM
【本日発売】岩波文庫、11月の新刊です。

伊藤左千夫『野菊の墓 他七篇』☞ iwnm.jp/310093
古矢旬・三浦俊章 編訳『アメリカ大統領演説集』☞ iwnm.jp/340361
莫言/井口晃 訳『赤い高粱(上)』☞ iwnm.jp/320471
フロイト/道籏泰三訳『続・精神分析入門講義』☞ iwnm.jp/336424
November 14, 2025 at 7:52 AM
【本日発売】馬どうしはもとより人とも絆を築けるのは、豊かに備わったコミュニケーション能力があるからではないでしょうか。顔や音声で多彩な感情を表現し、相手の些細な表情や声色の変化も見逃しません。空気を読み、仲間を思いやることもあれば、嫉妬もします。このかけがえのない相棒とよりよく共生する未来のために、動物心理学にできることは何でしょうか。

瀧本彩加『馬のこころ──人の相棒になれた理由』☞ iwnm.jp/029739
November 14, 2025 at 7:48 AM
【本日発売】谷川俊太郎が、詩について、歌について、朗読について、絵本について、翻訳についてどう考えたか。第二巻の対話者は、鶴見俊輔、河合隼雄、今江祥智、大江健三郎、長田弘、入沢康夫、小室等、野上彌生子の各氏。「思想の軸としての言語について」「心理療法と文学の共通点」「詩は自己表現ではない」「メロディーやリズムと一緒に提出されたときに輝く言葉」など、詩や文芸をめぐる根本問題を熱く真摯に語り合う。

谷川俊太郎『本当のことを言おうか 谷川俊太郎 精選対話 2』☞ iwnm.jp/061721
November 14, 2025 at 7:38 AM
【本日発売】11月の岩波現代文庫の新刊です。

渡邉雅子『納得の構造――思考表現スタイルの日米比較』☞ iwnm.jp/600490

柳田邦男『生きる力をくれた一冊の絵本』☞ iwnm.jp/602376
November 14, 2025 at 6:10 AM
<ポッドキャスト番組「ほんのタネ」を始めます>
小社刊行物の話題を担当編集者がお届けします。本の企画が生まれるところから伴走してきた編集者のトークが、みなさんの次に読む本、次の関心へとつながれば幸いです。

番組はこちら▼ open.spotify.com/episode/4DKM...

第1回で扱うのは『百武三郎日記 侍従長が見た昭和天皇と戦争』。昭和史研究の超重要史料公刊の意義を語ります。

番組は各種音楽配信サービスで配信中。
www.iwanami.co.jp/news/n117730...
ご感想はエピソードのコメント欄や、SNSで「 #ほんのタネ 」とともにご投稿ください。
November 14, 2025 at 4:35 AM
【新聞広告】
11/8朝日新聞

『世界』12月号
永井均『被爆者が眠る島』
小山美砂、笹島康仁、白石草、田井中雅人、古川恵子『被ばく「封じ込め」の正体』
ユク・ホイ/原島大輔 訳『ポストヨーロッパ』
渡辺浩『たとえば「自由」はリバティか』

そのほか紹介書目はこちら
www.iwanami.co.jp/news/n117731...
November 12, 2025 at 8:27 AM
【本日発売】自国の負の過去をなぜ/どのように想起するのか──。壁崩壊後のベルリンに誕生した、ナチズムの記憶を新たに刻むミュージアム、記念碑、パブリックアートの数々。「ヴォイド=空隙」が散りばめられたこの否定的風景に、集合的記憶を開こうとした人々の挑戦の軌跡を読み解きます。ベルリンという記憶の都市(ムネモトープ)の案内書。

安川晴基『想起のトポグラフィー』☞ iwnm.jp/023749
November 11, 2025 at 8:48 AM
【本日発売】海を見渡す丘の上にたたずむブランコ。そこには、いのちが、夢が、物語が、満ちている──。はしゃぐ子どもたち、夕日を見つめる老人、将来を夢見る少年……訪れる人びとのささやかで特別なひとときを、淡く輝く絵と詩情豊かな言葉で紡ぐ。人気絵本作家による静かな感動を呼ぶ絵物語を、作家・梨木香歩の端正な翻訳で贈る。総ルビ。

ブリッタ・テッケントラップ 作/梨木香歩 訳『ブランコ』☞ iwnm.jp/061727
November 11, 2025 at 1:56 AM
【好評新刊】広島への原爆投下直後、1万人もの被災者が運び込まれた小さな島がありました。広島港の南3キロに位置する似島(にのしま)。壊滅した市の中心部から続々と輸送される人たちで野戦病院と化したこの島は、遺体の埋葬場所ともなりました。被災者や救護者たちの手記や貴重な資料から、あの日からの数日が甦るドキュメント。

永井均『被爆者が眠る島──知られざる原爆体験』☞ iwnm.jp/271115
November 7, 2025 at 2:13 AM
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月刊誌『科学』2025年11月号
www.iwanami.co.jp/book/b101528...

【特集】光合成はどこまでわかったか
光合成という反応は古くから研究されてきたが,その全容はいまだ完全には解明されていない。近年,解析技術の進歩により,その分子レベルの仕組みや進化の道筋が明らかにされつつある。最新の研究を紹介する。

[特集目次]
● 光エネルギーを取り込む
光合成水分解反応の分子機構……沈 建仁

光合成の電子伝達反応──効率的な光の利用と過剰な光による傷害の回避……鹿内利治

光合成ステート遷移──協調する2つの光化学系……皆川 純
科学 2025年11月号|岩波書店
【特集】光合成はどこまでわかったか
www.iwanami.co.jp
November 5, 2025 at 6:35 AM
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【お仕事報告】

株式会社 岩波書店様より10月15日に刊行されました、
原 啓介先生の御本『確率は悩ましい──日常身辺の確率的諸問題』の、
カバーイラストと本文イラストを描かせていただきました。

確率の、とても身近で奥深いお話が満載です。是非!
【本日発売】私たちの周りには確率の言葉があふれており、自然と社会の多くの問題がこの言葉で語られます。私が結婚できる確率は? ギャンブルで勝つ方法は? ツキは存在するの?──日常に潜むさまざまな確率の問いはどれも興味深く、それと同時に悩ましいものです。いまだ新しく十分に理解されていない確率という概念の意味と考え方を探究します。

原啓介『確率は悩ましい──日常身辺の確率的諸問題』☞ iwnm.jp/029738
October 16, 2025 at 1:45 PM
【新聞広告】
10/18毎日新聞「出版案内10月」

『本当のことを言おうか 谷川俊太郎 精選対話1』
渡邉雅子『共感の論理』
茨木のり子/宮崎治 編『茨木のり子全詩集 新版』
行司千絵『装いの翼 おしゃれと表現と』
「大活字版岩波文庫」

そのほか紹介書目はこちら
www.iwanami.co.jp/news/n116936...
October 20, 2025 at 5:32 AM
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「岩波文庫百話」の第44話を書きました。

「全部もっている人」と題して、かつてある本に載った岩波文庫を全部持っている人リストを眺めております。

このリスト、その後更新している人はどこかにいないかしら。

ところで、岩波文庫の「全部」をどう見るかについては、私の見るところ、少なくとも二通りの解釈があります。

そしてどちらを指すかでハードルの高さも大きく変わったりします。

といったことは、また別の回「岩波文庫の全部とは」に書いてみるつもり。

*本連載の41話以降は「岩波web たねをまく」用に書いております。

tanemaki.iwanami.co.jp/posts/8880
第44話 全部もっている人
岩波書店が運営する、連載、新刊特集、イベントレポート、コラムなど本と本にかかわる世界を楽しんでいただくポータルサイトです。
tanemaki.iwanami.co.jp
October 17, 2025 at 6:13 AM
【本日発売】クリスマスイブ、貧しい農家のお父さんが、子どもたちのためにちいさなもみの木を見つけてきました。けれども、飾りは茶色いクッキーだけ。きらきら光る星やおもちゃでいっぱいにして、この家族をよろこばせたい……そう考えたもみの木は、植木鉢から根っこをぬき、雪の森へとかけだします。クリスマスの心をつたえる愛らしい絵物語。

アーシュラ・モリー・ウィリアムズ 作/尾﨑愛子 訳/嶽まいこ 絵
『ちいさなクリスマスツリー』☞ iwnm.jp/116057
October 16, 2025 at 7:23 AM