牧原 出
izurumakihara.bsky.social
牧原 出
@izurumakihara.bsky.social
東京大学先端科学技術研究センター教授。政治行政システム分野。投稿は四方山にわたる内容、低速で。https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/makihara/
高市政権が発足して少しずつ形が見えてきました。国会運営で真価が分かるでしょうし、参議院で官房副長官が機能せず、N国と統一会派を組むなど相当に混乱するでしょうが、現段階での状況は大体次のようなものかと見ています。もちろんいろいろ突発的な事態もあり得ますので、とりあえずの備忘録です。

1.初の女性首相であることが、刷新感を発揮しており、高い内閣支持率となっている。その期待感は相当なエネルギーとなっている。女性首相をくささないという雰囲気、そして推し活が一定範囲で出てきたこともあり、この支持率は政権がどんなに混乱しても底辺まで落ちることは当分はない。
November 8, 2025 at 4:33 AM
ポリタスTVにXでの書き込みを紹介していただきました。以下にこちらにも転記します。https://youtu.be/p1G55M4rPek
報道ヨミトキWEEKLY #222|臨時国会開始、維新藤田共同代表公金還流問題、ニューヨーク市長にマムダニ氏、オランダ総選挙で極右が議席大幅減……|ゲスト:浜田敬子(11/6)#ポリタスTV
YouTube video by ポリタスTV
youtu.be
November 8, 2025 at 4:32 AM
デイリー新潮にインタビューが掲載されました。https://www.dailyshincho.jp/article/2025/11050601/?all=1
「財務省の敷いた座布団に座ることになる」 自維連立合意書に滲んだ高市氏の“責任ある積極財政”の真相とは(全文) | デイリー新潮
調査によっては70%を超える支持率を示す高市新内閣。「ポスト安倍」の呼び声高い高市氏はその人事や政策に安倍元首相の影響が色濃く残る。…
www.dailyshincho.jp
November 5, 2025 at 6:49 AM
10月7日から日経FT感染症会議が開催されます。私は8日9時から11時までの分科会「資源の戦略的投入 ~新たなる危機への備えのために~」でモデレーターを務めます。

こちらからどなたでも視聴できます。
cdc.nikkei.com/view2025/
次のパンデミックを見据えた議論となりますので、どうぞご視聴下さい。
cdc.nikkei.com
視聴サイト | 第12回 日経・FT 感染症会議
今年は米国のWHO脱退や中東での紛争の拡大など不安定な国際情勢下にある中で、「国際連携」「情報とコミュニケーション」「イノベーション」「新たなる危機への備え」を主要テーマにあらためて有事におけるグローバルでの感染症危機対応、について議論を深めます。
cdc.nikkei.com
October 6, 2025 at 1:24 AM
10月1日の北海道新聞にインタビューが掲載されました。石破政権は岸田政権の延長としてとらえるべきで、岸田政権の「柳のような柔構造」を継承したとみています。https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1219123/
派閥崩壊、過渡期のリーダー 石破政権評価、東大・牧原出教授に聞く:北海道新聞デジタル
-石破茂政権をどう評価しますか。 「少数与党でありながら本予算を年度内に成立させ、トランプ米大統領との交渉では相互関税や自動車関税の税率を15%に抑えました。米価高騰対策として備蓄米を放出し、国民のニ...
www.hokkaido-np.co.jp
October 5, 2025 at 5:00 AM
10月5日のNHK総合『『日曜討論』に出演しました。https://www.web.nhk/tv/an/touron/pl/series-tep-GG149Z2M64/ep/32YX82LQJQ
新政権発足へ 日本が直面する課題は | 日曜討論
【NHK】自民党総裁選で見えた「日本の課題」とどう向き合う?専門家が徹底討論!▼日本経済と財政の先行きは?▼人口減少時代の日本のビジョンは?▼社会保障制度をどうする?
www.web.nhk
October 5, 2025 at 4:53 AM
10月5日の朝日新聞にインタビューが掲載されました。まさかの展開でした。これからもまさかが続きそうな予感です。
digital.asahi.com/articles/AST...
高市新総裁と日本政治 時代求めた指導者か、イデオロギーと板挟みも:朝日新聞
自民党総裁に高市早苗氏が選ばれ、臨時国会で憲政史上初の女性首相が誕生する公算が大きくなりました。政治に突きつけられた課題が山積するなか、新首相はこの国をどのように導くのでしょうか。明治から現在までの…
digital.asahi.com
October 5, 2025 at 4:49 AM
9月8日のNHK総合「クローズアップ現代」に出演しました。1分のコメントにも慣れてきました。番組はなかなかにシニカルで、中曽根青年局長を出したり、野田代表が朝読み込む新聞は読売新聞が大写しになったり。打ち合わせでそう指摘してみたら、皆笑って何も言わずというあたりでした。

www.nhk.jp/p/gendai/ts/...
石破首相辞任表明 政治はどう動く - クローズアップ現代
参院選での敗北後も続投の意欲を示していた石破首相が、一転、辞任の意向を表明した。決断の舞台裏に何があったのか。また首相の続投について賛否さまざまな意見を述べていた自民党議員らは、首相の決断に何を思い、今後政治が果たすべき役割をどう考えているのか。一方、政局の混乱の中で議論が停滞しているのが、物価高対策など暮らしに関わる政策課題だ。少数与党の状況が続く中、カギを握る野党はどう動くのか。
www.nhk.jp
September 9, 2025 at 2:52 AM
9月9日の朝日新聞にコメントが掲載されました。「継承が不確かになった」はわかりにくいという注文をつけたのですが、先方の趣旨でこうなりました。麻生、菅という元老であるべき首相経験者の振るまいを比較することに意味があると考えています。https://digital.asahi.com/articles/AST9836T3T98OXIE010M.html?iref=pc_ss_date_article
「聞く力を」「多様性認めて」政治学者、詩人、落語家が語る総裁選:朝日新聞
「党内分裂の回避」を理由に石破茂首相(自民党総裁)が退陣を決め、次の総裁選びに注目が集まっている。政権発足から342日目での退陣表明。少数与党で苦しい政権運営を求められた1年弱の石破政権をどう振り返…
digital.asahi.com
September 9, 2025 at 2:52 AM
記事にコメントしました。石破おろしの先は、自民党・与党の統治能力が野党並みにまで下がっていくこと都展望しています。あとは野党がむやみにオルタナへ走らず、石破政権の可能性を「継承」することとみています。
digital.asahi.com/articles/AST...
「石破おろし」でも内閣支持率上昇 自民へのぬぐえぬ嫌悪感が影響?:朝日新聞
石破茂首相の進退をめぐり、自民党内で動揺が広がっている。党勢低迷の引責論に基づく「石破おろし」が山場のなか、内閣支持率が上昇に転じ、首相の辞任を求める声も広がりを欠くからだ。溝が深まる党の論理と世論…
digital.asahi.com
August 18, 2025 at 3:02 PM
デイリー新潮のインタビュー記事です。裏金問題発覚後すぐに自民党は「民主党化」すると指摘してきましたが、だんだんその通りになってきたとみています。そして、地方の有権者に多いとしばしば自民党議員が述べる「まじめ」「まっとう」な有権者というカテゴリーを仮設的に立てて、いわゆる「ネット世論」に対置しています。現在世論調査で表れてきた「石破続投」支持もこうしたグループが生み出したという要因が多いのではないかとみています。

www.dailyshincho.jp/article/2025...
参院選大敗で自民党が「民主党化」する? 「石破退陣」の混乱で近付く自民が“与党の資格”を失う日 | デイリー新潮
自民党内で「石破退陣」の声がやまない。参院選での大敗を受け、党の保守系議員グループからは“敗北を真正面から受け止めるべき”と、辞任を申し入れる要請書が提出される事態になっている。…
www.dailyshincho.jp
August 18, 2025 at 2:45 PM
7月17日のNew York Timesのウェブ記事にコメントが掲載されました。

www.nytimes.com/2025/07/17/b...
Has Japan’s ‘Rice Minister’ Brought Down Prices Enough to Save His Party?
www.nytimes.com
July 21, 2025 at 5:43 AM
朝日新聞デジタルにインタビュー記事が掲載されました。冷戦末期に提唱された「連合政治」は、政治改革が提唱される直前の時代の政治刷新構想でしたが、冷戦とは異なるもののグローバリズムと反グローバリズムとが全く異なる世界像を出してきたときの政党政治のあり方となって再現されているとみています。二大政党を求めた政治改革とは、グローバリズム一辺倒の特殊な時代の産物だったのではないかとも考え始めています。

digital.asahi.com/articles/AST...
大敗した自公と漂流する政治のゆくえ 日本型「連合政治」への転換点:朝日新聞
自民、公明両党の与党が大敗し、国民民主党や参政党が躍進した今回の参議院選挙。日本の政治に何が起きているのか。自公連立を主軸に歩んできた日本政治は、これからどこに向かっていくのか。政治学者の牧原出・東…
digital.asahi.com
July 21, 2025 at 5:39 AM
7月4日の昼、ライブ配信した「政治&経済季報」、公開しました。河野龍太郎さんとの参議院選後を見越した対談です。なかなか他で企画されることのない取り合わせかと我ながら思います。

それぞれの手持ちの情報とこれまでの政治・経済への分析を元にテンポよくアンサンブルトークしてみました。

YouTubeには写りませんが、写真のような気持ちのよいデザインの部屋をスタジオのように使ってみました。ご視聴いただいた方には厚く御礼申し上げます。

www.youtube.com/live/7tbYDbp...
July 6, 2025 at 5:08 AM
NewsPicksのサイトにコメントが載りました。

以下はその一部です。
「政権交代は政策の行き詰まりによって世論の総攻撃を受け、支持率を激減させ、短期で崩壊する可能性が高い。現在の野党は、与党になれば選挙公約から大きく政策を変質させるのではないか」

newspicks.com/news/1456896...
【参院選公示】自民惨敗で「政権交代」なら何が変わる?
参院選が3日、公示された。2024年の衆院選で惨敗し、6月の都議選でも惨敗し、自民党にとって09年の政権交代以降一番の逆風の中で立ち向かわなければならない選挙だ。仮に、今回の参院選でも自民党が惨...
newspicks.com
July 3, 2025 at 7:08 AM
このたび、牧原と先頃先端研客員教授になられたBNPパリバ・チーフエコノミストの河野龍太郎さんの二人で、先端研内のRCAST学堂からYouTubeライブ配信を決行します。
7/4(金) 12:15~13:00です。
テーマは、「この激動の今、政治と経済はどこへ向かうか?」です。

それぞれの手持ちの情報と分析手法をもとに、参議院選挙、トランプ関税、世界経済の行方などをめぐってアンサンブルトークします。
June 25, 2025 at 1:22 PM
なんとなく『情況』という右派雑誌が出たのかと思っていました
May 26, 2025 at 12:48 PM
こちらにコメントしました。4月29日のリハックの炎上番組について私の見解をまとめています。字数制限があり、2件に分けています。

digital.asahi.com/articles/AST...
様変わりする言論空間 ネット炎上の研究者とリハック創設者に聞く:朝日新聞
記者2人が殺傷された1987年の朝日新聞阪神支局襲撃事件を受け、連載「『みる・きく・はなす』はいま」は始まった。50回を迎えるシリーズでは「市民の表現の自由のありよう」を描いてきたが、SNSの普及で…
digital.asahi.com
May 5, 2025 at 4:14 AM
朝日新聞の「国民民主党研究」は、SNSと若者の声に押され気味で、突っ込んだ分析になっていない気がします。ですが今回玉木氏のインタビューで若干本質が見えてきた気がしたので、コメントしました。
digital.asahi.com/articles/AST...
玉木氏「何十年ぶりの政局になる」 ポピュリズム指摘に「他党も…」:朝日新聞
国民民主党は、どのようなSNS戦略で党勢拡大を図ろうとしているのか。そこから派生する「ポピュリズム」批判についての受け止めや、参院選後の展望について、玉木雄一郎代表が4月24日、朝日新聞のインタビュ…
digital.asahi.com
May 2, 2025 at 4:04 AM
今週号の週刊新潮「私の好きな三島作品」に寄稿しました。
『文章読本』と「わが友ヒットラー」の二作品
だったはずですが、前者は中央公論での刊行だったこともあり、もう一作あげてほしいとのことで
『宴のあと』もあげています。
「わが友ヒットラー」は高校時代の演劇の話。主演は「背が高くてちょっとニヒルな同級生」とせいいっぱいの愛情をこめて書かせて頂きました。
www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
週刊新潮 2025年5月1・8日ゴールデンウイーク特大号 | 新潮社
新潮社がお届けする『週刊新潮 2025年5月1・8日ゴールデンウイーク特大号』の情報 政界内幕レポート 「消費税減税論」のドツボにハマる石破茂首相
www.shinchosha.co.jp
April 29, 2025 at 7:24 AM
いただきものでしたが、座談会はたいへんおもしろかったです。shadow地制調というのは、なかなかに考えさせられました。そんなに地制調は愛されていたのか‥と。

地方自治総合研究所「50年のあゆみ」【座談会編】

jichisoken.jp/publication/...
jichisoken.jp
April 16, 2025 at 4:33 AM
『週刊東洋経済』4月19日号に「フォーカス政治|改正規正法が問う政党ガバナンス」を寄稿しました。

「もはや、政治家と政党だけの利害・打算で、政局が社会を引きずり回すことは不可能な時代となった。国民が政界全体を、くまなく念入りに全方位から監視している。時にSNSによって、世論は大きく動揺する可能性もあるが、長い目で見れば、おおむね冷静かつ合理的に政党は監視されている。」
国民から即座に可視化される政治の裏舞台でしかないことを前提とした時、何が起こるか。それが21世紀のデジタル時代に起こることだという見立てです。この「国民の厳しい視線」を軸に政治を見通すことが大事だというのが結論となります。
April 15, 2025 at 4:53 AM