かろ
banner
karo229.bsky.social
かろ
@karo229.bsky.social
520 followers 38 following 780 posts
Kato Tomohiko | 美術展の感想文書いたり、写真撮ったり、小説も書いたり。学芸員資格、2級色彩コーディネーター、美術検定2級。 https://note.com/karo229/ https://tales.note.com/karo229/ https://www.instagram.com/karo229/
Posts Media Videos Starter Packs
AnDigi(Anpan-Man Kids Digital Camera), to the world. A story about how a photo taken with AnDigi 4 was recognized as art in an international photo contest.
youtu.be/2xvu7AgCSmA?...
アンデジ、世界へ。アンデジ4で撮った写真が、国際フォトコンテストでアートとして認められた話。
YouTube video by Kamitaba Log
youtu.be
氏を擁護したい心理を理解しないではないですが(私自身、決して嫌いな作家というわけではありません)、前にも書いたとおり、江口氏はSNS等を通じてオリジナリティの重要性を説いてた方でもあります。業界慣行を理由に氏を擁護することは、別の矛盾が生じます。

本件に限りませんが、批判のための批判、そして、擁護のための擁護こそがかえって火に油を注いでいるように見える部分もあります。議論の収拾という意味でも、江口氏本人の声明が待たれる段階です。
ちなみに、竹熊健太郎・相原コージの漫画『サルでも描けるマンガ教室(サルまん)』の中で、こうした「パクリ」を「プロのまんが家でもみんなやっていること」と説明する箇所があります。おそらくこれが当時の「業界慣行」だったかと思われますが、この回が雑誌に掲載されたのがおそらく1989年、そしてその翌年にあたる1990年以降、池上遼一やかわぐちかいじといったビッグネームの無断トレースが次々に指摘され、漫画の絶版、賠償金支払いとなどいったトラブルに発展しております。業界慣行と言っても法律を上回っていたわけではないですし、むしろ『サルまん』によって悪しき業界慣行が可視化されたようにも映ります。
ただし、そもそもモデル側の使用料支払いや氏名クレジット(氏名表示権に基づく要求)といった要求に企業・作り手側が応じている時点で、そもそも彼らは「問題なし」とは考えていないようにも思います。ここらへんは私たちが裁判を起こすわけではないので、そもそも外野として語りうることに限界があるのかなと考えています。
視線の位置やほくろの有無、鼻の書き方が違うからそもそもトレースではない、ひいては剽窃ではない、という主張も目にしましたが、一般的に著作権で問題になるのはトレースによる同一性の有無ではなく、「表現上の本質的な特徴」に関する類似性、依拠性についてです。ルミネの場合だとおかっぱ頭、アップの横顔、結んだ唇あたりが作品の本質的特徴と考えられますが、おかっぱ頭はほぼトレースですし、横顔、唇なども偶然の一致を超えた依拠性が十分伺えます。「記念樹事件」などのケースを参照する限り、これを権利侵害と捉えない可能性は、少し低いのかなと思います。
ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%...
記念樹事件 - Wikipedia
ja.wikipedia.org
ニュース記事で「事後でも許諾を取ったのだから問題ない」という弁理士の見解を目にしましたが(なぜ弁理士?という疑問もありますが)、それは結果論であり、問題はあくまでも作品発表前、"制作過程"時点での妥当性です。
ルミネのケースの場合、そもそもルミネ側は江口氏"のみ"に仕事を依頼をしており、モデルには仕事を依頼しておりません。にも関わらず、本来無関係なはずのモデル側から(もちろん当然の要求として)使用料等を要求されている事態は、ビジネスのプロセスとして瑕疵があったことを示しております。「問題ない」として良いのは、そうした要求に対処しなくて良いと、法的に判断できる場合においてです。
アート系のニュースでも江口氏に関する記事が出ていますが、今回文章を出したZoffの見解が一番合理的かつ冷静かなと思っています(非上場のルミネとは違い、東証プライム上場企業ということもあり、文章にぬかりのなさを感じます)。「制作過程において権利への配慮が不足していた点と、権利許諾の確認および報告の手続が不十分であった点」と、問題のポイントを端的に説明されている点はとても重要です。
www.zoff.com/news/2025102...
www.zoff.com
Xでお見かけした、なんでもない路上の写真にモデルさんをGeminiで追加するということをやってみる。悪くはないとは思ったんですが、こないだ東京都写真美術館で見た藤岡亜弥さんの写真にもろインスパイアされちゃってるので、残念ながらオリジナリティはないですね。
#photography
Reposted by かろ
東京国立近代美術館《杉本博司 絶滅写真》2026年6月16日 - 9月13日
www.momat.go.jp/exhibitions/...

2005年の森美術館《杉本博司 時間の終わり》以来、国内では21年ぶりとなる銀塩写真作品のみ約65点による展覧会です。お楽しみに。
杉本博司 絶滅写真 (展覧会)- 東京国立近代美術館
杉本博司 《相模湾、江之浦》 2025年 © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi 開催概要
www.momat.go.jp
リニューアルのため閉場中の、国立劇場のコレクションは現在、平塚市美術館が一時的に預かり、管理しております。平塚市美術館は近現代の日本人による芸術に特化した作品収集・展示をしており、それが買われたのでしょうか。元館長・特別館長の草薙奈津子さんは山種美術館出身で、山種との親和性の高さを感じる美術館です。

「国立劇場の名品展-鏑木清方、小倉遊亀、東山魁夷、高山辰雄、加山又造…」(平塚市美術館)
note.com/karo229/n/n1...
「国立劇場の名品展-鏑木清方、小倉遊亀、東山魁夷、高山辰雄、加山又造…」(平塚市美術館)|かろ
東京にある国立劇場は現在、再整備のために閉場中。その間、劇場内で展示されていた全36点の作品は現在、平塚市美術館が一時的に管理しております。  個々で作品の貸し出しをすることは過去あったかと思いますが、今回みたく、所蔵する全作品を劇場外で展示するのは今回が初とのことでした。 国立劇場等の再整備について 独立行政法人 日本芸術文化振興会 独立行政法人日本芸術文化振興会公式サイト 国立劇...
note.com
ただ同時に、オリジナルを聴き直して現状のAIの限界も感じたところではある。確かにものすごく優秀なんですけど、「優秀な仮歌」を超えるまでにはまだなっていないというか。そもそものジャンルの違い、マスタリングもそうですし、生演奏&生ボーカルに置き換えたらどうなるんだろうとか、考えることはいろいろ。
youtu.be/vBmU5v2EyxM?...
T.M.Revolution 『HOT LIMIT』
YouTube video by T.M.Revolution
youtu.be
YouTubeに流れてきた「HOT LIMIT」のソウルディスコver.なるものに戦慄している。いわゆるAIカバーなんですけど、このアイデアはAIという手段があったからこそ具現化されたんだろうなぁと。興味のある方は各自ご検索を。
写美30周年とのこと。ちなみに、私の通っていた学校の関係者に写美の関係者がいて、学校行事として初めて写美に行ったのがたしか26年前、中3のとき。中国人写真家の、水墨画のようなモノクロ写真に驚嘆していた記憶があります。
26年経過した今も通うような場所になるとは思いませんでした。おめでとうございます。

「ペドロ・コスタ インナービジョンズ」(東京都写真美術館)
note.com/karo229/n/n4...
「ペドロ・コスタ インナービジョンズ」(東京都写真美術館)|かろ
本展のタイトルはスティービー・ワンダーのアルバムから採られています。 INNERVISIONS - WONDER, STEVIE amzn.asia 1,298円 (2025年10月21日 20:51時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する  当時15歳、ポルトガルのコスタがこれを購入したのは1974年3月...
note.com
今回は美術館行かなかったんでそこまで関係ないですけど「美術館に行くときはコンビニ飯禁止」という縛りを密かに入れてます(どうしようもないとき、時間がないときの最終手段としてのチェーン店はアリ)。投稿する時に少しでもバリエーションがあったほうが良いですし、何より自分のプラスになるかなと。
出かけた先の喫茶店で牛すじカレーとオレンジジュースのセットを頼んだら、中ジョッキぐらいのサイズでジュースが登場。
カレーも大盛りというわけではないけど案外深皿(写真撮ってないんであれですけど、男性の一人前としても成立している量)。これで1400円ならありだと思っていただきました。機会があったらまた来よう。
Reposted by かろ
感想を何も言えないまま時間が過ぎました…「記録をひらく記憶をつむぐ」展、行ける人はぜひ見てほしいです。戦争を盛り上げるポスターや雑誌の挿絵、そこに使われるモチーフとしての子どもたち。この時代に生まれていたら自分も疑いなく作っていたんだろうか?価値観は違えど自分もいま似たようなことをしているんじゃないか?と、恐ろしくてたまらなくなりました。戦時中と戦後の表現の移り変わりも興味深かったです。国立近代美術館にて10/26まで。
www.momat.go.jp/exhibitions/...
コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ (展覧会)- 東京国立近代美術館
「昭和100年」、「戦後80年」という節目の年となる今年、美術を手がかりとして、1930年代から1970年代の時代と文化を振り返る展覧会を開催します。絵画や写真や映画といった視覚的な表現が果たした「記録」という役割と、そ […]
www.momat.go.jp
間に合ったらnoteも更新します(眠い)

「作家の現在 これまでとこれから」(東京都写真美術館)
www.instagram.com/p/DP89HAuE5Hs/
アップしたあとに、しれっと文章を直したり、画像を追加していたりもしています。やっぱり夜中に書いた文章は色々要注意。