Kohei_AGANO/上野 浩平
banner
kohei13th.bsky.social
Kohei_AGANO/上野 浩平
@kohei13th.bsky.social
陶芸家:1602年開窯 青磁象嵌「八代焼 上野窯/やつしろやき あがのがま」 13代目
I'm 13th generation inlaid celadon pottery artist based in Kumamoto JAPAN, established in 1602.
作陶展でご縁をいただいた作品の最後の桐箱を整えた。発送が済めば終わった実感が少しずつやってくると思う。今回は疲労がなかなか抜けず、今だにシングルタスク気味。明日からはトーク資料の準備。
November 10, 2025 at 2:04 PM
僭越ながら「うるしの日」なのに焼き物の話をさせていただく事になりました。と言っても焼き物全般についてではなく、ほぼ当窯についての四方山話になります。pic.03のQRコードよりお申し込み。聴講無料。途中での入室・退出も自由です。「こんな窯があるんだ〜」くらいの軽い気持ちで聞き耳を立てにお越しください。

www.instagram.com/p/DPs07YtCRB...
November 6, 2025 at 12:45 AM
お茶にまつわる3日間を終えて久々工房に行くと、先の作陶展の箱(第一陣)が到着していた。が、この疲労でまともな字が書ける気がしないので準備だけして明日に持ち越し。
November 3, 2025 at 11:08 AM
作陶展の名残②
「繊月蝙蝠水指/せんげつにこうもりみずさし」浩平作

HAPPY HALLOWEEN
「蝙蝠」の中国語の発音が「福が行き渡る」のそれに似ていることに由来する吉祥文様。「月に蝙蝠」も昔からよく用いられる題材です。

器形をアシンメトリーにすることで、口縁部に巡らせた白い帯の太さの変化が三日月となる意匠。蝙蝠の象嵌も鹿の子絞りとなっており、遠くではフォルム、近くでは象嵌の密度と、拝見の際の遠近のギャップを楽しむ事をテーマに制作しました。少しイタズラが過ぎた水指ですが、お菓子もお茶もお楽しみいただきたい作品です🎃🦇
October 31, 2025 at 5:27 AM
作陶展の事後処理も大詰め。気持ちも新たに次に使う土と釉薬を準備しました。ありがたい事に会期中に追作のご依頼などもいただき、年内にもうひと窯焚くことになっているので来週から制作再会出来るようコンディションを整えます。物によりますが、あと少しでしたらご注文受けられると思いますのでご相談ください。
October 29, 2025 at 12:44 PM
作陶展直前は2回連続の窯焚き。その期間、張りっぱなしだったテントをようやく撤収。約1ヶ月頑張ってもらったのでさすがに紫外線で少し傷んでた。それだけ日差しから守ってくれていたってことに感謝しかない。片付けてる時の空気の冷たさでようやく人心地がついた。
October 28, 2025 at 1:46 AM
『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
10月21日(火)を持ちまして無事お開きとなりました。会期中ご来場賜りました皆さま、SNSをチェックしてくださった皆さま、誠にありがとうございました。遅くなりましたがまずは投稿にて御礼申し上げます。

【芭蕉文水指】
締めは今回のメインとも呼べるこちらの水指で。DMには載れませんでしたが、披露したいという浩之の思いが届き、幾度の失敗を乗り越えて開催直前に焼き上がった作品です。
October 26, 2025 at 5:02 AM
作陶展最終日。本日は午後4時の閉場となります。お間違えのないようご高覧お願いいたします。

「六瓢マグカップ」浩平作
器の上下に施した半円形の象嵌と、緩やかにくびれた器形を合わせて瓢箪のシルエットをデザインしたマグカップです。6つの瓢箪で『六瓢(むびょう) = 無病息災』の縁起を担いだデザインとなっています。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
October 21, 2025 at 3:53 AM
作陶展6日目。早いもので会期も残り2日となりました。ご高覧お願いいたします。

「焼締瓔珞文菓子器」浩之作/径19.5×高6(cm)
口縁部に配された瓔珞文の象嵌が、アラベスクのような無限の広がりを感じさせる鉢です。赤貝の殻と一緒に焼き締めることで、貝の主成分である炭酸カルシウムと反応し、趣深い赤を発色しています。象嵌の精緻さと緋色の気まぐれの邂逅を直に感じていただきたい作品です。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
October 20, 2025 at 5:31 AM
作陶展5日目。

「茶筅徳利」浩平作
肩が張り、腰が膨らんだ形状が茶の湯で用いる茶筅に似ていることから、いつの頃からかそう呼ばれたようです。とてもユーモラスな名付けですが、茶筅の姿そのものに寄せたものは案外少ないように思い、もうひとつユーモアを重ねてみることにしました。

穂を白象嵌、編み系を黒象嵌で表現。節や樋(ひ)は削り出しで。釉薬の厚みをコントロールすることで煤竹のような風合いに仕上げています。茶道具以外にも酒器や花器、日用各器も少々並べております。ご高覧お願いいたします。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
October 19, 2025 at 4:31 AM
作陶展4日目。本日もご高覧お願いいたします。

作陶展の恒例のようになってきた振出制作。
「振出/ふりだし」は茶籠に仕込む道具で、金平糖のような粒状の菓子を入れる器です。初日にはもう少しあったのですが、浩平の趣味のような仕事を面白がっていただきありがたい限りです。最後の窯で焼き上がった振出たちにもようやく全て蓋を作り終わりました。蓋の仕上がりにも合わせてご指導いただけますと幸いです。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
October 18, 2025 at 3:53 AM
作陶展3日目。本日もご高覧お願いいたします。

「霞鼠雷文細水指」 浩平作
出番は短いですが、名残りや兆しを感じさせる大切な存在です。古来より春の雷は米の生育に良い影響を与え、豊作につながるという言い伝えがあります。稲刈りも大詰めの10月に、春雷に思いを馳せる意匠となっています。

浩平独自のグラデーション象嵌「霞鼠/かすみねず」を用いて胴に稲妻の文様を施し、共蓋のつまみ部分は雷さまの太鼓を白黒象嵌細工で表現しました。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
October 17, 2025 at 2:57 AM
15日(水)よりスタートいたしました。初日よりたくさんのお客様にご来場賜り、大変嬉しく励みになっております。会期中在廊しておりますので作品の事などお尋ねください。ご高覧お願いいたします。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月21日(火) 午後4時まで
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
October 16, 2025 at 4:44 AM
作陶展の制作が一段落したので、搬入準備と並行して焼き上がっている作品の発送も。このタイミングでやらないと会期後までお待たせしてしまうので急がねば。作陶展のご高覧お願いいたします。
October 12, 2025 at 9:27 AM
作陶展を目前にして最後にひと窯準しました。振り返ればもっと色々やれたはずだと不甲斐なさばかりが募りますが、ここまで来たら会期終了まで心を尽くす以外にやることはなし。アガノのアガは「足掻き」のアガ。最後の悪あがきまでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月15日(水)〜21日(火)
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
時 間/午前10時〜午後7時
※最終日は午後4時閉場
October 10, 2025 at 2:33 PM
【展示のご案内】

『高田焼宗家 上野浩之・浩平 作陶展』
会 期/10月15日(水)〜21日(火)
会 場/鶴屋百貨店8階 美術
時 間/午前10時〜午後7時
※最終日は午後4時閉場

熊本で隔年開催させていただいております作陶展です。親子それぞれが思い描く象嵌への思いを形にした茶道具・酒器・花器・日用各器が並びます。同じ素材や技法を用いる2人の作風の違いなどお楽しみいただけますと幸甚です。ご高覧賜りますようご案内申し上げます。
October 1, 2025 at 12:03 PM
窯出しからのシームレス作陶。連休は茶道の稽古に始まり、その感覚が体に残った状態で挽くロクロが楽しすぎて気づけば毎日深夜。最近はもっぱら深夜に興が乗る。次が作陶展前の最後の窯になる。作品とご注文品、どちらも完遂する。今夜は久々に早あがりして休息。
September 15, 2025 at 9:55 AM
前回7月の窯焚きは地獄の暑さだったけど、さすがに今日は落ち着いてるだろうな〜という読みは悲しいほど甘く普通に地獄💦 やるしかねぇ。皆既月食が今夜だったなら、窯焚き終えて帰る頃に見られただろうに。
September 8, 2025 at 9:47 AM
⚫︎大雨
⚫︎断水(大雨)
⚫︎車故障(大雨)
⚫︎メガネ自壊
⚫︎毛虫大量発生
⚫︎クレカ情報漏洩疑惑
⚫︎駐車場にバレーボール大のスズメバチの巣

小難だが対応に追われるたび地味に時間を削られ、制作に支障出まくった8月。少ない完成品を詰めて明日は本窯焼成。10月の作陶展までにもうひと窯!

※ちなみにこのような外仕事は物珍しさから話しかけてくる方が多いですが、繊細な作業に集中するため高遮音イヤホンを付けており、背後からのお声がけは100%気づきません。お手数ですがギャラリーまでお声がけください。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
September 7, 2025 at 2:08 AM
先の大雨で力尽きたように壊れたメガネを新調。
遠近両用に慣れきった目にはスペア(遠用)だと視点の切り替えが上手くいかない最悪のタイミングで、溜まっていた細工物が乾いてしまう前に全て仕上げるターン… 眼精疲労と頭痛がエグい1週間だった。

見え方は劇的に改善したので、10月の作陶展ではより細やかな細工や象嵌をお見せできるようスパートかけていく。
August 25, 2025 at 12:17 PM
過日、作陶中も会期終了がチラついて仕方がないので久留米市美術館の「異端の奇才 ビアズリー展」へ。ビアズリー好きだけど200点もの数を一気に見たのは初めて。25歳で早逝するまでのわずか数年の間に輝いた極細密画の命のほとばしりは強烈で、館を出た時は目と脳が疲弊しきっていて気分が優れない感覚を久しぶりに味わう。

でもそれで良いし、それが良い。美しいとか心地良いばかりが美術鑑賞じゃない。圧倒的な力の前になす術なく放心するのも醍醐味。これだから生の迫力はやめられない。久留米に巡回してくれて本当に嬉しく思う。お近くの方はぜひ、心身のコンディションが良いタイミングで体感してほしい。8月31日まで。
August 9, 2025 at 3:50 PM
誠に勝手ながら、8月2日(土)は都合によりギャラリーを休業させていただきます。ご来窯をお考えのお客様には突然のことでご迷惑をおかけいたします。またのご来窯をお待ちしております。
August 1, 2025 at 6:59 AM
ここ数日の猛暑に、夏場の午後の直射日光が工房を直撃するという立地が加わり、エアコンの性能限界を超えて全く冷えなくなってしまった。このままでは体調に影響出るので、窓と室外機を遮熱して応急処置。効いてくれ🙏
July 24, 2025 at 5:53 AM
プラモデル・RCカー・ミニ四駆・楽しい工作シリーズの作る楽しさ。プラ板・パテ・塗料・工具など、自ら工夫し生み出す楽しさ。私の手しごとの基礎は間違いなくタミヤさんに育てていただきました。心よりご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。これからも模型を楽しみ続けます。

hobby.dengeki.com/news/2674067...
【おくやみ】タミヤ会長・田宮俊作氏が死去——プラモデルの国際ブランド確立、静岡ホビー産業にも貢献 | 電撃ホビーウェブ
【おくやみ】プラモデル業界を牽引してきたタミヤの代表取締役会長・田宮俊作氏が逝去。タミヤをグローバルブランドへと成長させ静岡市の産業発展にも貢献
hobby.dengeki.com
July 23, 2025 at 7:50 AM
先日の窯で久しぶりに宝瓶を焼いたが、1点だけ浅いクラック(pic.03の赤丸で囲った部分)があったので手元に残した。が、使用に支障ないから少々もったいない気もする。「クラック気にならないよ〜」という方がいらっしゃいましたら販売しようと思います。 以下スペックと注意点↓

【稜花猪目宝瓶】
サイズ: 径11×高さ7(cm)
容量:100ml

注意点
・ 釉薬が薄い部分に色ムラがあります。
・ 焼締よりも注ぎ口が後引きします。茶海などに一度で注ぎ切る使い方をおすすめしています。
・ 水流が悪い場合は蓋をずらして茶漉しを広く開けてお使いください。

以上、ご理解とご興味のある方はチャットにて。
July 22, 2025 at 1:07 AM