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最近の個人的関心事、備忘録

五味岳久が歌とベースを担当するロックバンドLOSTAGEのライブスケジュール等は下記ホームページより

https://lostage.co/
とろろ園 / My Little Bunny
最近たまたまSNSで見かけて、やべぇの出でるなと思ったがすぐに購入はせず(けっこう値段するので)しばらく悩んでいたが、結局購入。jim o'roukeのeurekaが出た当時、確か心斎橋アメリカ村にあったタワレコのワールドミュージックとかを取り扱っている階でプッシュされているのを見かけて試聴したのを覚えている。ジャケットのインパクトと内容のギャップはトラウマ級、難解かつ至極ポップな歴史に残る名盤である。その時は全く理解が追いつかずアルバムを買わずに帰ったが、25年経った今でもよくわからないままよく聴いている。フィギュア購入は家族には呆れられた。
July 2, 2024 at 5:09 PM
しばらくツアーだなんだと忙しく、手入れを怠っていた植木群。枯れてしまったものは入れ替え、大きくなってきたものは土と鉢を交換。暑い国が産地の植物が比較的多いので、少し暑くなってきた最近は新しい葉がでたり急に成長したりで毎日目が離せない。昼の顔も良いが、夜にライトで照らされたオブジェのような植物達を眺めて一杯やるのもまた一興。かれこれ20年の付き合いになるパキラの木はサイズがほとんど変わらないまま、ずっと元気に葉をつけている。
June 8, 2024 at 2:11 PM
最近たまたま寄った雑貨店でB品を割引販売されていた大皿。リムの部分が不揃いなので、とのことだったが特に気にならない、むしろそれが良いと思うが気にする人がいるのだろう。青木益枝さんという方が岐阜の土岐市で作陶されたものとのこと。色が良いので料理が映える。あまり得意ではない料理を少しいつもより背伸びしてトライ。何でもそうだと思うが、器(容れ物)は中身を生かしも殺しもする。何かを誰かに届ける時に決して手を抜いてはいけないのである(家に誰もいなかったので料理は全て自分で食べました)
May 31, 2024 at 4:32 AM
SF作家樋口恭介による評論/エッセイ集、すべて名もなき未来。知的で腰の据わった語り口、ランダムに並べられた書評とエッセイ集は一見バラバラのようで全てが繋がっている。確かに未来に向けられたどこか醒めた目線と微かに熱を帯びた作家であることへの矜持が魅力的で、ページをめくるのが惜しくなるいかした本だった。こんな文章を書ける人に憧れるが、作者は1989年生まれ。自分より10歳も若かった、凄い人は沢山いるもんです。
May 30, 2024 at 3:54 PM
地元の先輩が去年読んだ本の中でとても良かったものとして勧めてくれた一冊。去年の芥川賞と文學界新人賞を受賞した市川沙央による初の長編小説。重度障害の当事者として自身が投影された主人公の視点で書かれる物語、怒りや諦念といった感情が焼き切れたその先で脈打つ人間の生命の筆致。
ボリュームは少なめなので一気に読めたけど、読後しばらく頭がクラクラするくらい読み応えのある本でした。特権性というものに守られて普段疑うこともない、当たり前の日常が揺さぶられるような。
May 8, 2024 at 11:10 PM
久しぶりに園芸店に観葉植物の植え替えのための土を買いに行ったら、1つ売れ残っていたのかレジ付近に置かれてあったパロジア刺無金昇丸。草間彌生の南瓜の如く太っ腹の飾らぬ容貌、なんとも言えない愛嬌もある。
春から夏にかけて観葉植物も庭木も(ついでに雑草も)よく育つので毎日午前中は手入れをしているが、日毎に表情を変えて成長する植物は見ていても触っていても飽きない。朝からいい買い物をした。
May 8, 2024 at 7:23 AM
政治学者宇野重規氏と編集者若林恵氏による対談形式をとった現代の民主主義再考読本。若林さんの著作はほとんど全部買って読んでいるくらいに好きで、この本を手に取ったきっかけでもある。19世紀初頭の思想家トクヴィルによる民主主義思想からの学び、他にもプラグマティズムの考え方やファンダムの可能性についてなど。学術書的な堅苦しさがそれぞれ活動フィールドの違う2人の対談形式をとることで噛み砕かれていて、それがとても良かったし、2人がお互いを認めリスペクトし合っている感じが伝わってくるそれぞれのあとがきにもグッときました。選挙の時くらいにしか政治参加意識の湧いてこない、私のような無精者にオススメの一冊。
May 3, 2024 at 4:21 PM
Tシャツのデザイン。音源の売り上げはもちろん大事だが、グッズの売り上げがないとなかなか厳しかったりするので。とはいえ長らく同じバンドをやっているとデザインもマンネリ化し、日頃アイデアを貯めておかなければいけない。今回はバンド名がどこにも記載されていないバンドのグッズをどう作るか、個人的課題。定番ロゴで作るのが一番動くというのはわかるが、たまにはどうだろう。売れるのかどうかはわからない。

説明文は敬愛するFugaziのWikipedia参照。そういやFugaziはマーチを作らないで有名なバンドだった、というようなことを思いながら。

en.wikipedia.org/wiki/Fugazi
May 1, 2024 at 4:45 PM
道の駅とかでたまに数百円で販売されている地元の人が作った民芸品一歩手前の工作のようなものをつい買ってしまう癖がある。手先の器用な人が暇を持て余して作ったような品、用途不明である。ツアー先のホテルの部屋で取り出して並べてみる。一杯やりながらそれを眺めていると無機質な部屋が少し自分の部屋になったような気がして、こういう使い方も悪くないかもなと思う。吉田さんという人が檜の木で作った物のようです、おそらく旋盤加工で。
April 20, 2024 at 4:57 PM
10年ほど前に静岡のUMBERの近くにある楽器店で購入したFender / Musicmasterである。56年から82年まで製造されていたようで、これは後期のもの。サイズ感と形が気に入って買ったが数年前にノイズが乗るようになって放置していた。今年から中学生の娘がギターを弾いてみたいというので中身をチェックしてパーツを取り寄せ修理にチャレンジ。おそらくポットの不具合でボリューム&トーンのポットとコンデンサを新しいものに付け替えたらノイズが無くなった。オリジナルのパーツでなくなると価値が下がるようなことを聞いたが、弾いてなんぼのギターである。なにより娘がギターに興味を持ってくれたのが嬉しい。
April 18, 2024 at 4:04 PM
平和ボケという言葉があるが、爆心地から遠く離れた島国でくだらないゴシップと並行して報道される国際紛争のニュースはただ通り過ぎて行くだけのような気がして、溜息と一緒に吐き出された軽薄な罪悪感は淡々と日々暮らしていると気にならなくなっていく。自分の体臭に気づかないようにそれが当たり前になり、感覚が麻痺し、思考が停止する。
パレスチナとイスラエルで今起こっている事を知るため、ひいてはロシアとウクライナの戦争、根深い人類の争いの歴史を学ぶための入門書。

ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義 / 岡真理
April 17, 2024 at 12:05 AM
生まれ故郷の奈良県桜井市(材木、木材加工で有名な町)にあるもくもく工房で買ってきたオークの端材をカットしてビスケットジョイントしたミニテーブル。反りや割れのあるB品なので安く手に入るが、元は無垢材なので上手く使えば良い物が出来る。かつて実家の家業が材木屋だったからか木を触っていると気持ちが落ち着く。完成品をツマミに一杯やっている。

www.mokumokukoubow.com
April 9, 2024 at 11:58 AM
シンガーソングライター、詩人で小説家でもあるLeonard Cohenのベスト盤。20年くらい前に一緒にバンドをやっていた奴にCDを借りてよく聴いていた。語りかけるような歌声、言葉と音楽の魔法使いはボブ・ディランやルー・リードにも多大なる影響を与えた(に違いない)。2016年に82歳で他界するまで作品を作り続けた偉大過ぎるアーティストである。先日のライブで大分に行った際、Bathing Recordsで見つけて購入。色褪せたジャケットはWEENのTHE PODジャケットの元ネタだが、内容は色褪せずいつまで経っても最高。
April 1, 2024 at 3:23 PM
THROAT RECORDSの倉庫兼作業場。自宅からは近いが山の中にある。周りは木々が生い茂り、落ち葉の処理や枝の剪定がとにかく大変だ。建物は木造、おそらく築40年を超えていてそれを修復しながら使っている。屋根の瓦がそろそろヤバいかもしれない。修理には金がかかる。働いて稼ぎ、稼いだ金を使ってまた働く。その隙間に生きているような気がしてくる。仕事と暮らし、問答無用。とにかく最近疲れているが、此処から見える景色はなんとも言えない良さがある。森の癒し効果は絶大で、労働意欲はまったく湧いてこない。
March 31, 2024 at 1:53 AM
先日、電車移動に少し時間があったのでサクッと読めそうな本を駅前の本屋で購入し目的地までそれを読みながら向かったが、目的地であれこれやっているうちにどこかで紛失。続きが気になっていたので買い直して読了。妄想と現実、生と死、自己と他人が都市の路地裏で交差する。リズムのある文体とどこか冷めた語り口が都会的、コンクリート的、高層ビル的な。ニューヨークには行ったことないが、歌舞伎町あたりに置き換えてみる。ガラスの街 / ポール・オースター、ニューヨーク三部作の一作目。失った本はどこかで知らない人が手に入れて、自分と同じようにさっき読み終えたような気がしなくもない。
March 30, 2024 at 5:07 PM
ツアーで長野伊那のグラムハウスに行った際に二階バーカウンターの棚にデカい卵が飾ってあった。店長大澤さんにアレは何かと尋ねるとダチョウの卵だと教えてくれた。グラムハウスの近くの牧場に売っているらしい、リハーサル終わって買いに行けるかどうか調べたらその日は営業終了。それからずっと気になっていたダチョウの卵、ネットで中古(?)を見つけて購入。中身は美味しくないらしいので殻だけ、うちの棚にも飾っている。
March 17, 2024 at 3:08 PM
こないだ名古屋へ行った時に熱田区のRukaというフラワーショップで購入したドライのジャングルアップル。巨大なリンゴのように見えるが、日本国内では育たない瓜科の植物だそう。中は空洞でカチカチに乾燥している。赤く着色されたものも売っていたが、枯れたこの色と不自然なサイズのリンゴ感が気に入って部屋の隅に飾った。

ruka-f.com/about
March 11, 2024 at 2:11 PM
社会学の切り口でバンドマンというライフスタイルを分析した興味深い一冊。そもそもバンドマンという職業でも資格でもないグレーな存在を定義するのは難しく、真っ当な生き方(それもまた曖昧ではあるが)との距離を測るのはなかなか難しいことだと思うが、若者達が夢を追いかけたり諦めたりするプロセスにこの世の中の仕組みがどう関わってくるのか。夢ってなんだっけな?と自分の歩いてきた道を振り返りながら読んだ。
March 7, 2024 at 5:06 PM
3年くらい前に植えたマイヤーズレモンの苗が成長し、昨年は実が多くついた。酒に浸けてレモン酒にした後の果肉でジャムを作る。酒にも料理にもデザートにも使える万能果物。レモン最高。
March 6, 2024 at 12:17 AM
こないだ熊本にライブに行った時に街をウロウロしていて見つけたレコードショップ、ビギナーズレコードにて安く購入。インディロック、オルタナティブロックの自由な目線とまるでディランやトム・ウェイツのようなオールドロックの器のデカさを併せ持つ80年代の裏名盤か。ポール・ウェスターバーグのひしゃげて枯れた歌声はこんな夜の孤独な男泣きに寄り添ってくれるのでしょう。

THE REPLCEMENTS / DON'T TELL A SOUL
March 5, 2024 at 1:22 PM
店やライブによく来てくれる常連さんからお土産屋でよく頂く名古屋のみのや北村酒店の味噌煮込みうどん。角打ちもやってる酒屋のオリジナル商品で通販等で取り扱いがなく、名古屋に行く予定があったので買いに行ってきました。めちゃくちゃ美味いので機会があったら是非食べてみて欲しい一品です。
February 22, 2024 at 3:35 PM
母のマンションの壁やTHROAT RECORDSの倉庫の改装に。粉の漆喰を撹拌機で混ぜる、ところまでは流石にやらなかったがこれがあれば小規模なDIY現場では事足りる。何度かやって壁塗りも上達した気がするので、まてどこかで使いたい。

漆喰うま〜くヌレール

www.umakunureru.com
February 13, 2024 at 2:39 PM
御大Brian Enoがプロデュースしたターンテーブルが発売されるらしい。限定150台、2500ドルで約370万円とのこと。目ん玉飛び出そうな価格であるが、このプレーヤーがハマるような暮らしをしている人には手の出る代物なのかもしれない。以前京都にBrian Eno展を観に行った際、このターンテーブルに近い感じのアート作品が展示されていたような気がする。これもアート作品だと思えば、、、

Brian Eno / Turntable II

www.gizmodo.jp/2024/02/bria...
February 12, 2024 at 5:19 AM
こないだ下北沢シェルターで久しぶりに会ったアチコさんからライブの後にラーメン屋で飲んでる時に教えてもらったアメリカのSSW、CUT WORMS = Max Clarkeの3rdアルバム。名門Jagjagwarからのリリース。古き良きアメリカ。その時代に生きてもいないしそもそもアメリカにも行ったことがないのに、何故か芽生える想像上のノスタルジア。海外でシティポップが受けているのも、もしかしたら異国の郷愁をこうやって想像してたりするのかもしれない。

www.cut-worms.com
February 11, 2024 at 2:51 AM
バンドが長くなると否が応でも続ける意味や理由を考えざるを得なくなってくる。このキャリアのバンドが選ぶ道としては極めて異例。昨年の秋、京都ボロフェスタのステージ袖から観た怒髪天のライブがあまりにも素晴らしく、真っ直ぐな衝動に打ちのめされた。このニュースを美談として受け止めることは出来なさそうだが、いなくなるメンバーにも続けるメンバーにもこの先良い事がありますように。男前な先輩達。
dohatsuten.jp/20240209.html
February 9, 2024 at 11:24 PM