みかん猫
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読書と食事内容が多いですが、鬼畜眼鏡好きで腐ってます。
アイコンヘッダーは真紅路ひお様のスケブ依頼より
『火蛾 (講談社文庫)古泉迦十 (著)』
#読了
はるか昔のイスラム世界を舞台としたミステリ。いや、ミステリの形式をとった宗教学の本かも。語り手が詩人ファリードにアリーという行者の身に起きた殺人事件を語るというかたちなのだけど、ゾロアスター教が現役だったり、様々なムスリムの聖者や分派が出てきたりとめくるめくムスリム世界に浸れる。千夜一夜物語やアラビアの夜の種族に似たような雰囲気で。謎解きも信仰に基づいて矛盾をついていくのも新鮮……と思いきや、哲学的な問いにひっくり返されて、どういうこと!?と。最後の一章でどう読み解くかを解説してるのも初めてかも。火蛾は彼我とかけてるのかもと思った。
December 16, 2025 at 6:01 AM
働きだしたら本が読めなくなるの、感覚としては共感できるから、素直にエッセイとして書いていれば良かったのに、下手に統計学的裏付けをとっていっぱしの研究家ぶるから、ツッコまれまくるのだよね。
私も読み始めは面白いじゃん!と思ってたけど途中から「はい??」の嵐だった
この本はちょっとイマイチすぎてオススメできないな…。
良かったのはタイトルと序章までだった。労働史と読書史の学術的な話をしてるのかと思いきや、あちこちの論説を好きに組み合わせてるだけで、客観的データを元に考察するという基本的な視点が抜け落ちてる。
読書のノイズ性(意図しない情報)が忌避されてるからパズドラはできても読書はできないって、FGOとかのスマホゲームはノイズ性ないの??とツッコミどころ多数すぎて。
こういう学術ぶった本は研究の素養がないと、トンデモ論に解釈されちゃうのだな…と学んだ🙄
December 16, 2025 at 12:02 AM
前にも言ってるけど、著者は基本的な統計の解釈ができてなくて、まさしく統計でウソをついてるのだよね。それなのにこの本読んでくださいってnoteに出してきてさも自分は正しいと主張してるの性格悪いんだよなあ。
統計でウソをつくの、近藤誠もそうで著者の本は人の健康を害するものではないけど、ちゃんと訂正すべき内容。あとから統計的な正しさを証明することを目的とはしてない、と釈明してたけど、それなら間違っていたことを認めるべき。
December 15, 2025 at 11:53 PM
『リバー』(奥田英朗著)
#読了
著者の作品ははるか昔に『イン・ザ・プール』を読んでぶり。本作は連続殺人の群像劇で刑事や記者など色々な視点から事件を見ていくミステリ。キャラの個性が立ってて楽しめたのだけど、後半に進むにつれて三人の容疑者がからむせいか一人一人が手薄で冗長になってきて。特に犯罪心理学者のキャラが変人だけど仕事はできるってテンプレどおりのキャラで鼻について。さらに最後は収集がつかなくなったのか力技で着地させてて。殺人の期間が10年開いたのは何故かとか動機とかしっかり解明されないまま終わって、長かった割に読後感はイマイチ。
December 14, 2025 at 10:56 PM
こちらのアカ、Xと違って読書と食事に特化してるのでそちらでフォローしてくれてる人も多いのですが、根が腐ってるので、時々本性がポロリしてしまったりしてごめんなさい…
December 14, 2025 at 9:04 PM
ブルスカでメガRが拝見できるとは!!🙏🙏RP
December 14, 2025 at 9:02 PM
Reposted by みかん猫
メガRです
December 14, 2025 at 3:28 PM
『営業の魔法』(中村信二著)
#読了
営業職ではないのだけど、Audibleで評価が高かったので聴いてみたら面白かった。
新人のダメダメ営業マンがスーパー営業マンに出会うことで営業のレクチャーを受けるという物語形式で、新人くんの成長ぶりを追うのが楽しい。営業スキルについても、技術的な面だけでなく、普段の言動は隠しても伝わるから、プライベートでも誠実であること、と営業に関わらずすべてに通じる心の持ち方まで教えてくれる。最後、突然失踪したスーパー営業マンからの手紙は不覚にもほろりときてしまった。
December 14, 2025 at 10:51 AM
オマール海老のビスクパスタセット😋
December 14, 2025 at 3:29 AM
この人の著作への反論への反論読んだけど、著者が主張したい『読書習慣がある人は働きだしたら読める冊数が少なくなる』は、ある年の年代別読書数のデータでは主張できないのだよ。
感覚的には正しい可能性が高いけど、それを客観的に主張するためには前向き観察研究が必要で、横断的研究では時間的な変化を主張できないという基本的なことさえこの人は分かってないことが丸わかりなんだよね。疫学専門でない私でも常識の知識なのに、この人はそもそも研究者としての基礎的なスキルを身につけてるのか疑問で、それでも堂々と主張するのが無理すぎて読めなくなった🙄
note.com/nyake/n/na2d...
「『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』はどこが間違っているのか」はどこが間違っているのか |三宅香帆
飯田一史さんの「『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』はどこが間違っているのか(抄)」という記事を拝読しました。飯田さんの、出版業界の現状について統計データを用いて検証しようとする姿勢に、あらためて敬意を表したいです。 なのですが、拙著を「間違ってる」と言い切るにしては、データの定義のズレや、ダブルスタンダードと指摘せざるを得ない箇所が多々ありました。 あくまで建設的な議論のために、そしてな...
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December 14, 2025 at 3:05 AM
今日、仕事関係の会合があったのでその後の懇親会で出たやつ。和食系で美味しかった😋
これ以外に海産物の囲炉裏焼きとかあった。
December 13, 2025 at 10:37 AM
カズノリイケダのシーラカンスモナカ。売ってるお店限られてたのだけど、駅のカズノリイケダでも数量限定で売られるようになってちょっと買いやすくなった(すぐに売り切れるのでやっぱり買いづらい…)
あんこ×バターの背徳的な美味しさで、『シーラカンスは入ってません』の注意書きもかわいいし、パッケージのオシャレさも含めて、仙台土産の新定番だと思う。
December 12, 2025 at 10:43 PM
家の近くのスーパーが六花亭推しで、フォロワが美味しいと言ってたバターケーキ見つけたので、ついでに売ってたチョコマロンも買ってみた。食べるの楽しみ😋
December 12, 2025 at 8:41 AM
今日は人生初大腸カメラで、カメラは鎮静剤使ったおかげかまったく苦しくなく終了。むしろ前の晩からの下剤の方が大変だった…。
ということで検査お疲れとクリニック近くの喫茶店でクレームブリュレ&コーヒー。美味しい😋
December 12, 2025 at 6:18 AM
『COLD SLEEP』(木原音瀬著)
#読了
途中まで読んで積ん読になってたのを年末だし片付けようと一念発起。木原音瀬の小説はBLとは思えないくらい、胸を抉って来るのだよね。そして、だいたい片方もしくは両方がキャラ悪で。
本作は主人公が記憶喪失になってるところから始まるのだけど、どうやら主人公は元はクズ男のようで。記憶戻るのかなと思いきや最後まで戻らず、もどかしいやり取りが続くけど、この描写の丁寧さが著者らしい。三部作だそうなので続きも期待。
December 12, 2025 at 6:15 AM
おすすめの本の紹介:『怪談四十九夜 今宵かぎり (竹書房怪談文庫)』(黒木あるじ, 我妻俊樹, 雨宮淳司, 斉砂波人, 小田イ輔, 田中俊行, つくね... 著) a.co/b4avwz2
#読了
実話怪談オムニバス集。さらりと読めてそれぞれの著者の個性も感じられてよい。若本衣織の山に関する怪談はいつ読んでも怖すぎて。黒木あるじは東北地方の怪談を集めてて、読んでて時々、ここ知ってる…となるのだけど、今回の3作は場所分からないもののあとから繋がってるのが明かされてゾッとした。
怪談四十九夜 今宵かぎり (竹書房怪談文庫) (Japanese Edition)
Shared via Kindle. Description: 超豪華執筆陣!超弩級怪談集!!<br /><br /><br />人気シリーズが一夜の復活!<br />豪華執筆陣による最恐怪談アンソロジー<br /><br />怪異はつきない、地獄行きはまだまだだ!<br /><br /><br />死者の魂魄が現世にとどまる四十九日に準え不思議で怖く不気味な話を紡ぐアンソロジー「怪談四十九夜」。...
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December 10, 2025 at 10:49 PM
カズノリイケダのシュトレン(スライス)食べたけど相変わらず濃厚な味で満足度が高かった😋
でもこの小さめスライスで400円するんだよな…。美味しかったけど。
December 10, 2025 at 10:51 AM
『昨日がなければ明日もない』(宮部みゆき著)
#読了
良かった……けどしんどかった。杉村三郎シリーズ5冊目。探偵として請け負った中編3編収録。帯にはちょっと困った女たち、とあるけど、ちょっとどころではなかった。『絶対零度』は苦しくて悲しかった。最悪な俺様体育会系の夫にベタ惚れして犯罪に巻き込まれる妻のイザコザに巻き込まれる話だけど、調べるうちにこの体育会系グループに巻き込まれた別の夫婦の悲劇が明らかになって。自殺した妻の復讐を決意する夫の覚悟が悲しすぎた。というか、厄介な人格者の身内になると最悪な結果しか起こらないな…と。家族ガチャ怖い…
December 10, 2025 at 10:10 AM
おすすめの本の紹介:『アフター・ユー (文春e-book)』(一穂 ミチ 著) a.co/4BBandX
#読了
良かった…。著者らしさが溢れてる小説だった。大阪弁だったり、どこかユーモラスなキャラが出てきたりするのが著者らしくて。同棲してる恋人が旅に出ると言ったまま消息を絶って、どうやら男性と行動して船の事故にあったことが分かって。男性の妻と真相を探るお話。ファンタジーとミステリの要素もあって、切なかったけどとても良かった。
アフター・ユー (文春e-book) (Japanese Edition)
Shared via Kindle. Description: 遠い地で、見知らぬ男と海に消えた恋人――<br /><br />●一穂ミチ3年ぶりとなる待望の長編<br /><br />『光のとこにいてね』(島清恋愛文学賞受賞)、<br />『ツミデミック』(直木賞受賞)、<br />『恋とか愛とかやさしさなら』(本屋大賞ノミネート)と、<br />次々と話題作を発表する一穂ミチさん。<br />...
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December 9, 2025 at 10:28 AM
今日のランチ、寒ブリ刺身漬け丼とタルトタタン。出張の日なのに新幹線が動くかどうかでバタバタして大変だったけど(結局行けた)ランチが美味しいのですべて許せる😋🍴💕
December 9, 2025 at 4:20 AM
米澤穂信を久々に読んだとき、周囲の世界への解像度の高さに驚いたのだけど、宮部みゆきはまたちょっと違ってるというか、世界を分解して捉えるときのレイヤー数がすごく多いように思う。
どちらも高校時代に『ボトルネック』と『火車』で打ちのめされてからしばらく離れていたのだけど(そして東野圭吾に行った)、こうして大人になって読むと経験を積み重ねたことで良さがわかるようになった気がする。
December 8, 2025 at 1:45 PM
Reposted by みかん猫
大穢 竹芝さん
December 8, 2025 at 12:17 PM
『希望荘』(宮部みゆき著)
#読了
杉村三郎シリーズ四冊目。衝撃のラストを迎えた『ペテロの葬列』から一転して、探偵事務所を設立している主人公にびっくり。この主人公、ガツガツもしてないし優しいし、基本的に善人なんだよなあ、と好感度が高い。一巻ではとても探偵の素質なんてなさそうだったのに、段々と洞察力が増しているし、元リーマンの礼儀正しさもあって、いままでにないタイプの探偵になってる。依頼者との距離感も良いのだよなあ。中編四作なのだけど、どれも良かった。表題作『希望荘』の真相も意外だったし、探偵になるきっかけとなった『砂男』は切なかった。やっぱり上手いなあ。
December 8, 2025 at 1:39 PM
どら焼き屋の月替わりどら焼き。
北海道産生クリームとショコラ😋
December 7, 2025 at 10:30 AM
おすすめの本の紹介:『四ツ谷一族の家系図 (スターツ出版文庫単行本)』(沼堂幼太郎 著) a.co/aPKOpLc
#読了
ここ最近、雨後の筍のように溢れてきたモキュメンタリーホラー。歴史研究家の主人公が友人の家系を辿り始めることで怪異に巻き込まれるのだけど、文体も読みやすく軽く読めて面白かった。文中に出てくるウミケムシ、調べたらほんと気持ち悪かったな…
四ツ谷一族の家系図 (スターツ出版文庫単行本) (Japanese Edition)
Shared via Kindle. Description: 古びた仏壇から見つかった奇怪な文言を記した一冊の古文書。<br />都内の出版社に勤める四ツ谷武尊は、歴史学研究者の友人・沼堂幼太郎を頼り、家系図をたどりながら先祖の調査を始める。だが祖父は「先祖調査はやめろ」と繰り返すばかり。ほどなく、武尊の自宅マンションには毛虫の詰まった袋が吊るされるなど、不気味な出来事が相次ぐ。やがて辿り着いた...
a.co
December 7, 2025 at 10:00 AM