無理して1000パラグラフを詰め込んだ「ネバーランドのリンゴ」「ニフルハイムのユリ」は1000パラグラフのために作られた3次元迷宮が野暮ったいし、「カボチャ男」のあの長大にも長大すぎるスゴロク式マップは、「野暮」という言葉以外に感想が出てこない。評判のいい「ウルフヘッド」も、付属する山のようなプレイヤー側NPCに、それぞれカードが一枚付いて、山のような特殊ルールがあるという野暮さだ。
まあスマートすぎるのもなんだけど……。
無理して1000パラグラフを詰め込んだ「ネバーランドのリンゴ」「ニフルハイムのユリ」は1000パラグラフのために作られた3次元迷宮が野暮ったいし、「カボチャ男」のあの長大にも長大すぎるスゴロク式マップは、「野暮」という言葉以外に感想が出てこない。評判のいい「ウルフヘッド」も、付属する山のようなプレイヤー側NPCに、それぞれカードが一枚付いて、山のような特殊ルールがあるという野暮さだ。
まあスマートすぎるのもなんだけど……。
すごい本を読んでしまった。発端こそ「お布施」から始まるが、釈尊による原始仏教でのお布施の位置づけが「戒律を守る出家者に対して行われていたもの」であることから、その守るべき戒律「出家戒」とは何か、に話が進み、そして日本における最澄の「出家戒」の否定と、それ以降の日本の伝統仏教の戒律のスポイルの歴史を総括して「出家戒を否定し、妻帯肉食蓄財当たり前になっている日本の伝統仏教の僧侶は著者含めすべて「袈裟を着た在家信者」にすぎない」、と結論付けるのだ。糾弾のレベルを超え、日本の仏教思想の全方向に向けてマシンガンをぶっ放したようなものである。いやはや……。
すごい本を読んでしまった。発端こそ「お布施」から始まるが、釈尊による原始仏教でのお布施の位置づけが「戒律を守る出家者に対して行われていたもの」であることから、その守るべき戒律「出家戒」とは何か、に話が進み、そして日本における最澄の「出家戒」の否定と、それ以降の日本の伝統仏教の戒律のスポイルの歴史を総括して「出家戒を否定し、妻帯肉食蓄財当たり前になっている日本の伝統仏教の僧侶は著者含めすべて「袈裟を着た在家信者」にすぎない」、と結論付けるのだ。糾弾のレベルを超え、日本の仏教思想の全方向に向けてマシンガンをぶっ放したようなものである。いやはや……。