pepe
pepebluesky.bsky.social
pepe
@pepebluesky.bsky.social
映画、配信ドラマ、観劇、読書、写真 備忘録  
ネトフリ版「フランケンシュタイン」を鑑賞、感想書きました。
こだわり抜いた映像美で、悲哀漂うゴシックホラーをシンプルに堪能できる一作。自分は、「怪物」がこの作品では醜さよりも哀れさを感じて堪りませんでした。生まれても名前も与えられず無慈悲に放り出された彼が怪物と化したのは、正しく導く「親」たる博士が逃げ出したからにほかならず、だからあのエンドには怪物にもっと殴れと言いたくなったところでしたが、監督がその先に見せた映像美が素晴らしかったので、黙るしかなかったです。とても良かった。
映画『フランケンシュタイン』のpepeさんの感想・レビュー | Filmarks
pepeによる、「フランケンシュタイン(2025年製作の映画)」ついての感想・レビューです。
filmarks.com
November 9, 2025 at 12:31 PM
逢坂冬馬氏「ブレイクショットの軌跡」読了、感想書きました。
長編三作目は現代日本を舞台に、現代ならではの社会問題に対して主に若者たちの奮闘をメインに描いた作品で、読み通してわかる構成のうまさがさすがでした。

色んな社会問題を真摯に取り上げ問題点も提示している分、その説明箇所が多いのが物語の流れとして少し詰まるところも感じましたが、若者や辛い立場にある人々に対して、情報の濁流に押し流されそうなこの現代、ひたすらに自分らしく「ただ善良であること」が大切なんだ、というひととして大切な基本を何度も説いているような作品でもあって、そういった意味でもまっすぐで強い物語だと感じました。
pepeさんの感想・レビュー
pepeさんの逢坂冬馬『ブレイクショットの軌跡』についてのレビュー:車の製造過程で、車内に転がり落ちた余分なボ...
booklog.jp
November 9, 2025 at 8:11 AM
梓崎優氏の新作が10月末に刊行されたのをやっと知った。
早目に読みます…なんと12年ぶりだそうで…一度近刊案内に載ったもののいつのまにか消えて数年…、やっとほんとに出たんだという感慨でいっぱい。

デビュー短編集「叫びと祈り」の一作、「叫び」の凄さがいまだに忘れられないのです。あの途方もない断絶と絶望を短編であらわしたことが衝撃だった。
狼少年ABC - 梓崎優|東京創元社
狼少年ABC 「俺、昔、喋る狼に会ったことがあるんだよ」カナダの温帯雨林にやってきた三人の日本人大学生。狼の生態に関するフィールドワークのかたわら、ひとりが不思議なことを言い出して──(表題作)。 大人になる前の特別な時間を鮮やかに切り出した、四つの中編を収録。
www.tsogen.co.jp
November 6, 2025 at 11:44 AM
配信ドラマはアマプラに再度入った「エレメンタリー」を少しずつ鑑賞中。
会話の掛け合い、事件の展開がめちゃくちゃ早く、字幕を追っていると映像を全然楽しむ余裕がないので吹替で観てます。皆頭が良くて誰も脚を引っ張らない。45分前後一話完結(今のところ)でミステリの起承転結毎回やってのけててほんと凄い。無駄が無さすぎて一つ場面が変わったら容疑者変わってたりする。体感通常の話の1.5倍速。
November 2, 2025 at 11:45 AM
「ひとつの机、ふたつの制服」テアトル梅田で鑑賞、感想書きました。
90年代の台湾、学歴でレッテルを貼られるコンプレックスに苛まれるひとりの少女の視点で、友情と恋愛と親子の絆を丁寧に軽やかに描き上げた爽やかな青春映画。友情を深めていく少女二人のかわいらしさ、恋愛を育んでいく男女の初々しさ、親子愛の逞しさ(母親がすごくいい)が絶妙なバランスで描かれていました。とても良かった。
映画『ひとつの机、ふたつの制服』のpepeさんの感想・レビュー | Filmarks
pepeによる、「ひとつの机、ふたつの制服(2024年製作の映画)」ついての感想・レビューです。
filmarks.com
November 2, 2025 at 11:40 AM
100均で目が合って買っちゃったハロウィンお化け お盆持ちのすがた。とにかくかわいい。
松ぼっくりは自前だけどやたら似合う
October 31, 2025 at 11:41 AM
リンカーン弁護士をシーズン3まで完走しました。
正直S2はあまり乗り切れなかったものの、S3は緊迫感ある展開と、チーム感が出てきた事務所チームの面々のノリが良くて楽しく観れました。ローナがとにかくかわいい。シスコでなくとも惚れる。シスコはハーレーで追跡することに無理があることに早く気づいてほしい。
このヒキで続きが無かったらネトフリがあまりに無情すぎるところでした。S4確定で良かったです。
October 23, 2025 at 10:44 AM
「ブラックドッグ」、鑑賞してから結構経ったものの、いまだに好きだなあ…とぼんやり思い出すので忘れないうちにnoteに感想書きました。語らずに語るタイプの映画は、合うか合わないか自分でも観ないとわからなくて半分賭けで観ることもありますが、この映画はがっしり刺さりました。
荒涼とした風景と街並みの贅沢なスケール感が一番刺さったポイントではあるかなと思うけれども。
「ブラックドッグ」【映画感想文】|pepe
ブラックドッグ - 株式会社クロックワークス - THE KLOCKWORX 第 77 回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門最優秀作品賞/パルム・ドッグ審査員賞受賞|罪を背負う青年と黒い犬との絆を描く、 klockworx.com ※内容に深く触れた感想文です。 はじめに 「ブラックドッグ」は、予告編を劇場で何度か見るうちに気になって鑑賞した作品でした。「ファンファーレ!」や...
note.com
October 23, 2025 at 10:40 AM
キム・チュヨプ氏「惑星語書店」読了、感想書きました。

すべてSF作品ではありながら、人の感情の揺らぎに物語の芯をつくって描いているので、肩肘張らずに楽しめました。長編「派遣者たち」のプロトタイプあり、切ない二重の永遠の別れを描いた「サボテンを抱く」、読まれない本の貯蔵がもたらした奇跡的な出逢いの表題作、と読み心地もさまざまな作品が詰まってました。
一番好きなのが「外から来た居住者たち」で、ノスタルジックなテーマで描く奇妙な出逢いと暴露がそれから先の日々を少しユニークに変える短編でとても良かったです。
pepeさんの感想・レビュー
pepeさんのキム・チョヨプ『惑星語書店』についてのレビュー:視点の切り取り方の目新しさや、特に女性同士が築く...
booklog.jp
October 17, 2025 at 11:56 AM
最近は「リンカーン弁護士」をネトフリで鑑賞中、シーズン2の依頼人があまり好きじゃあないし主人公もどうなのよ…と思ったのでS3は後にしようかと思ったけれど、2のヒキにつられて3まで観つづけている。あれは観てしまう。

主人公の女好きっぷりがどうにもいけ好かないけれどドラマのテンポは良いしサブキャラクタのほうはみんな好き。無実を晴らす、というタイプでなく、依頼人を無実に導くトリックを楽しむドラマなので単純にすっきりとはできないけれど、そこがまた味な感じもする。

あと特に弁論場面で英語がとても聞き取りやすい。意味が分かるまではいかないけれど、ハキハキ聞こえて気持ちよい感覚になれる…
October 15, 2025 at 12:14 PM
109シネマズのIMAXレーザーGT(@エキスポシティ)という最高の環境でそれほど無理なく観に行ける環境って、実はたいへんありがたいものだよなあ…
October 15, 2025 at 12:08 PM
「ワン・バトル・アフター・アナザー」鑑賞、感想書きました。
父がさらわれた娘を取り戻す親子愛の物語にアメリカの社会問題を織り交ぜて、ピアノベースの劇伴が心地よくアップテンポな物語を盛り立てて、最後までずっと楽しく観られました。ディカプリオは終始情けない中年男なのだけど、たった一つ彼が守ろうとしているものに対して必死になる姿そのものは、すごくカッコイイとも言えました。
終盤のカーチェイスがまた新体験で、没入感もあって楽しかった…IMAXで観られてほんと良かった。
映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』のpepeさんの感想・レビュー | Filmarks
pepeによる、「ワン・バトル・アフター・アナザー(2025年製作の映画)」ついての感想・レビューです。
filmarks.com
October 15, 2025 at 12:07 PM
そしてキムゴウンとパクジヒョンのいろんなオフショットを見て
心を宥めるまでがセット…美しくかわいく素敵で良いです…。
September 23, 2025 at 11:50 AM
「ウンジュンとサンヨン」は、テーマが重いので簡単には勧められないし、15話という話数にはやっぱり長さは感じた。社会人になってからの恋愛模様はそこまで引っ張らなくても、と思えたのも確か。サンヨンの兄の顛末も、最終話に至っていくらかそう描いた理由はわからなくもなかったけれど、少し雑な扱いには感じた。サンヨン自身も正直、ひねくれすぎていて、感情移入はしづらかった。

それでも、人と人が向き合って互いの感情を底までさらけ出しあうこと、愛情と憎悪がここまでないまぜになって、その果てに許しや和解もあり得ること、そんな人間関係の清濁をこんなにじっくりと描いている物語として、似たようなのは出てはこないと思う。
September 23, 2025 at 11:49 AM
ネトフリの韓ドラ「ウンジュンとサンヨン」を完走。
これだけ丁寧に女性二人のみの近くて遠い関係性を描き切った作品は初めて観た気がする。脚本も演じたふたりも凄かった。

安楽死の付き添いを頼んできたのは遥か昔に絶交したきりのかつての親友だったという始まりかたの、過去の女性二人のあいだのすさまじい愛情と憎悪の混濁した因縁を紡いだ物語。至る結末は想像できるけれど、それまでの彼女たちのぶつかり合いが過酷で重い。
September 23, 2025 at 11:43 AM
「ブラックドッグ」はゴビ砂漠のずっと変わらない景色と、灰色めいた街並み、廃墟と化した遊園地、といった人の作ったものが数十年で廃れていこうとしていく対比が特徴的でした。
都市では北京五輪に沸き立っているという時代背景を想えば、捨て置かれる都市と人々への哀愁や、それを振り返らない政府への冷えた目線も感じ取れて(それをあらわには表現できないのだろうけれど)、複雑な感慨も抱きました。
September 21, 2025 at 9:58 AM
「ブラックドッグ」鑑賞、感想書きました。
これほど風景から感じ取らせる映画はなかなかないように思えて、新鮮な感覚で観られました。

荒涼としたゴビ砂漠を、疾走する犬の大群という遠景から始まり、寂れていく街の風景、住まう人々の日常、そして自由に駆けまわる野犬たちを描き、無口な男と黒犬が相棒となる物語が言葉少なに語られます。

説明的な台詞はまったくなく、主人公の過去や境遇、街が直面している事情は人々の会話やアナウンスなどから朧気に知っていくだけ。その押しつけがましくない、語らない距離感だからこそ、安心して風景に没頭できるように思えました。
映画『ブラックドッグ』のpepeさんの感想・レビュー | Filmarks
pepeによる、「ブラックドッグ(2024年製作の映画)」ついての感想・レビューです。
filmarks.com
September 21, 2025 at 9:53 AM
「ファンファーレ! ふたつの音」鑑賞、感想書きました。
全く違う人生を歩んでいた二人の兄弟が出会ってからのそれぞれの日々を音楽とともに紡ぎあげた物語で、彼らを取り巻く人々の直面している社会問題にも触れたヒューマンドラマ。わかりやすい奇跡は起こさずに、人とのふれあいがもたらすぬくもりを感じられる作りが、とても良かったです。
最後のボレロの素晴らしさとともに邦題の副題が示した意味も伝わってきて、すごく素敵でした。
映画『ファンファーレ!ふたつの音』のpepeさんの感想・レビュー | Filmarks
pepeによる、「ファンファーレ!ふたつの音(2024年製作の映画)」ついての感想・レビューです。
filmarks.com
September 21, 2025 at 9:47 AM
あと「ブロークン 復讐者の夜」を観に行ったけれど、あまりにしょんぼり…となったので特典ポスカだけを思い出にしたいと思いました。

キムナムギルの無駄遣いというか、ホソンテも無駄遣いだし、ハジョンウの無双っぷりだけが唯一の見どころなのでそれだけに絞って作ればよかったのに。よかったか…?
September 14, 2025 at 1:02 PM
ドラマ版「ベイビーわるきゅーれエブリデイ!」、完走して感想あげました。

ゆるゆるのノリにときおり混じるシリアス、高速でカッコよさ抜群のアクションのバランスが抜群で、映画版と全く同じトーンで楽しみ切れました。とても良かった。ちさととまひろコンビは永遠。カルビイカがかわいすぎてグッズが今更欲しいです。柄本さんの役柄も良かったし、前田さんの再登板も嬉しかったー。満足感でいっぱいですが、まだ続きがあれば嬉しいなあ。
ドラマ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』のpepeさんの感想・レビュー | Filmarks
pepeによる、「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!(2024年製作のドラマ)」ついての感想・レビューです。
filmarks.com
September 14, 2025 at 12:56 PM
櫻田智也氏著「失われた貌」読了、感想書きました。あまり楽しめた方では無かったという感想です。

緻密に練られた警察小説で、徹底的な計算しつくされた作りにはこれまでの短編同様のこだわりが存分に発揮されていてすごいなと思ったのですが、評価のある人間ドラマの描き方に自分はのれなかったな…という感じでした。自分には特に女性の描き方があまり好きにはなれなかったです。好みの問題なんでしょうが…
pepeさんの感想・レビュー
pepeさんの櫻田智也『失われた貌』についてのレビュー:作者の短編集をすべて読んできてどれもとても気に入ってい...
booklog.jp
September 14, 2025 at 12:52 PM
あとアマプラに来た「貴公子」を劇場ぶりに鑑賞、やっぱり楽しく観れて大好きだなと再確認。姿勢よくきびきび走って追いかけてくるイケメンのプロ(?)の面白さがもう随一。他でまず味わえない旨味がある。

ノワールの区分ではあるので暴力描写はままあるので手広くオススメとは言いにくいけども、主人公がとにかくポジティブで孤高さを満喫していて色んなしがらみから自由な風体なので、爽快さを持って楽しめる。ただ追いかけられ巻き込まれのマルコだけはほんとにひたすらに可哀想なので、一発ちゃんと殴ってくれて良いよとそれは何度観ても思います。
September 8, 2025 at 11:19 AM
ネトフリ版ウェンズデー2期完走、楽しく観れた、良かったです。
ウェンズデーとイーニッド、そしてアグネスのトリオ感が好きだなぁ。ダンスシーンや入れ替わり回とか可愛すぎた。

ストーリーは基本オカルト風味の学園ドラマでライトに楽しい。ティムバートン風味が満載のキャラクタやセットで世界観もばっちり。物語も、友情や家族間の問題などを絡めつつ過去の因縁(主にアダムス家の家人のせい)がらみのトラブル解決といった、いい意味で風呂敷を広げ過ぎてないのがかえってわかりやすくて良かったです。3期も期待できそう。というか(色んな意味で)必ず作ってくれないと困ります…。
September 8, 2025 at 11:14 AM
ネトフリ版ウェンズデー、S2後半の最初の1話ですでに嬉しみがあって大変楽しい。評判良さげなのでじっくり観る…
ウェンズデーとイーニッドの親友コンビがとにかく好きでたまらないので仲が良いままでいてほしいと願うよ。
September 4, 2025 at 12:25 PM
リンダリンダリンダおかわりしてきた
最高〜だった ありがとう
September 3, 2025 at 1:45 PM