「行為する意識 エナクティヴィズム入門」青土社より5月26日発売。
https://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=4026
https://pooneil.sakura.ne.jp/
www.all-nationz.com/archives/108...
「この国の国民画家はこの人」という気付きがあって面白い。このあたり:
* ポーランド『スタンチク(宮廷道化師)』ヤン・マテイコ
* フィンランド 『傷ついた天使』ヒューゴ・シンベリ
* フィンランド 『野焼き』エーロ・ヤルネフェルト
* ドイツ『雲海の上の旅人』C・D・フリードリヒ
* ブラジル『abaporu』タルシラ・ド・アマラル
* トルコ『亀の調教師』オスマン・ハムディ・ベイ
* ロシア『イワン雷帝とその息子』イリヤ・レーピン
これはこのあいだ言及した。
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%...
このふたりの表情もすごいな。
年老いたイヴァン雷帝が激昂して、次男で皇太子のイヴァンを杖で殴って、頭蓋骨を骨折させて死なせてしまう(史実)。取り返しのつかない状況に気づいたイヴァン雷帝。死に向かっている次男イヴァンの虚ろな表情と右手は、怒りでも苦悶でもなく、許しを与えているとも言い切れない微妙な表情をしている。(もう意識がほとんどないのだろう。)
右側に血溜まりがあるから、我に返ったイヴァン雷帝がそこから抱き起こしたのだな。
www.all-nationz.com/archives/108...
「この国の国民画家はこの人」という気付きがあって面白い。このあたり:
* ポーランド『スタンチク(宮廷道化師)』ヤン・マテイコ
* フィンランド 『傷ついた天使』ヒューゴ・シンベリ
* フィンランド 『野焼き』エーロ・ヤルネフェルト
* ドイツ『雲海の上の旅人』C・D・フリードリヒ
* ブラジル『abaporu』タルシラ・ド・アマラル
* トルコ『亀の調教師』オスマン・ハムディ・ベイ
* ロシア『イワン雷帝とその息子』イリヤ・レーピン
これはこのあいだ言及した。
自分はGNU思想から強い影響を受けたので、web上での活動で収益化をしないようにしてる(いまのところ)。そういうわけで、Noteが収益化しやすいのはわかるけど、自分で使おうとは思わない。
Noteに限らず、企業のサービスで自分のコンテンツを掲載することを望まない。Twitter、BlueSkyで書いたことは、最終的に自分のブログに掲載するための下書きである、という位置づけ。
pooneil.sakura.ne.jp
そういうわけで、自分は「令和人文主義」のセンスからは乗り遅れている。
自分はGNU思想から強い影響を受けたので、web上での活動で収益化をしないようにしてる(いまのところ)。そういうわけで、Noteが収益化しやすいのはわかるけど、自分で使おうとは思わない。
Noteに限らず、企業のサービスで自分のコンテンツを掲載することを望まない。Twitter、BlueSkyで書いたことは、最終的に自分のブログに掲載するための下書きである、という位置づけ。
pooneil.sakura.ne.jp
そういうわけで、自分は「令和人文主義」のセンスからは乗り遅れている。
学生が属しているアカデミアの世界では、(少なくとも方法論的には)表象主義、計算主義が制度化されているため、現状エナクティヴィズムはメインストリームからは外れているように見えるかもしれない。でも社会に出た人が実践の場で模索する際にエナクティヴィズムは訴えかける側面もあると思う。
(* より正確には、「主義」的な表現を避けるために「エナクティヴなアプローチ」と呼ぶべきだが)
学生が属しているアカデミアの世界では、(少なくとも方法論的には)表象主義、計算主義が制度化されているため、現状エナクティヴィズムはメインストリームからは外れているように見えるかもしれない。でも社会に出た人が実践の場で模索する際にエナクティヴィズムは訴えかける側面もあると思う。
(* より正確には、「主義」的な表現を避けるために「エナクティヴなアプローチ」と呼ぶべきだが)
そういうわけで、いまの「令和人文主義」がベストとは思わないのだけど、そこでの問題意識には共感できる。
そういうわけで、いまの「令和人文主義」がベストとは思わないのだけど、そこでの問題意識には共感できる。
だから「(令和人文主義の)主要な読者・受け手は、大学生ではなくむしろビジネスパーソンが想定されている」という点。ここは興味深い。
というのも、CHAINでやってる学際的な教育は、社会に出てイノベーションを要求される人にこそ有効な面もあるので。じっさいCHAINではリカレント教育の実践も進めている。
CHAINは大学の組織ではあるけれども、CHAINセミナーとか各種イベントにおいては、北大生向けだけでない、広い層に向けて届くことを目指している。
だから「(令和人文主義の)主要な読者・受け手は、大学生ではなくむしろビジネスパーソンが想定されている」という点。ここは興味深い。
というのも、CHAINでやってる学際的な教育は、社会に出てイノベーションを要求される人にこそ有効な面もあるので。じっさいCHAINではリカレント教育の実践も進めている。
CHAINは大学の組織ではあるけれども、CHAINセミナーとか各種イベントにおいては、北大生向けだけでない、広い層に向けて届くことを目指している。
note.com/keizokuramot...
「2010年代型啓蒙主義的ビジネス書ブーム」は自分の分野にも関連している。ダマジオの意識本は、ダイヤモンド社の手にかかると「教養としての「意識」」という、サンデル本的にパッケージ化されていた。あんま好かんと思ったが、本を売るならこういう方法かとも思った。
今回の記事ではそのような「啓蒙主義的ビジネス書」(そしてそこで人文学が行う教養主義マウンティング)への対抗として出てきたのが「お前のリアルをお前の言葉で語れよ」系と「令和人文主義」だと。
この整理でだいぶ納得がいった。
note.com/keizokuramot...
「2010年代型啓蒙主義的ビジネス書ブーム」は自分の分野にも関連している。ダマジオの意識本は、ダイヤモンド社の手にかかると「教養としての「意識」」という、サンデル本的にパッケージ化されていた。あんま好かんと思ったが、本を売るならこういう方法かとも思った。
今回の記事ではそのような「啓蒙主義的ビジネス書」(そしてそこで人文学が行う教養主義マウンティング)への対抗として出てきたのが「お前のリアルをお前の言葉で語れよ」系と「令和人文主義」だと。
この整理でだいぶ納得がいった。
2週間前にボイスコミック2が出てたのを発見した。これで発音されていた。さすがに作者の監修が入っているだろう。これで言語の理解がだいぶ捗る。書き文字だけだとぜんぜんわからないからな。
2週間前にボイスコミック2が出てたのを発見した。これで発音されていた。さすがに作者の監修が入っているだろう。これで言語の理解がだいぶ捗る。書き文字だけだとぜんぜんわからないからな。
> アメリカ英語で1874年に印刷物で確認されており、特に1911年にパラシュートが使われ始めて以降、急速に普及した。イギリスでも1921年には登場しており、ビートルズの時代までには、両国で共通の表現として定着していた。
とのこと。
本筋とは別だけど、パラシュートの存在がこの比喩の実感を支えているという話は面白い。
> アメリカ英語で1874年に印刷物で確認されており、特に1911年にパラシュートが使われ始めて以降、急速に普及した。イギリスでも1921年には登場しており、ビートルズの時代までには、両国で共通の表現として定着していた。
とのこと。
本筋とは別だけど、パラシュートの存在がこの比喩の実感を支えているという話は面白い。
"Help"はもう中学高校くらいでまじで100回以上は歌っている気がするが、サビのところで"help me get my feet back on the ground"ってあるところが痛切だ。そこに来ると涙が出てきて歌えなくなる。
当時まだだれも経験したことのない「ビートルマニア」という状況で、自分を取り戻せない状況は本当に「地に足がつかない」状況だったのだろう。
"Help"はもう中学高校くらいでまじで100回以上は歌っている気がするが、サビのところで"help me get my feet back on the ground"ってあるところが痛切だ。そこに来ると涙が出てきて歌えなくなる。
当時まだだれも経験したことのない「ビートルマニア」という状況で、自分を取り戻せない状況は本当に「地に足がつかない」状況だったのだろう。
井上陽水がビートルズとボブ・ディランから多大な影響を受けたことはよく知られているが、ここで唐突に死が出てくるところの唐突さに近接度の高さを感じた。吉田天然知能的には近接度60%くらい。(そんなに高くない)
井上陽水がビートルズとボブ・ディランから多大な影響を受けたことはよく知られているが、ここで唐突に死が出てくるところの唐突さに近接度の高さを感じた。吉田天然知能的には近接度60%くらい。(そんなに高くない)
smash-jpn.com/live/?id=4593
このあいだのペニーレーン24のときも「また来ます」って言ってたけど、ほんとうに日本中回ってる。たとえば四国には4県ぜんぶに行くことになってる。(画像にあるスケジュールに先立って 12/12 香川、12/13 愛媛 がある)
北海道も11/23の札幌のあとで、3/20 苫小牧、3/21 函館がある。
smash-jpn.com/live/?id=4593
このあいだのペニーレーン24のときも「また来ます」って言ってたけど、ほんとうに日本中回ってる。たとえば四国には4県ぜんぶに行くことになってる。(画像にあるスケジュールに先立って 12/12 香川、12/13 愛媛 がある)
北海道も11/23の札幌のあとで、3/20 苫小牧、3/21 函館がある。
「ここでは、漫画家が音楽家を描き、音楽家が漫画家を歌うという関係が示唆されている。」
=>
「ここでは、漫画家が音楽を描き、音楽家が漫画を歌うという関係が示唆されている。」
「ここでは、漫画家が音楽家を描き、音楽家が漫画家を歌うという関係が示唆されている。」
=>
「ここでは、漫画家が音楽を描き、音楽家が漫画を歌うという関係が示唆されている。」
もうすこしニュートラルな視線で見ても、最後の最後の「描くよ君の歌を」の部分は、一番の漫画家と二番の音楽家の想いが交錯し、繋がりを産みだしている、というところまではこの歌詞から読み取ることができると思う。
もうすこしニュートラルな視線で見ても、最後の最後の「描くよ君の歌を」の部分は、一番の漫画家と二番の音楽家の想いが交錯し、繋がりを産みだしている、というところまではこの歌詞から読み取ることができると思う。
このように読めば、この曲のタイトルが手塚治虫の「新宝島」という漫画の出発点であることの意味というか必然性が生まれる。
(* 「丁寧、丁寧、丁寧に」の部分は自分にとっては、「ルックバック」藤本タツキでの、昼も夜もあらゆる季節でも、漫画を書き続ける背中の姿を思い起こさせる)
このように読めば、この曲のタイトルが手塚治虫の「新宝島」という漫画の出発点であることの意味というか必然性が生まれる。
(* 「丁寧、丁寧、丁寧に」の部分は自分にとっては、「ルックバック」藤本タツキでの、昼も夜もあらゆる季節でも、漫画を書き続ける背中の姿を思い起こさせる)
それ観ながらちゃんと歌詞を読みながらこの曲を聴いてたら、やっと意味がわかって胸が震えた。
この曲は一番が漫画家、二番が音楽家で、揺れたり震えたりしても丁寧、丁寧、丁寧に描く/歌う、と並行して描かれる。ラスサビでもそれが並行して描かれていると思っていた。
でも最後の最後に「揺れたり震えたりした線で 描くよ 君の歌を」で両者が交錯することに今回はじめて気づいた。
ここでは、漫画家が音楽家を描き、音楽家が漫画家を歌うという関係が示唆されている。
それ観ながらちゃんと歌詞を読みながらこの曲を聴いてたら、やっと意味がわかって胸が震えた。
この曲は一番が漫画家、二番が音楽家で、揺れたり震えたりしても丁寧、丁寧、丁寧に描く/歌う、と並行して描かれる。ラスサビでもそれが並行して描かれていると思っていた。
でも最後の最後に「揺れたり震えたりした線で 描くよ 君の歌を」で両者が交錯することに今回はじめて気づいた。
ここでは、漫画家が音楽家を描き、音楽家が漫画家を歌うという関係が示唆されている。
www.maruzen-publishing.co.jp/book/b101436...
依頼を受けて、出版前の原稿にコメントしました。たぶん謝辞に自分の名前が入ってるはず。まだ現物を見てないので確認してないけど。
www.maruzen-publishing.co.jp/book/b101436...
依頼を受けて、出版前の原稿にコメントしました。たぶん謝辞に自分の名前が入ってるはず。まだ現物を見てないので確認してないけど。
2018年12月30日の著作権法改正で著作権保護期間が死後50年から死後70年へと延長された作家、のカテゴリーに入ってた。
www.aozora.gr.jp/shiryo_pdloc...
小林秀雄(1902年4月11日~1983年3月1日)
2018年12月30日の著作権法改正で著作権保護期間が死後50年から死後70年へと延長された作家、のカテゴリーに入ってた。
www.aozora.gr.jp/shiryo_pdloc...
小林秀雄(1902年4月11日~1983年3月1日)
たとえば「サージェント・ペパーズ」とかでも、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」終了後にいきなり「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」とかを勝手に選曲して始まるのは勘弁してほしい。
しかも「設定」の部分には自動再生の項目がないので困っていた。
でも調べてみると、「再生中の曲のキュー画面」というのを開いて、そこの「自動再生」をオフにすることができる。
www.naporitansushi.com/youtube-musi...
これで問題解決。スッキリ。
たとえば「サージェント・ペパーズ」とかでも、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」終了後にいきなり「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」とかを勝手に選曲して始まるのは勘弁してほしい。
しかも「設定」の部分には自動再生の項目がないので困っていた。
でも調べてみると、「再生中の曲のキュー画面」というのを開いて、そこの「自動再生」をオフにすることができる。
www.naporitansushi.com/youtube-musi...
これで問題解決。スッキリ。
アルバム"The Argument"のラストの表題曲の終わり方がすげー潔くていい。
アルバム"The Argument"のラストの表題曲の終わり方がすげー潔くていい。
なんか院生のときにあったことを思い出す。まんまこれと同じではないけど。
しんどい気持ちになるかと思ったら、昔のこと過ぎて、「トラウマで胸が苦しい」とかそういうのは無い。
なんか院生のときにあったことを思い出す。まんまこれと同じではないけど。
しんどい気持ちになるかと思ったら、昔のこと過ぎて、「トラウマで胸が苦しい」とかそういうのは無い。
でもDIYという思想には共鳴している。それはまず「無いものは自分で作ればいい」という点だけど、それだけではない。
なんというか「人を使ってスケールさせる」みたいな(大人であれば当然考慮するべき)真っ当な戦略に対する、うっすらとした嫌悪感、というか。
自分で制御できるサイズを保ちたいという欲求がある。
大学院生時代に自動車の免許を取る際には「自動車は人間が扱える範囲を超えたものであり、基本的に使うべきではない」なんてことを考えていたものだった。いま振り返れば極論ではあるけど。
でもDIYという思想には共鳴している。それはまず「無いものは自分で作ればいい」という点だけど、それだけではない。
なんというか「人を使ってスケールさせる」みたいな(大人であれば当然考慮するべき)真っ当な戦略に対する、うっすらとした嫌悪感、というか。
自分で制御できるサイズを保ちたいという欲求がある。
大学院生時代に自動車の免許を取る際には「自動車は人間が扱える範囲を超えたものであり、基本的に使うべきではない」なんてことを考えていたものだった。いま振り返れば極論ではあるけど。
Rollins Band "The End of Silence"
www.youtube.com/watch?v=up8M...
Rollins Band "The End of Silence"
www.youtube.com/watch?v=up8M...