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清水

清水

@shimizuakila.bsky.social

580 followers 61 following 4.4K posts

酒と旅と本と映画と文房具と美術と研究とでかい水が好き。成人・二次BL字書き。弱ペダ東巻、刀剣にほへし、中の人シルエルを書く。他CP・ジャンルもよく好み話す雑食。固定嗜好ではない。全ての差別に反対している。

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清水 @shimizuakila.bsky.social · 9d

【今後のオフ活動お知らせツイート】固定用📌
・2026/2/23 福岡　にほへし
・2026/3/20 東京　にほへし
・2026/5/5 東京　にほへし
スペース情報、新刊、寄稿、通販情報などオフ活動については全てこちらのツイートにリプライする形でお知らせします。Twitter不通になったらBlueskyに同IDでいます

清水

@shimizuakila.bsky.social

仕事用のプレゼンテーションマウス欲しいな……ポインター機能はなくていいのだが、そうなると左手デバイスになるんだよな……

November 27, 2025 at 10:57 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

これから京極堂シリーズを読む者は幸いである、鵺の訪れを17年待たずともよい
x.com/shimizuakila...

清水 on X: "17年待ったとれたてぴちぴちの鵼です、三連休はこいつといちゃつきます https://t.co/iBwktZh9Sb" / X

17年待ったとれたてぴちぴちの鵼です、三連休はこいつといちゃつきます https://t.co/iBwktZh9Sb

November 27, 2025 at 10:44 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

今からサマーウォーズ見るなら、あらすじさらってから、こっち見た方が断然面白いのでは？サマーウォーズに出てくる暗号を解読しようとする無茶苦茶企画です
youtu.be/kvC55N4k9ng

サマーウォーズの暗号、ガチで解けるかやってみた【RSA暗号】

YouTube video by QuizKnock

November 27, 2025 at 10:29 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

私は結構本気で、細田守も新海誠も、MVとかアニメーションドキュメンタリーとか、各地域の祭りの記録とか動物のモーションを描くとか、とにかく動きと音ハメに特化したものを撮らねえかなと思ってます、そういう気持ちよさを決めることはできると思うので（絶対やらなそうだけど）

November 27, 2025 at 10:14 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

これはどうしても見てて思った、エンドロールを見てると錚々たる役者に声優やらせてるので、もうこの面子でそのまま素直にハムレットやれよと思っちゃうRP

November 27, 2025 at 10:09 AM

Reposted by 清水

masayanmk2@病弱中年

@masayanmk2.bsky.social

だはははははは x.com/Cristoforou/...

saebou on X: "問題は、この声優キャストを雇ってそのまんま舞台で『ハムレット』をやったら100倍は面白いと思うので、なんか壮大な資源の無駄遣いみたいな気がしてくるということです。" / X

問題は、この声優キャストを雇ってそのまんま舞台で『ハムレット』をやったら100倍は面白いと思うので、なんか壮大な資源の無駄遣いみたいな気がしてくるということです。

November 27, 2025 at 7:25 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

封神の話です

November 26, 2025 at 8:37 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

私は「世慣れた風の優雅な獣と、別離を知る苛烈な美人」が好きすぎて、飛虎聞とムサヒルとにほへし３つ好きというあまりにも分かりやすい趣味に恥じらいを覚えている

November 26, 2025 at 8:37 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

はあ講師終わった終わった、好評っぽくて何よりだよ

November 26, 2025 at 8:34 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

アンジェ別注のyumiko iihoshiのパープルとグレーの皿が絶妙な色みで美しいのと、にほへしカラーじゃん……になって欲しくなっています
www.angers.jp/onlineshop/p...

yumiko iihoshi porcelain アンジェ別注「sketch」 | 京都・河原町にある雑貨店アンジェのウェブサイト

「上質な暮らし、美しいデザイン」をテーマに、日本・北欧を中心に世界中から文房具、キッチン用品、服飾、書籍などを品揃えする雑貨店アンジェのウェブサイトです。京都・河原町本店の他、烏丸三条、梅田、上野、丸の内、武蔵小杉に店舗があります。

November 26, 2025 at 3:29 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

#にほへし小景　のタグで投稿してるものもあるので、Twitterもタグで見てもらうといいかもしんない

November 26, 2025 at 2:38 AM

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清水

@shimizuakila.bsky.social

太宰府出張中の長谷部・日光さんと、そこに差し入れにいく日本号くんの話（未完）1/2
#にほへし小景

七月も始まったばかりだというのに、すでにうんざりした暑さの中、日本号は土産の紙袋をぶら下げて博多駅に向かった。こんな日はさっさと地下に下りてしまうに限る。ちらりと大宰府行き直通バスの混雑具合を覗いてはみたものの、早々に見切りをつけた。それなりの本数は来ているもののの、休日ともあってか長蛇の列ができていた。これならば、下手に待つよりは電車で行ってしまう方が早い。
　道中、訪日観光客に太宰府までの道順を聞かれ、旅は道連れとばかりに一緒に向かうことにした。なにせ出自も持ち主もここに行き着いた道筋も多種多様に富んだものたちで、長いことひとつ屋根の下にいるのだ。片言であっても、お互いの言葉で多少は何事かを言えるようになっている。まして己がいる都市は、アジアの玄関口である。隣人たちはずっと共にいた。また博多駅には戻ってくるというので、大きなスーツケースを預けられるロッカーを共に探して、のんびりと電車に乗り込んだ。

日本号に限ったことではなく、観光客が多い館の収蔵品は、片言でもよその国の言葉を覚えていくものだ。厚などは、もはや何ヶ国の言葉を話せるのか、自分でも把握ができていないと言っていたから、己は大したことがない認識でいる日本号である。しかし正三位という位階も伊達ではないもので、漢詩にはまずまず明るい。だから喋るよりは、書いた方がまだ正確に伝わる。手持ち無沙汰に、いくつか覚えている詩を書きつけてみせたら、からからと笑われた。そんなに若いのに、お年寄りみたいなことを知っている、だそうだ。そう若くはないんだと半分冗談、半分本気で返せば、冗談と思われてまた笑われる。読んでみようか、と言うので紙を預けた。水の上をすべるように進む、帆船のように軽やかで早い言葉だ。博多の街に昔から響いていた音だ。金印は、今でも自分の言葉を忘れてはいない。
　タッパーに詰めたあまおうを回されて、勧められるままに一粒頬張る。

日本号が持っていたキャラメルをお返しに渡すと、歯の詰め物に気をつけなきゃ、と身振り手振りで伝えて笑うので、どこの国でもよくある失敗らしい。日本号が歯に詰め物をする機会など巡ってこないのだが、すぐ取れるからな、などと知ったような口を聞く。
　太宰府の駅に降り立つと、博多の街中と暑さはさほど変わりなかった。旅の道連れとは、参道の入り口で別れた。帰りの乗り換えの駅名を、日本号が何度も繰り返したので、向こうも特定の駅名の発音ばかり達者になる。さすがに博多行きはどうにかなるだろうと思いながらも、何度か振り返る。手を振っている。ごった返す人々の中で、さまざまな国の言葉が飛び交う。
　人助けもしたことだし、水分補給も許されようというもので、駅前にあるブルワリーで一杯聞こし召て参ろうと思ったら、見知った先客がいた。笹貫である。パイントグラスを傾けて、店内のカウンターに肘をついてもたれていた。おまえさん、仕事中だろと悪い顔で小突いてやると、君らは

連れ合い同士で同じことを言うんだねえとやり返された。まあ長谷部ならば言うだろう。日本号が言う方が珍しいのだ。
　今回の日本号の目的は、太宰府天満宮ではなく、その奥にある博物館だ。今夏の展示には、長谷部と日光が出張している。本丸での顔馴染みも笹貫を含めて幾名か来ると言っていたから、慰労も兼ねてやってきたのだ。明日月曜は博物館も休みなので、日本号は今日から明日にかけて、こちらに滞在するつもりだ。
　複数種類の飲み比べができるセットをもらって、その中のひとつを一息で半分ほど飲み干す。さすがの黒田武士、いい飲みっぷりだ、と茶化すような横槍が入る。笹貫も古刀の域に十分含まれる年だが、本丸ではあまり意識した試しはなかった。しかしこうして酒場で行き合って一対一で接してみると、なかなかどうして、食えない古狸である。
　ひとまず冷たいビールを入れて、調子づいてきた。一杯目は柑橘の香り

June 19, 2025 at 2:13 PM

Reposted by 清水

清水

@shimizuakila.bsky.social

もはやそんなににほへしではない、黒田三姉妹の二月フレンチ満喫コース　1/3
#にほへし小景

どこにでも現れる２　黒田食事会

「今日は俺が仕切らせてもらう」
　はいはい、お兄様にお任せしますよ、と日本号が笑い混じりに受けると、背後の長谷部からアキレス腱を革靴のつま先で蹴られた。勝手に弟分としてまとめるなという抗議である。でかい男三人がわちゃわちゃとしながら近づいていっても、さすがの名店は淀みなくドアを開けて、にこやかに迎え入れてくれた。
　二月最初の休館日には、三名で食事に出るのがこのところの慣いになっていた。日光の展示期間かつ、長谷部もまだ起きている時期である。別に誰が仕切ると決めているわけでもなく、長谷部や日光があれが食べたいと言い出すこともあれば、数年ぶりだからとなんとはなしに寒鰤を食べにいくと決まることもある。複数人の方が都合が良いメニューが採択されがち

ではあるものの、去年は寿司で、各自てんでんばらばらに好きなものをつまんでいたので、本当にそのときの気分で決まっている慣いである。
　今年も一月からちょくちょく起き出していた日光がやにわに現れて、俺は久しぶりにプロのペアリングを正面から受け止めたい、なればフレンチ、正統派のやつだ、と口を挟む暇もなく一気に決めてしまった。別に異を唱えるような計画でもないので、長谷部も日本号も丸投げである。予約をした店の名前を聞けば、接待や顔合わせにも使われる名店だ。服装だけ気をつけて行けば、あとは仕切り屋とスタッフに任せて美味しい思いができるので、楽なものである。
　各自メニューを真剣に吟味し、オーダーを決める。今日の酒はすべて日光と店のソムリエによって決められるので、日本号も長谷部も食事のことだけを考えておけばいい。やかましいのがいると、任せきりにしておけて便利がいい。食前酒と合わせて、アミューズがサーブされる。

冷前菜はいずれも山菜が使われた皿を選んだ。一杯目は三名共通の冷えた白で始まる。抜栓したワインが、テイスティング用にほんの少量、日光のグラスに注がれる。ふくよかでいい香りだ、と満足げに薄く微笑んでうなずく。ソムリエは品よく笑って、山菜の鮮烈な香りに負けず、旨みの強いものを選んだと説明をしてくれる。長谷部と日本号は、そういうものかと思いながら口にして、取り合わせの妙に納得しながら、グラスを心持ち大きく傾ける。
　ほたてと大根、ふきのとうのテリーヌは、うすべに色のほたてに、色鮮やかな赤や黄色の大根をブロック状に組み立てていて、見た目にも美しい。これは日本号の皿だ。長谷部が言うところの、ちまちまとした皿、をこの大男が組み立てを崩壊させずに、品よく口に運んでいる姿は、それなりに見ていて楽しい。もっと気楽なビストロなどにいくと、まだ若いスタッフなどは見た目の印象に引きずられるのか、長谷部の方に繊細なテリーヌを、

日本号の方に骨のついたローストなどを置いていきがちだが、実際のところは逆である。別にどちらも食べるつもりではいるので、一口失敬して、皿を交換するのが慣いになっている。
　長谷部はというと、赤身肉とセリ、うるいのタルタルを口に運んでいる。生肉があれば、必ず頼むのは長谷部である。鳥刺し、または馬刺し目当てに、熊本から鹿児島にかけての出張仕事はないものかと、不埒な計画をぼやいている。それならば俺は広島、もしくは夏の三陸がいい、などと私利私欲に殉じているのは日光である。手元には、すでに空になった生牡蠣と山うどのマリネの皿がある。出張仕事などもう数十年もしていない日本号にしてみれば、羨ましい話だ。
　温菜からは、それぞれの皿に合わせたワインがサーブされる。白子のソテーにエシャロットのバターソース、走りのホワイトアスパラのビスマルク風、フォアグラのソテーのスープ仕立てときて、ロゼ、オレンジ、赤と

June 22, 2025 at 9:17 AM

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清水

@shimizuakila.bsky.social

昼につぶやいていた「酒の予算増額目的でじゃれついて、長谷部にプライドねえのかと突っぱねられ、小遣い稼ぎにきざみ煙草作ってた日本号くん」の話です、変な話だなあ！！　1/2
#にほへし小景

本丸内の来期予算案が出た日、酒飲み連中は頭を抱えた。酒代が今年度予算より約三割削減の憂き目にあっていた。この本丸では、酒代は食費、娯楽費とは別建てで予算が組まれている。以前は神事、催事費用に組み込まれていたのだが、突発的な歓迎会や祝勝会も多く、酒に限定した枠で組むことにしたのだ。二年ほど運用してみて、本丸の金庫番はもっと削減してもいいと判断したらしい。金庫番とは、博多藤四郎とへし切り長谷部である。
　すでに博多にそれとなく伺いをたてた者はいたが、別に元手が無いわけやなし増やせばよか、とそれは博多の運用手腕があるから言い切れるのだと泣きたくなるような言葉で突っぱねられて帰ってきた。
　弱り果てて自腹の酒を飲んでいる中で、次郎太刀が冗談半分に言ったのだ。連れ合いからねだってごらんよ、と。言われた時点で、たぶん無駄足に終わるだろうと予測できた。あれは情の深い刀だが、情をかけることと

甘やかすことがまったく同義にならない男でもある。おまけに仕事に対する責任感が人一倍強い。日本号がえらい目にあっていたら、不甲斐ないが先ん立ち、どうにか片付けて戻って初めて、それでこそ隣に立つにふさわしいと満足げに笑んでいるような奴である。そういえば、右府様も似たところがあった。いや、あれが似たのか。
　とはいえ、長谷部に軽くたしなめられるのも日本号は悪い気はしない。だめで元々で自室でじゃれついてみた。長谷部は書き物をしていたが、急ぎの用では無いのか、日本号のちょっかいに苦笑しながらも乗ってくれる。本題の切り出し方も、我ながら悪くはなかったと日本号は自負していた。それほど深刻でもなく、しかし耳を傾けるくらいはしてやってもいいような、親密な間柄のねだりだ。
　それで寄越されたのが、真冬の日本海の荒波よりもなお凍えるような、冷たい視線である。

「貴様は金のために己を安売るのか、見下げ果てたものだ」
　とても数秒前まで、膝に乗る寸前で顎の下をなでられていた者の言葉とは思えないが、正真正銘長谷部の物言いである。長いこと連れ添った相手のじゃれるようなねだりに、よくもそんな視線をくれてやれるものだと、一瞬ではらわたが煮え繰り返る。日本号を手放した家の名前を出さなかったのは、長谷部のせめてもの礼節だろうが、どうにも皮肉られたようで胸糞が悪い。
　しかしその一方で、満足してしまっている己もいる。御刀ならばそれくらいは言うだろう。まして己の連れ合いだ、その程度の矜持は持てと要求するのも無理からぬことだ。ふれたら切れるような視線に晒されて、業腹なのと満ち足りる気持ちとがないまぜになって、半端な表情になった。喧嘩をするにも、腹が決まっていなければ負ける。これでは、始める前から勝負あったようなものだ。

すまん、撤回する、と潔く日本号の方から白旗をあげて、余計なことはせずに早々と床についた。日本号が起きている間、長谷部は近づきもしなかったが、朝起きた時にはいつも通りに腕の中にいた。放念してもらえたらしい。
　日本号はのこのこと酒飲み仲間のもとに現れて、失敗した、と結果を告げた。やっぱりね、と皆が納得し、最終的には経理方と交渉はしつつも、金策もする、という穏便な結論に落ち着いた。金策の手段も様々だが、まずは労働である。手近なところとして、桑名がこちらも小遣い稼ぎに作っている煙草の葉を買ってきて、刻み煙草を作ることにした。
　細く髪の毛ほどにも刻めると、葉で卸すよりも良い値がつくし、市が立つ日にも売れる。健気にせっせと煙草を刻んでいると、本丸の中でもぽつぽつと贔屓にしてくれる者が出てきた。俺たちは何をやっているのだかと苦笑しながらも、ぶつくさ言いながら作業をするのは案外楽しいものだ。

June 29, 2025 at 2:09 PM

清水

@shimizuakila.bsky.social

私のにほへし、再録してるだけで45万字あるのでゆっくり読んで（R18じゃないのもあります）

[R-18] にほへしＷＥＢ再録 | 清水 #pixiv www.pixiv.net/novel/series...

「にほへしＷＥＢ再録」/「清水」のシリーズ [pixiv]

藤の花が咲いている、と思ったものだ。呉服屋から審神者と連れ立って帰ってきた、長谷部の新しい装いのことだ。長谷部の軽装は、藤の花から全ての色を貰ってきたようで、春の名残にふさわしかった。目敏い短刀たちが、わっと歓声をあげ、あっという間に囲まれている。誰かが軽装をあつらえるたびに、

November 26, 2025 at 2:37 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

これすね、小説でもまあまあ跳ねる方だが普段以上に遠いところまで行った謎の話

x.com/shimizuakila...

清水 on X: "「今まで全然そんなつもりなかったのに、ビジホで長谷部抱いてる時にふっと横見たら、鏡台があり、組み敷いた長谷部が自分の体に覆われて全く見えなかったことに、内心めちゃくちゃ興奮した」日本号の話 #にほへし小景 https://t.co/ud59pIqhGa" / X

「今まで全然そんなつもりなかったのに、ビジホで長谷部抱いてる時にふっと横見たら、鏡台があり、組み敷いた長谷部が自分の体に覆われて全く見えなかったことに、内心めちゃくちゃ興奮した」日本号の話 #にほへし小景 https://t.co/ud59pIqhGa

November 26, 2025 at 2:30 AM

Reposted by 清水

ふみ

@86harubaru.bsky.social

ふみさんのにほへしの扉は清水さんの小説（号さんが長谷部を覆いかくすおはなし）でひらいたのですが、そのおはなしが見つからない　おれはXの検索が下手

November 26, 2025 at 1:19 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

小説の野郎が走り出しちゃった、良いこと言うじゃん、野放図に走らせた方がいいからな

November 25, 2025 at 10:49 PM

清水

@shimizuakila.bsky.social

一年前の私、めちゃくちゃになってて今見ても嬉しい🦊RP

November 25, 2025 at 10:36 PM

Reposted by 清水

清水

@shimizuakila.bsky.social

2/2
要は後朝の朝食なんですけど、ふたりとも朝からしっかり糖分取ってそうでいいよね

シルベストが苦手とする、ラベンダーの蜂蜜の瓶を自分の方に寄せて、エルハーシャは自分の紅茶にひと匙垂らす。シルベストはたっぷりのミルクを入れた、砂糖なしのミルクティを飲んでいた。
　苦手だと言っても、エルハーシャが毒味をするように言えば、彼はためらいなく蜂蜜の入った紅茶を飲むし、蜂蜜そのものだって口にするだろう。他の食事に関しては、いつもそうだ。好き嫌いに関わらず、シルベストは必ずエルハーシャよりもほんのわずかに先んじて、食事に手をつける。
　けれど、この部屋の朝食だけは、互いに違うものを食べながら、同じテーブルに着くことができる。仲間の手を借りて、そのようにしてもらった。他の食事までは手が回りきらないが、朝食の席に並ぶ品だけは、メイドの彼女と少年が全て管理しているものだ。
　ジャムもはちみつも乳加工品も、毎朝先に彼らが毒味をしたものしか並ばない。シルベストは、この朝食の席だけは、エルハーシャとは異なるものを、好きなように食べることができる。好き嫌いの屁理屈めいた言い訳を聞いたり、その時々

で移り変わっていく好みに気がつくことは、いつだって新鮮で、実に楽しい発見だ。同じものを分け合って食べることは、楽しく素敵な行ないだが、異なるものを食べる者同士が同じ食卓につくことも、同じくらいすてきなことだとエルハーシャは思う。
　朝食の席が設けられたサンルームは、新鮮な朝の日差しに満ちている。シルベストから遠ざけられた瓶は光を透かして、白いクロスの上に黄金色の影を射していた。彼が持って生まれた蜂蜜色は、光を跳ねて普段よりももう少しばかり淡い色にも見える。数えきれないほどに共に朝を迎えても、いつだってこの光は新鮮に美しい。

November 26, 2024 at 3:14 AM

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清水

@shimizuakila.bsky.social

シルエルその13、蜂蜜色でなんか書くか〜の出力結果が、殿下の毒味役もやってたら舌が肥えてしまった剣聖になった 1/2

印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。

画像情報：generated by 文庫ページメーカー / Photo by PHOTO STOCKER / フォント：源暎こぶり明朝

以下は本文の内容です。

朝食室にて

　蓋を開けた瓶を回してやると、シルベストはわずかに香りを嗅ぐばかりで、すぐに卓上に戻してしまった。硬めのパンに、癖のある青かびのチーズとはちみつをたっぷり乗せたものを頬張りながら、エルハーシャはやんわりと差し戻されたはちみつの瓶を見る。シルベストは、白パンにミルクの味が濃いフレッシュチーズと黒すぐりのジャムを乗せていた。
「君、ラベンダーの蜂蜜も苦手なんだっけ」
「いや、糧食と思えば食べられますよ」
　好き嫌いに屁理屈をつける子供のようで、それらしい物言いについ、エルハーシャは笑ってしまった。それは率直に、苦手と言って差し支えないのではないだろうか。蜂蜜色をした猫っ毛の男は、何食わぬ顔でパンに黒すぐりのジャムを追加した。秋は洋梨のジャムばかり食べていたので、春先まで保たなかったと、少年に文句を言われていたものだ。

騎士団の野営における食事は、近年魔道具の発展に伴い、かなり改善されたそうだが、それでも普段の食事とは根本的な目的が異なる。彼らの食事に求められるものは、軽量化、調理の手間の軽減、長期保存、そして効率的なカロリーの摂取である。
　特に非常食は、あまり味を良くすると食べ尽くしてしまうから、わざと味を改善していない、などと言われるほどだ。食事のまずさを冗談にすることはあれども、騎士団に所属する者は皆、糧食の味で四の五の言っていられないケースを想定している。戦地においては、多少の雨水や砂埃、羽虫などは一緒くたに飲み込んでしまう。そういう訓練を受けている。
　だから、糧食と思えば食べられる、という表現は控えめに言っても、「咀嚼は可能」程度の意味にしかならないのだった。シルベストの味覚については、エルハーシャは少々後ろめたいところがなくもない。
　シルベストは昔から、エルハーシャの毒味役も兼ねてきた。やめろと言ったところで聞きやしなかったのだ。精度は大したもので、何度か毒の混入を見破った

こともあるし、単に古くなっているからよした方がいいと、生牡蠣を前に有益な忠告をしてくれることもある。本人の反応速度が恐ろしく早い上に、人よりも丈夫で図体も大きいものだから、下手な毒味役よりもよほど向いていた。
　しかし、その代償としてやたらと舌が肥えてしまった。同い年の騎士見習いが、安酒と量ばかりはある食事で腹を膨らませている一方で、王室付きの食事をしょっちゅう食べていたのだから、当然と言えば当然である。だが、騎士団の遠征時など、運が悪いと炊事当番に不慣れな貴族の三男坊どもの鍋が回ってくる。とにかく加熱だけはさせるものの、スープの上澄みには灰、底には焦げが溜まった代物を口にすることさえもある。うっかり毒だと認識して、反射で吐き出さないようにすることの方が、魔物討伐よりも骨が折れるらしい。
　シルベストが遠征から帰ってくると、慰労も兼ねて、彼の好きそうな旨いものを食べに行く。それでまた舌が肥える。自分のせいでシルベストが、のちのち余計に苦しんでいるのではないかと思わなくもないのだが、では普段から美食は控えようという気は両者さらさら無いのだった。

November 26, 2024 at 3:13 AM

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清水

@shimizuakila.bsky.social

よく11月だけで掌編とはいえ、13本も書いてるな……のしみじみをしてしまった、しみじみ……

November 26, 2024 at 11:04 AM

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清水

@shimizuakila.bsky.social

小説の野郎が走り出しちゃったんだもん、「おまえが剣聖かい！！！！！」のスタートでさ……

November 26, 2024 at 11:12 AM

Reposted by 清水

567

@567down.bsky.social

1年以上ブルスカにいる人は見てみると楽しいよー

bsky.app/profile/did:...

November 24, 2025 at 10:29 AM

清水

@shimizuakila.bsky.social

疲れ果てたので思わずご飯2杯食ってしまった、いつまでも育ち盛りが終わらない

November 25, 2025 at 2:37 PM