ウルグアイの元大統領が亡くなり、
友人の保護した仔猫が亡くなり、
そして義母も亡くなって、
惜しまれながらの立て続け感が半端なし…
ウルグアイの元大統領が亡くなり、
友人の保護した仔猫が亡くなり、
そして義母も亡くなって、
惜しまれながらの立て続け感が半端なし…
おしゅうとめさん、という呼称が全然似合わない、小柄でかわいいひとでした。
死に顔もとても穏やかで美人で見惚れてしまった。
ふつつかな嫁をやさしく見守っていただき、たいへんお世話になりました。
ありがとう。
お疲れさまでした。
どうぞ安らかにお休みください。
おしゅうとめさん、という呼称が全然似合わない、小柄でかわいいひとでした。
死に顔もとても穏やかで美人で見惚れてしまった。
ふつつかな嫁をやさしく見守っていただき、たいへんお世話になりました。
ありがとう。
お疲れさまでした。
どうぞ安らかにお休みください。
しかしそれも、言葉に咀嚼しないと消化できないようであるから、やはりそうか。
そんなことでいいのだろうか。他の人々はどうやっているのか。頭の中で、ふむ。などと、みんなつぶやいているものなんだらうか。
ときにはこんなふうに、歴史的仮名遣いなども交えたりして。
しかしそれも、言葉に咀嚼しないと消化できないようであるから、やはりそうか。
そんなことでいいのだろうか。他の人々はどうやっているのか。頭の中で、ふむ。などと、みんなつぶやいているものなんだらうか。
ときにはこんなふうに、歴史的仮名遣いなども交えたりして。
「ふむ。仕事は時間を拘束されますからね。しかし仕事ってのもまあ、遊びの延長みたいなもんですけどね。退屈しのぎのひとつの手段だ。死んでしまうまでの長い長い時間をやりすごすためのね」
今度は、ふむ。としゃべったな。
書き言葉をしゃべる症候群だな、あなたは。
「ふむ。仕事は時間を拘束されますからね。しかし仕事ってのもまあ、遊びの延長みたいなもんですけどね。退屈しのぎのひとつの手段だ。死んでしまうまでの長い長い時間をやりすごすためのね」
今度は、ふむ。としゃべったな。
書き言葉をしゃべる症候群だな、あなたは。
私は猫を買っていた頃の記憶を辿ってみた。
「わかりません。あの頃はろくに掃除できてませんでしたから」
「なんともはや! それじゃあ、毛だらけでしたでしょう!」
「まあ、コロコロくらいはかけてましたけどね」
「気休めだ」
「そうでしょうか」
なんともはや、と実際にしゃべるとはめずらしい。文筆家と名乗るだけあって書き言葉に寄っているなと分析しながら私は会話を続けた。
私は猫を買っていた頃の記憶を辿ってみた。
「わかりません。あの頃はろくに掃除できてませんでしたから」
「なんともはや! それじゃあ、毛だらけでしたでしょう!」
「まあ、コロコロくらいはかけてましたけどね」
「気休めだ」
「そうでしょうか」
なんともはや、と実際にしゃべるとはめずらしい。文筆家と名乗るだけあって書き言葉に寄っているなと分析しながら私は会話を続けた。
責めるように強く見つめながら言うのだった。
「ところかまわず、というわけでもないかもしれないですよ」
「と言いますと?」
責めるように強く見つめながら言うのだった。
「ところかまわず、というわけでもないかもしれないですよ」
「と言いますと?」
「トイレの世話、とか?」
「吐くでしょう。それも、ところかまわずにだ」
「トイレの世話、とか?」
「吐くでしょう。それも、ところかまわずにだ」
「それならば、できれば痛快な感じを希望します」とリクエストした。「くさくさする時代ですからねえ」と。
「猫でもお飼いになればいかがですか?」
「それもありですね。考えてみます」はなくそをほじりながら私は答えた。
「それならば、できれば痛快な感じを希望します」とリクエストした。「くさくさする時代ですからねえ」と。
「猫でもお飼いになればいかがですか?」
「それもありですね。考えてみます」はなくそをほじりながら私は答えた。
猫様にもいろいろございますな。
つつしんで、お相手させていただいております。
やはり、ひらに、ひらに…
猫様ですからね。
猫様にもいろいろございますな。
つつしんで、お相手させていただいております。
やはり、ひらに、ひらに…
猫様ですからね。
そうではなくて、
重い引き戸をむりやり、全力を駆使して開けたり。
しゃがんで作業をしている私の背後に忍びよって突如股の間をくぐり抜けて驚かせたり。
などと、
人間や家屋などのすべてを駆使して、勝手放題に工夫して遊ぶのがお好きなようでございます。
一枚うわ手の強者、
これぞ、猫様よ。
ひらに、ひらに…
そうではなくて、
重い引き戸をむりやり、全力を駆使して開けたり。
しゃがんで作業をしている私の背後に忍びよって突如股の間をくぐり抜けて驚かせたり。
などと、
人間や家屋などのすべてを駆使して、勝手放題に工夫して遊ぶのがお好きなようでございます。
一枚うわ手の強者、
これぞ、猫様よ。
ひらに、ひらに…
ふかき知識に
ふれも見で
わびしからずや
税を取る君
〜『みだれ米國(こく)』より
ふかき知識に
ふれも見で
わびしからずや
税を取る君
〜『みだれ米國(こく)』より
カラスといっしょ。
おててつないで、日が暮れる。
帰りましょ、
鐘がなる。
山のお寺で、
カア、カア、カア。
おててつないで、
ゴーン、ゴーン。
カラスといっしょ。
おててつないで、日が暮れる。
帰りましょ、
鐘がなる。
山のお寺で、
カア、カア、カア。
おててつないで、
ゴーン、ゴーン。
長いのね。
お鼻が。
父さんも?
母さんが。
そうよ、
長いのよ。
母さんも、父さんもよ。
長いのね。
お鼻が。
父さんも?
母さんが。
そうよ、
長いのよ。
母さんも、父さんもよ。
さっちゃんは、ね、
ダケドちいさいから、ね…
ダケド必死やから、ね、
バナナが、だいすきやから、ね、
ちいさいから、ね、
ね、
さっちゃん。
さっちゃんは、ね、
ダケドちいさいから、ね…
ダケド必死やから、ね、
バナナが、だいすきやから、ね、
ちいさいから、ね、
ね、
さっちゃん。
毎晩取り憑かれたようにオークションに励む家族は、モノが欲しい以上に、モノを手に入れるという宝探しの冒険に酔っているのであった。
考えてみれば、人をワクワクさせる事柄の全てに、宝を手に入れる冒険の要素がある。
毎晩取り憑かれたようにオークションに励む家族は、モノが欲しい以上に、モノを手に入れるという宝探しの冒険に酔っているのであった。
考えてみれば、人をワクワクさせる事柄の全てに、宝を手に入れる冒険の要素がある。
「ナショナリズムで閉じている、ほとんどのジャンルで。
仲間うちだけで完結して、あんなクリエイトは腹立たしく、虚しい。もっと壊してほしい」
熱弁の熱量をわたしは眺めている。
腹を立てるという熱量を。
放出される熱量に、この凍えた両手をかざして、ほのかな暖を手のひらに受けてみている。
「ナショナリズムで閉じている、ほとんどのジャンルで。
仲間うちだけで完結して、あんなクリエイトは腹立たしく、虚しい。もっと壊してほしい」
熱弁の熱量をわたしは眺めている。
腹を立てるという熱量を。
放出される熱量に、この凍えた両手をかざして、ほのかな暖を手のひらに受けてみている。
続きはまたにしたかったけど自分で録画したものじゃないので遠慮しましたが、反省です。
タイトルは狸御殿だったかな
前にもっと2文字ほどあったな
ぼんやりとでも観たのは良かったのかなあ
わかりません
続きはまたにしたかったけど自分で録画したものじゃないので遠慮しましたが、反省です。
タイトルは狸御殿だったかな
前にもっと2文字ほどあったな
ぼんやりとでも観たのは良かったのかなあ
わかりません
「コラージュ、編集感覚がすぐれているのであり、19世紀のものなのに現代的。
組み合わせられたものがバラバラなことによって、化学反応が起こる」
「ラフモスなども、そういう感じ」
(家族の談より)
「コラージュ、編集感覚がすぐれているのであり、19世紀のものなのに現代的。
組み合わせられたものがバラバラなことによって、化学反応が起こる」
「ラフモスなども、そういう感じ」
(家族の談より)
と、家族から説教をされている。
「ネルヴァルの、ローレライみたいな。なんでもええねん。あれ、冒頭のシルヴィ、けっこう普通の話やし。というか、オーレリアの方がむしろ異色。
ちょっとおどけたようなのも多いしね。まあ、ホフマンを好きな人やからなあ。20世紀半ばくらいまでは、フランスでホフマンの真似をしたひと、ぐらいの評価しかなかったんやし。
古代への憧憬みたいなのはあるけど、半分以上は軽いタッチやったりする」
私にネルヴァルになれと?
とてつもない説教ですが、ま、こんな調子で如何でしょ…
と、家族から説教をされている。
「ネルヴァルの、ローレライみたいな。なんでもええねん。あれ、冒頭のシルヴィ、けっこう普通の話やし。というか、オーレリアの方がむしろ異色。
ちょっとおどけたようなのも多いしね。まあ、ホフマンを好きな人やからなあ。20世紀半ばくらいまでは、フランスでホフマンの真似をしたひと、ぐらいの評価しかなかったんやし。
古代への憧憬みたいなのはあるけど、半分以上は軽いタッチやったりする」
私にネルヴァルになれと?
とてつもない説教ですが、ま、こんな調子で如何でしょ…
こんなふうに何十年もひとの心の奥底にしみこんでいるような、ハイクオリティな素晴らしい歌詞だよなあと改めて。
どんぐりのかわいらしさに、ドジョウ気分でハートがキューンとしめつけられるのだ。
この感情!
これは、忘れられない。
もちろんことばの音の響きもすてきな、名歌詞である。
こんなふうに何十年もひとの心の奥底にしみこんでいるような、ハイクオリティな素晴らしい歌詞だよなあと改めて。
どんぐりのかわいらしさに、ドジョウ気分でハートがキューンとしめつけられるのだ。
この感情!
これは、忘れられない。
もちろんことばの音の響きもすてきな、名歌詞である。
読書は気持ちのテーピングになるのでしばらく続けたいと思っている。
読書は気持ちのテーピングになるのでしばらく続けたいと思っている。
テープで少しヒントを与えるだけで思い出したりするものなんだなあ。
もつれたヒモのように、コリが動き広がり薄まっていきそうだ。
テープで少しヒントを与えるだけで思い出したりするものなんだなあ。
もつれたヒモのように、コリが動き広がり薄まっていきそうだ。
【そんなのは気休めだ】
と、言われたが、できるうちにとにかくやらないと。
貯める、たぶん一年もかからないんじゃないか。
充電ゼロで動かないところ、別に100%まで頑張らなくても、ある程度で。
【そんなのは気休めだ】
と、言われたが、できるうちにとにかくやらないと。
貯める、たぶん一年もかからないんじゃないか。
充電ゼロで動かないところ、別に100%まで頑張らなくても、ある程度で。