東京大空襲始まりの地として語り部活動等が始まっている尾久地区。私の父は昭和19年生まれで疎開したり姉におぶわれて逃げたそうです。父の友人は母親におぶわれて空襲の中を逃げていたら、赤ちゃん(友人)にかけていたちゃんちゃんこに焼夷弾の火が燃え移った方がいました。母親はにげることに精一杯で、背中が燃えていることに気づかなかったとご本人から聞きました。他者から声をかけられて背中が燃えていることを知り、すぐに消火して、友人は一命を取り留めました。ただ、左腕上腕から胸、背中にかけて火傷のケロイドが残りました。先日亡くなった人格者であった父の友人のその話しは語っていくべきかと思い記載しました。