日生劇場・「ラブ・ネバー・ダイ」。初見。「オペラ座の怪人」は映画版しか見ていないので、単純に比較はできないのだけど…「オペラ座」を歪んだ鏡に映したような世界観の作品だと感じた。物語の作りは荒く、特にメグの扱いが雑なような。個人的には、マダム・ジリーがファントム化してくれる方が良かったな…。キャストは、オペラ風の歌唱ができる方々、石丸幹二さん=ファントム、平原綾香さん=クリスティーヌの回を観劇。ラウルは、路線をそろえるなら田代万里生さんを選ぶべきだったのだけど、加藤和樹さんで。ファントムとクリスティーヌの絆に引け目を感じるラウルに感じられたので、それでOK。
日生劇場・「ラブ・ネバー・ダイ」。初見。「オペラ座の怪人」は映画版しか見ていないので、単純に比較はできないのだけど…「オペラ座」を歪んだ鏡に映したような世界観の作品だと感じた。物語の作りは荒く、特にメグの扱いが雑なような。個人的には、マダム・ジリーがファントム化してくれる方が良かったな…。キャストは、オペラ風の歌唱ができる方々、石丸幹二さん=ファントム、平原綾香さん=クリスティーヌの回を観劇。ラウルは、路線をそろえるなら田代万里生さんを選ぶべきだったのだけど、加藤和樹さんで。ファントムとクリスティーヌの絆に引け目を感じるラウルに感じられたので、それでOK。
歌舞伎座・猿若祭二月大歌舞伎/昼の部。「鞘當」…不破伴左衛門=巳之助さん、名古屋山左=隼人くん、という配役のはまり具合。「醍醐の花見」=何とも華やか。「きらら浮世伝」…初演の際に観劇した方の「ストーリーは今ひとつだけど熱量がすごかった記憶」との感想を某SNSで見ていたので、物語にはあまり期待せずに見たのだけど、面白かった! それは、私が今年の大河を楽しく見ているせいもあるかもしれないけど。公権力からの圧力をしたたかに、しなやかに知恵ですり抜けていく蔦重(勘九郎さん)らに、頼もしさと共感を覚えた。そして歌六さん・芝翫さんの公開親バカセリフには笑わせられた。
歌舞伎座・猿若祭二月大歌舞伎/昼の部。「鞘當」…不破伴左衛門=巳之助さん、名古屋山左=隼人くん、という配役のはまり具合。「醍醐の花見」=何とも華やか。「きらら浮世伝」…初演の際に観劇した方の「ストーリーは今ひとつだけど熱量がすごかった記憶」との感想を某SNSで見ていたので、物語にはあまり期待せずに見たのだけど、面白かった! それは、私が今年の大河を楽しく見ているせいもあるかもしれないけど。公権力からの圧力をしたたかに、しなやかに知恵ですり抜けていく蔦重(勘九郎さん)らに、頼もしさと共感を覚えた。そして歌六さん・芝翫さんの公開親バカセリフには笑わせられた。
ドラマオリジナルの部分は、それなりに興味深く見た。が、江南くんの最後の推理は…動機を言い当てることができているだけに、私が犯人だったら、江南くんをも殺したくなったと思う…。
ドラマオリジナルの部分は、それなりに興味深く見た。が、江南くんの最後の推理は…動機を言い当てることができているだけに、私が犯人だったら、江南くんをも殺したくなったと思う…。