岡田一実
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岡田一実
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俳人・岡田一実。句集に『境界ーborderー』(2014)、『新装丁版 小鳥』(2015)、『記憶における沼とその他の在処』(2018) 、『光聴』(2021)、『醒睡』(2024) 単著に『篠原梵の百句』(2024)HAIKU,for its own sake.
嬉しいです!!「写生」と「写真」は全然違う!!まじで見当外れです!
December 3, 2025 at 2:30 PM
1998年に刊行された本の日本語訳が2023年に刊行され、さらに2年積読した……。
でも、読み始めて良かった!
面白い!
#読書
December 3, 2025 at 9:19 AM
しかもその座標系を、新皮質を構成する何千何万という「皮質コラム」という要素それぞれがつくり出し、それをもとに皮質コラムそれぞれが予測を行なう。言ってみれば、脳はひとつではなく何千もあるというのが「一〇〇〇の脳」の意味。
座標系は人が直接感知できない知識を整理するのにも使える。たとえば政治や数学といった、概念についての知識もすべて座標系に保存されるので、物理的空間内を歩きまわるのと同じように、座標系内の概念から概念へと動いていくことが思考だという。
この第一部「脳についての新しい理解」が最も面白かった。

専門書というよりは、読みやすいエッセイ形式で書かれていて、親しみやすい。

#読書
December 2, 2025 at 8:24 AM
「そういう人がいた」という伝記的な価値はあるかもしれない。
ただ、私個人は俳句に「私小説」を求めていないので、読みづらかった。

私が俳句に求めているのは「書き方」や「驚きよう」という部分であり、「内容」にはあまり興味がないのだろう……。
#読書
November 29, 2025 at 3:07 PM
吾亦紅、派手さはないのだけれど、文体がスッキリとこなれていて、好きだった。第12巻、良い出だし。

#読書
November 22, 2025 at 5:01 PM
人の灯が蛙の声の中を行く
僧坊の干菜に羽子のあがりけり
狩たのし光琳笹を箸に折り
寒釣の煙管を叩く石置けり
浦の子の凧にとらへし海の風
蚊帳の中朝刊の香をかむり読む
踊唄我等を過去に置き去りぬ
芋畑に跼み祭の酔を捨つ
目刺焼き浮世の影をひきゐたり
灰皿に焔立ち消ゆ蚊は減りぬ
もがり笛前山の闇なだれ来る
宿直の餉の一塊を蟇に置く
菖蒲葺き交はり淡く住みつきぬ
北風の巻尺飛んで捲かれ来る
ふと妻の手の冷たさよ柿若葉
新社員迅く来て仰ぐ巣の燕
現場茶碗に微塵漂ふ風邪薬
干飯の透き通るまで峡の風
冬帽を摑み脱ぐさへ現場癖
#読書
November 22, 2025 at 4:50 PM