岡田一実
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岡田一実
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俳人・岡田一実。句集に『境界ーborderー』(2014)、『新装丁版 小鳥』(2015)、『記憶における沼とその他の在処』(2018) 、『光聴』(2021)、『醒睡』(2024) 単著に『篠原梵の百句』(2024)HAIKU,for its own sake.
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岡田一実著『篠原梵の百句』、版元で在庫切れですが、現代俳句協会の妻恋坂書房でお取り扱いして頂くことになりました。
手元在庫はありません。
この機会にお手に取って頂けると幸いです!

岡田一実『篠原梵の百句』 - 現代俳句協会
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岡田一実『篠原梵の百句』 - 現代俳句協会
岡田一実『篠原梵の百句』  (gh-b-87) 販売価格(税込)¥1,710在庫状態 : 在庫有り  ◆実存と思想 梵の場合は、言葉の内在的な豊かさを用いて思想を表現することよりも、物事や情感を簡潔な …
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Reposted by 岡田一実
ここ数年で何作か「写生論」を書いてきましたが、今回は意外に一番読みやすいと思います。
冒頭の一冊で「つながったな!」と思いました。

一気に気温が下がっていますね。暖かくしてご覧くだされば嬉しいです。
December 3, 2025 at 12:16 PM
Reposted by 岡田一実
面白かった。俳句の写生を写真になぞらえるような説明は最初から違和感というか「それは違う」と直観してて、そこに上手い具合に一実さんの写生論が理論として裏付けてくれた感じです。
ここ数年で何作か「写生論」を書いてきましたが、今回は意外に一番読みやすいと思います。
冒頭の一冊で「つながったな!」と思いました。

一気に気温が下がっていますね。暖かくしてご覧くだされば嬉しいです。
脳は世界を“そのまま”見ていない――。
では、俳句の写生は何を写すのか。
最新の脳科学「1000の脳」理論から、写生を“認識の記述”として捉え直す小論です。
3章まで無料です。

写生とは“認識の記述”である|岡田一実
note.com/suisei13/n/n...
December 3, 2025 at 12:39 PM
ここ数年で何作か「写生論」を書いてきましたが、今回は意外に一番読みやすいと思います。
冒頭の一冊で「つながったな!」と思いました。

一気に気温が下がっていますね。暖かくしてご覧くだされば嬉しいです。
December 3, 2025 at 12:16 PM
Reposted by 岡田一実
脳は世界を“そのまま”見ていない――。
では、俳句の写生は何を写すのか。
最新の脳科学「1000の脳」理論から、写生を“認識の記述”として捉え直す小論です。
3章まで無料です。

写生とは“認識の記述”である|岡田一実
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写生とは“認識の記述”である――脳のモデルと俳句をめぐる小論|岡田一実
1. はじめに ― 一冊の本から広がった疑問 ジェフ・ホーキンス/大田直子訳『脳は世界をどう見ているのか: 「1000の脳」理論』(早川書房、2022)を読んだ。 この本は、脳を「多数の小さなモデルのネットワーク」として捉え、「動き」や「座標系」などを通して私たちが世界を知る仕組みを丁寧に説明している。繙きながら、私は自然と俳句の「写生」のことを思い浮かべていた。 俳句における写生は、しばしば...
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December 3, 2025 at 3:16 AM
ニコラ・ブリオー/辻憲行訳『関係性の美学』(水声社、2023)を読み始めたのだけど、すごく面白い……!!
まだ1章を読み終わっただけだけど、これは、今年の収穫のトップに来る予感がする……。

#読書
December 3, 2025 at 8:42 AM
脳は世界を“そのまま”見ていない――。
では、俳句の写生は何を写すのか。
最新の脳科学「1000の脳」理論から、写生を“認識の記述”として捉え直す小論です。
3章まで無料です。

写生とは“認識の記述”である|岡田一実
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写生とは“認識の記述”である――脳のモデルと俳句をめぐる小論|岡田一実
1. はじめに ― 一冊の本から広がった疑問 ジェフ・ホーキンス/大田直子訳『脳は世界をどう見ているのか: 「1000の脳」理論』(早川書房、2022)を読んだ。 この本は、脳を「多数の小さなモデルのネットワーク」として捉え、「動き」や「座標系」などを通して私たちが世界を知る仕組みを丁寧に説明している。繙きながら、私は自然と俳句の「写生」のことを思い浮かべていた。 俳句における写生は、しばしば...
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December 3, 2025 at 3:16 AM
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写生とは“認識の記述”である――脳のモデルと俳句をめぐる小論|岡田一実

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写生とは“認識の記述”である――脳のモデルと俳句をめぐる小論|岡田一実
1. はじめに ― 一冊の本から広がった疑問 ジェフ・ホーキンス/大田直子訳『脳は世界をどう見ているのか: 「1000の脳」理論』(早川書房、2022)を読んだ。 この本は、脳を「多数の小さなモデルのネットワーク」として捉え、「動き」や「座標系」などを通して私たちが世界を知る仕組みを丁寧に説明している。繙きながら、私は自然と俳句の「写生」のことを思い浮かべていた。 俳句における写生は、しばしば...
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December 2, 2025 at 10:38 PM
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写生とは“認識の記述”である――脳のモデルと俳句をめぐる小論|岡田一実

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写生とは“認識の記述”である――脳のモデルと俳句をめぐる小論|岡田一実
1. はじめに ― 一冊の本から広がった疑問 ジェフ・ホーキンス/大田直子訳『脳は世界をどう見ているのか: 「1000の脳」理論』(早川書房、2022)を読んだ。 この本は、脳を「多数の小さなモデルのネットワーク」として捉え、「動き」や「座標系」などを通して私たちが世界を知る仕組みを丁寧に説明している。繙きながら、私は自然と俳句の「写生」のことを思い浮かべていた。 俳句における写生は、しばしば...
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December 2, 2025 at 10:38 PM
ジェフ・ホーキンス/大田直子訳『脳は世界をどう見ているか』(早川書房、2022)、読了。

私達の脳はどうやって予測するのか。ホーキンスの理論的枠組みでのカギは「動き」と「座標系」。たとえばコーヒーカップという物体がどういうものかを知るのに、一点に触れたままでは何も学習できない。指を動かすことによって、指で感じるものがどう変わるかを知るのが学習だ。そうするとカップのふちや底や取っ手のような特徴の位置関係、つまり物体の構造を記憶することになり、その記憶をしまうために脳がつくり出すのが、地図に似た座標系である。
#読書
December 2, 2025 at 8:24 AM
note更新。
2023年3月25日に行われた関西現俳青年部の勉強会「『川端茅舎全句集』を読む」のときに作成したレジュメです。
茅舎と「江戸かわいい動物たち」をつなげてみました。
お楽しみいただけたら。

有情滑稽の童子――川端茅舎と「茅舎浄土」|岡田一実 @o_kazumi13

note.com/suisei13/n/n...
有情滑稽の童子――川端茅舎と「茅舎浄土」|岡田一実
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December 1, 2025 at 11:34 AM
Blogはnoteに引っ越ししました。
俳句作品は最近のものだけですが、評論は移行してあります。
どれも無料なので、よろしければご覧下さい。

#読書
#俳句
note.com/suisei13
岡田一実|note
俳人。第32回現代俳句新人賞、第11回小野市詩歌文学賞、第42回現代俳句評論賞など。句集に『記憶における沼とその他の在処』、『光聴』、『醒睡』など。単著に『篠原梵の百句』。基本的に記事は無料です。お気に入ればご登録やチップをいただけると幸いです。
note.com
December 1, 2025 at 11:33 AM
Reposted by 岡田一実
段々と寒くなってきましたね。
岡田一実最新12句『塔の燈』をお送りします。
お楽しみいただけると幸いです。
#俳句
#季語
#読書
November 30, 2025 at 6:18 AM
Reposted by 岡田一実
最後の句、「縦にしづみて」ということで、冬の灯の冷たい重さのようなものが感じられます。「燈」としたところも、重さの表現なのかな、と。「冬の月」ではなく「月の冬」も、句に合っているように感じました。 >RP
November 30, 2025 at 6:29 AM
段々と寒くなってきましたね。
岡田一実最新12句『塔の燈』をお送りします。
お楽しみいただけると幸いです。
#俳句
#季語
#読書
November 30, 2025 at 6:18 AM
岩田昌寿『血の塩』、読了。

うーん……いい句もあるのだが、全体的には私には評価できなかった……。

回診の来るとき時雨金色に
百日の夏を間近に椎の群
塩釜や晩夏の帽を脇ばさむ
栗焼けば面照らされて言ひまどふ
露無限つひに白猫を抱擁す
梅雨の昼月クレーン西す東す

#読書
November 29, 2025 at 2:59 PM
【水声句会12月、参加者募集します!】
📅12/19(金)19〜21時
💻Zoom開催・少人数制(定員10名)
✍️4句出し/参加費1,000円
🔰初心者歓迎!
作品を出し合い語り合う、和やかで濃密な学びの時間。ご自宅からどうぞ。
参加締切▶12/1/投句締切▶12/12
📩お申込みはこちら👇
docs.google.com/forms/d/e/1F...
November 28, 2025 at 7:44 AM
米沢吾亦紅『童顔』、読了。堅実で良い句集だった。「馬酔木」は苦手な作風のものも多いが、措辞が確かで、じわりと染み出してくるような抒情性。品があった。子どもや妻、同僚に対しての眼差しが温かで、それも良かった。

道問へば椿を捨てゝ逃げし子よ
種物屋稲荷の鳥居寄進せり
蟹提げて童はしれる田植かな
流星や水を破りて舟の棹
精霊舟淡路を其処にして漂ふ
供えたる芒を月ははなれたり(ママ)
干柿にしばしの雨や大原路
舟の子の竹馬かつぎ上り来し
凍鶴に今日の日薄くなりにけり
橋影に失せてはのぼる鱵かな
啓蟄や開け放ちある門二つ
ひろひ読む霧の丹波のみちしるべ
行く雁を見送る顔も夕焼けぬ
#読書
November 22, 2025 at 4:50 PM
松下哲也が自分で火をつけた流れは、穏やかな方に行きつつあり、良かった……。

いかなる趣味も「中級」には需要がなく、「初心者の入門」しか金にならないんだよね……。「研究者」は「教養主義」のステイクスホルダーだが、そこに大衆が集まってこない不満が根底にあるのだと思う……。

美術教育者は「芸術の教えられなさ」を知っているし、美術メディアは金にならないことはしない。

「お前は一生初心者のままだぞ!」というのは、脅迫商法で、別に一生初心者でもいいんだよね……。

「初心者を抜けたい!」と思ったときに、学べるシステムがあればいいと私も思うが、まあ、金にならないことはシステムが整わないんだよね……。
November 17, 2025 at 6:19 PM
「現代俳句大系」第11巻、通読!!
November 17, 2025 at 3:48 PM
久保田万太郎『流寓抄』、読了。
万太郎は文壇・劇壇の花形作家で「俳句は余技」と言って憚らなかったが、洗練された洒脱な俳句を多く残した。今回再読してみて、「とは言え、やはり"文人俳句"らしさもあるな」と思った。また、天候を詠んだ句は地味ながら味わい深く、一日一日その時の一回性を大切にしていて好感が持てた。古風なところも含めて、総じて粋な句柄。
以下、多くなるが余さずに。

日向(ひなた)ぼつこ日向がいやになりにけり
砂みちの少し上(のぼ)りや冬の月
度外(どはづ)れの遅参のマスクはづしけり
東京にでなくていゝ日鷦鷯(みそさゞい)
海の日のあり〳〵しづむ冬至かな
November 17, 2025 at 3:39 PM
相良奈美香『行動経済学が最強の学問である』(SBクリエイティブ、2023)、読了。

アダム・スミスは「人間にはさまざまなな激情があるが、共感する力がある。義務と道徳を知れば正しく行動ができる」と説き、それを受け経済学は「市場メカニズムの中で動く人間も、常に理性的で正しい判断をする」という前提で構築されてきた。
しかし、それには限界があるとして生まれたのが「行動経済学」。すなわち「人間の『非合理な意思決定のメカニズム』を解明する学問」である、と。
本書は、人間が「合理的に判断する存在ではない」ことを前提に、私たちの意思決定を歪める癖や偏りを、行動経済学の主要概念を用いて解説。
#読書
November 16, 2025 at 8:11 AM
マイケル・リンド/中野剛志解説/施光恒監訳/寺下滝郎訳『新しい階級闘争 大都市エリートから民主主義を守る』(東洋経済新報社、2022)、読了。

本書は、戦後実現した「民主的多元主義」の安定した政治が、1970年代に始まった新自由主義に基づく「上からの革命」の影響を受け、機能不全に陥った結果、今日の米国では国民統合が揺らぎ、分断が深刻化していることを指摘し、その分断の解消をどのように図っていくべきか論じるもの。
現代社会の対立を「都市の専門職エリート」と「大多数の労働者階級」との権力格差として捉える。
#読書
November 15, 2025 at 7:36 AM
林原耒井『蜩』、読了。
「石楠」の「ネオ・ロマンティシズム」は個人的には苦手。この世界は俳句より短歌の方が向いているのでは……。「言いたいことが多すぎる」叙情という感じです……。語彙は豊富なのだけれど、空回りしていると感じました……。ときどきキラリとした佳句もあるが、総量に対して採れる句が少なかった。

冴え返る風夜(かざよ)の店灯照りかはす
移り住んで壁の白さの夏すいと
深か山は曇り易さを蝶の飛ぶ
秋風や一つ一つのものの音
読み返す文(ふみ)は恋めく夜を長み
宵のゆめ明け方のゆめ桐匂ふ
わが框おぼろの杖を措きにけり
旅はゆふべ河原つくしを一ニ本
短か夜の明けて花なん黄なりける

#読書
November 11, 2025 at 4:46 PM
blog更新。初出は『俳壇』2022.12俳壇「新・若手トップランナー」です。「写生論」はこの頃は同じ事を繰り返し書いていました……。
〈現場で書いていると、何もかもが一回性を帯びていることがわかる。今日の紅葉は去年の紅葉とも昨日の紅葉とも違う。感受する私も、気分や体調の揺らぎの中にいる。その一回性に近づけて書く。言葉は「目の前にあるものを書き写す」ことなど出来ない、というところから始める。〉

水声: 旅 岡田一実 suisei13.blogspot.com/2025/11/blog...
旅 岡田一実
二十代の頃、母、父、愛犬と次々に他界した。「悲しみ」と名づけてしまうには複雑な、日々喉を軽く押さえつけられたような感覚を書き残しておきたいと思った。しかし、思いをくどく縷々述べる気にはなれなかった。俳句の分量なら書ける気がしたが、俳句は「季語がある五七五の詩」というくらいの知識...
suisei13.blogspot.com
November 9, 2025 at 4:24 AM