ボウトラックルの賭けの手紙がフィグ先生のベッドのサイドテーブルに確か置いてあったけど、まさかその手紙がミリアムさんからの最後の手紙で……

ランロクとの最終決戦、契約通り転を守るために魔力を使い果たし、倒れる先生。「君を守れてよかった」と息も絶え絶えに微笑む先生に「絶対に死なせない！」とイシドーラの遺産を取り込み、自身の手に深く刃を立てる転。「やめなさい…！」と動揺する先生に無理矢理血を飲ませる。そして、古代魔術の魔力が全身に満ちている転の血によって先生は無事に一命を取り留めた。

転入学直前の夏季休暇、身寄りのない転はフィ先の自宅で過ごしながら入学前の手解きを受けていた。ある日悪い夢を見て深夜に目が覚め、水を飲むためにキッチンへ向かうと先生らしき人がいた。赤黒い液体が入ったグラスを手にしていて、鉄っぽく生臭い匂いが鼻につく。驚いた表情でこちらを見つめる先生の唇の隙間からは長く鋭い歯がのぞいていた。
「隠しきれなかったか…」と呟いた先生は混乱する転に自分は吸血鬼の末裔だと告げる。その後二人は、転が先生の秘密を誰にも漏らさない代わりに、先生は転の保護者としての役割を担い転の命を守るという魔法契約をする。

「フィグ教授はランロクから転入生を庇って前に出ました」
が正しい（たぶん）ですが、動画のパターンでいくと

「フィグ教授はランロクから転入生を庇うためにステップしました」

になりますかね…😂
グリンゴッツやイシドーラの遺産の前で、突然始まるランロクとの熱いダンスバトル…w