#裏話
そんなわけで慎一(若)と比較すると慎弥の方が若干丸っこくなる。なんなら背丈も慎一の方がでかい。

ちなみに慎二(慎一の弟にして慎弥の父親)は二人よりもだいぶ恰幅が良い

3.Кира.Г
現在の味覚：死んでいる。なんでも食べられるし食べられてしまう有様
当時の味覚：ごく一般的な子供の味覚。野菜はちょっと苦手だけどあんまり言い出せなかった。

総評：味覚が死んでいたので「味を感じられる」って事実にテンションが上がる。その結果としてクリソコラ君がお子様ランチめいたメニューを作れるよう奔走し始める……かもしれない。それはそれとして自分で料理をする際も味見ができるので頑張れば料理の腕も上がるかも

2.Rix.C
現在の味覚：度数の強い酒とかが好き。喫煙者でもあった
当時の味覚：食えれば何でもいいみたいなわりと極限の生活。実は美味しいの感覚を知ったのはだいぶ後

総評：一番エンジョイしてそう。味覚が戻ってなお酒や煙草を控えるなりやめるなりするきっかけにもつながるかもしれない。
料理担当は多分水樹君だろうしそのうちワガママも言うかも
水樹君は純粋な子なのでどうか大事にしてあげてください

1.仲縞慎弥
現在の味覚：スパイス調合が趣味になるぐらいの辛いもの好き。
幼少期味覚：好き嫌いできない子。セロリや春菊のような葉菜の青臭さ、苦手そうな気配。もちろん現在ほど辛いのも得意ではない。

総評：慎明の料理担当って最終的にどうなるんですかね。なんか分担に落ち着きそうな気がするんですけれども
自分で作る分には味見で違和感覚えてこうするかなってなるだろうし料理の手間もわかってる+嫌と言えなかった時期だから指摘されるまで黙ってそうではある

#裏話
元ネタとしては群馬県(未開の地グンマーネタ)と上毛かるた。
「あ」浅間山の鬼押出岩。慎一につけられた「センゲン」も浅間の読みから。
「ま」養蚕業、繭。包んでまとめる繭の概念から慎弥が心を閉ざしていた過去を象徴。自身を含んだ密閉空間を作る、は言い換えれば監禁などにも扱えるので実は結構危険な男かもしれない
「つ」鶴舞う形の群馬県。群馬県そのものの形状を示す札として非常に有名な札。他の能力全てを含む範囲の広さをどうバランスとるかでしばらく悩んだ。もちろん44分類の中で最も割合としては低いというかどこにも当てはまらない得意ケースをここに置いているだけだったり。

#裏話
そういうわけで昴は能力的にヤバい(突き詰めれば拡張性が無尽蔵なので過剰使用で本人の消耗がマッハ)し、慎弥は経歴的にヤバい(義務教育期の身体測定などが内部的にこれらを抑制・管理する意図も含まれているため)。

正常に俥街市で育ったらちゃんとこういう特異性は封じられて人間と変わらない生活が送れる……送れたはずなんですよ慎一も

明確に幼少期から義務教育期を何の因果かスキップしてしまった場合(慎弥)、非合法的手段で解除された場合(慎一)、もしくは行政側の人間として使用を解禁されている場合(昴)を除けば本当に人間と何ら差のない存在になります。

#没ネタ
昴：束都・管理局　調査課。過去の経験から機関の選択肢なし。地道な実地調査とフィールドワークを得意とすること、いざという時の自己防衛能力に長けていることより重宝はされそう。
なお彼女が管理局に在籍すると情報の共有という観点から慎一の神秘に関する解析が大きく進む。

慎弥：科連・カレント　ネットワークス。職務上世話になることも多かったのでこうした学習にも積極的で表裏問わず真面目な苦労人枠を取りそう。自身の神秘に関して無自覚なので判明した後が少し怖いか。
慎一と絶対に接触してはいけない存在。会話を通じて血縁が判明した日には気まずいタイプの地獄が見える。

#没ネタ
キーラ：ノーブル・コロニスト　門衛部。貴女学に名義だけあるタイプで表にはまず出られないかも。事故の影響で体内で神秘氾濫を起こしている。

イワン：科連・管理局　対策課。高専の専攻科で主に約学の研究をしている。慎一同様「贖罪」を根底に抱えているが好んで前線を張りに行くタイプ。傷も絶えないし指摘されないと治療も受けなさそう。

Rix：束都・カレント　ネットワークス。ビジネスアカデミーで経営者を目指す。
ラボラトリーズなどから借り受けた試作品を実戦テストと称して扱う実演販売のプロフェッショナル。

こいつら親戚だよ間違いなく