ネタバレなし/壁打ち/欧州映画多めかも
いま見たもの/見返したもの/むかし見たもの
同じ映画何回も見ちゃう
劇中でバンドメンバー1人1人をサッチモが紹介してくれるので名前の確認はバッチリです!
当時のニューオリンズの街並みやクラブなどのセット、ファッションなどで視覚的な喜びもたっぷり得られるので、ぜひカラーでも見たかったなあという気持ちです
ラストのシーンまでうっとりできる静かな夜にぴったりの映画です🎺
劇中でバンドメンバー1人1人をサッチモが紹介してくれるので名前の確認はバッチリです!
当時のニューオリンズの街並みやクラブなどのセット、ファッションなどで視覚的な喜びもたっぷり得られるので、ぜひカラーでも見たかったなあという気持ちです
ラストのシーンまでうっとりできる静かな夜にぴったりの映画です🎺
なのでこの映画は「ジャズの創世記」でもあるんですね
ニューオリンズという小さな街で出会った音楽好きたちが一念発起し大都市シカゴでこの新しい音楽(のちにジャズと呼ばれるもの)を広めようよと旅に出る物語
なのでこの映画は「ジャズの創世記」でもあるんですね
ニューオリンズという小さな街で出会った音楽好きたちが一念発起し大都市シカゴでこの新しい音楽(のちにジャズと呼ばれるもの)を広めようよと旅に出る物語
冒頭のバンドのリーダーはサッチモ=ルイ・アームストロングですし、全編にわたりレジェンドジャズ演奏家が本人役で出ている豪華さが個人的にはこの作品の最大の魅力ですね
(しかもエンディはサッチモのことが好きなんです…良い…)
わたしはクラリネット奏者のバーニー・ビガードが好きでよく聞いていた時期があるので「ウオオ…動いている…」と感激しました
冒頭のバンドのリーダーはサッチモ=ルイ・アームストロングですし、全編にわたりレジェンドジャズ演奏家が本人役で出ている豪華さが個人的にはこの作品の最大の魅力ですね
(しかもエンディはサッチモのことが好きなんです…良い…)
わたしはクラリネット奏者のバーニー・ビガードが好きでよく聞いていた時期があるので「ウオオ…動いている…」と感激しました
冒頭で狭いクラブに置かれたピアノにクチャっと集まり演奏しているバンドの様子はまさに現代のわたしたちが想像する“当時のクラブ”
メラリーがブルースと出会うのが滞在先の屋敷で働くメイドのエンディのピアノでの弾き語り、というのもとても素敵
冒頭で狭いクラブに置かれたピアノにクチャっと集まり演奏しているバンドの様子はまさに現代のわたしたちが想像する“当時のクラブ”
メラリーがブルースと出会うのが滞在先の屋敷で働くメイドのエンディのピアノでの弾き語り、というのもとても素敵
時代は違いますが冒頭の映像や理不尽に警官に押さえつけられるシーンを思い返すと今も悪い意味で地続きなのだなと思ってしまいます
とはいえ潜入捜査もの特有のドキドキ感や70年代のファッションやインテリアなどの視覚的な楽しさも盛りだくさん
社会的な背景に興味はあるけどいきなりドシリアスな映画はちょっと気が重いです…というかたにおすすめです
時代は違いますが冒頭の映像や理不尽に警官に押さえつけられるシーンを思い返すと今も悪い意味で地続きなのだなと思ってしまいます
とはいえ潜入捜査もの特有のドキドキ感や70年代のファッションやインテリアなどの視覚的な楽しさも盛りだくさん
社会的な背景に興味はあるけどいきなりドシリアスな映画はちょっと気が重いです…というかたにおすすめです
ヒヤヒヤハラハラの命がけの潜入捜査の展開はなんと実話ベース
実名で存命の人物が出てきたりしてオオオ…となります
彼役や団体側の俳優さんたち、仕事とはいえ辛いでしょうな…
ヒヤヒヤハラハラの命がけの潜入捜査の展開はなんと実話ベース
実名で存命の人物が出てきたりしてオオオ…となります
彼役や団体側の俳優さんたち、仕事とはいえ辛いでしょうな…
映像がスマートかつさりげない遊び心たっぷりで重いテーマをしっかりと伝えつつキャッチーで超軽やかなエンタメに昇華…というか普通にむちゃくちゃおもしろいんですよね
差別野郎を装って白人至上主義団体に入会希望の電話をかけるシーンから話は一気に加速します
入会の面接で実際に幹部と対面すると一発で正体がバレてしまうので、白人警官2人と組んでロンは電話で話す担当・同僚のフリップ(ユダヤ系なのでこっちはこっちでとっても危険)は対面担当になりサポート役のOJとともに喋り方を揃えたり架空の人物像を擦り合わせていきます
映像がスマートかつさりげない遊び心たっぷりで重いテーマをしっかりと伝えつつキャッチーで超軽やかなエンタメに昇華…というか普通にむちゃくちゃおもしろいんですよね
差別野郎を装って白人至上主義団体に入会希望の電話をかけるシーンから話は一気に加速します
入会の面接で実際に幹部と対面すると一発で正体がバレてしまうので、白人警官2人と組んでロンは電話で話す担当・同僚のフリップ(ユダヤ系なのでこっちはこっちでとっても危険)は対面担当になりサポート役のOJとともに喋り方を揃えたり架空の人物像を擦り合わせていきます
「クラシックを弾く黒人なんて歓迎されない。周りはいわゆるエンターテイナーにしたかったんだ。」という言葉が重い
上流の人たちも農場やモーテルの黒人たちも”仲間”扱いされない
でも”友人”は隣にいてくれる
いつも気高くあろうとするのは一種の自己防衛なのかもしれない
でも鎧を外せる相手がいるのは尊いことなんだと雨の中の告白のシーンで思わされました
「クラシックを弾く黒人なんて歓迎されない。周りはいわゆるエンターテイナーにしたかったんだ。」という言葉が重い
上流の人たちも農場やモーテルの黒人たちも”仲間”扱いされない
でも”友人”は隣にいてくれる
いつも気高くあろうとするのは一種の自己防衛なのかもしれない
でも鎧を外せる相手がいるのは尊いことなんだと雨の中の告白のシーンで思わされました
「ケンタッキーでフライドチキン!」でのやりとりは一瞬ヒヤッとしますが、屈指の名シーンでした最高…
田舎の何もないまっすぐな道を走るターコイズのキャデラックの中での会話が徐々に「友人同士のもの」になっていくのが気持ち良いです
「ケンタッキーでフライドチキン!」でのやりとりは一瞬ヒヤッとしますが、屈指の名シーンでした最高…
田舎の何もないまっすぐな道を走るターコイズのキャデラックの中での会話が徐々に「友人同士のもの」になっていくのが気持ち良いです
なので面白くないわけがないのですよ…!
性格も価値観も明らかに真逆、なのですが序盤のダイナーでのやりとりのおかしさに「こいつらあとで仲良くなるな??」とニコニコしてしまいます
トニーの素直な反応や返答がすごくいいんですよね…シャーリーのことを良くも悪くも特別視せず、素直に感心し、素直に反論し、素直に軽口を叩いたりする(時には叱られる)
なので面白くないわけがないのですよ…!
性格も価値観も明らかに真逆、なのですが序盤のダイナーでのやりとりのおかしさに「こいつらあとで仲良くなるな??」とニコニコしてしまいます
トニーの素直な反応や返答がすごくいいんですよね…シャーリーのことを良くも悪くも特別視せず、素直に感心し、素直に反論し、素直に軽口を叩いたりする(時には叱られる)
ただのノスタルジィではなく今なお続く不安
明日からまた生きる恐怖感と自分だけではないのだなという安心感
ただのノスタルジィではなく今なお続く不安
明日からまた生きる恐怖感と自分だけではないのだなという安心感
わりとじぶんの生い立ちがどうかで刺さるかよくわかんないなってなるか二分する気もする
でも刺さらなくてもどのシーンも画的にほんとうに美しいので、もうすぐ終わっちゃいますが劇場での鑑賞を強くオススメします
わりとじぶんの生い立ちがどうかで刺さるかよくわかんないなってなるか二分する気もする
でも刺さらなくてもどのシーンも画的にほんとうに美しいので、もうすぐ終わっちゃいますが劇場での鑑賞を強くオススメします
あの時はあれがたしかに必要だったのだろう。でも、しばらく離れている間にきっと他の誤魔化し方を覚えてしまったんだ。
うまいやり過ごし方、まともだと自己暗示をかける方法は無意識に身についていく。自分を容易く騙せるほどに。
ただ、ほんとうにそれだけのことだった。
わたしの奥底にはまだ布団にくるまっているこどもがいる。
今夜それに気づいたからか、劇場を出てもぐずぐずしばらく泣いていたけれど、ほんとうはなんで泣いているのかなんて追求する気になれなかった。
ただ、その感覚を今思い出せてよかったなと思う。
あの時はあれがたしかに必要だったのだろう。でも、しばらく離れている間にきっと他の誤魔化し方を覚えてしまったんだ。
うまいやり過ごし方、まともだと自己暗示をかける方法は無意識に身についていく。自分を容易く騙せるほどに。
ただ、ほんとうにそれだけのことだった。
わたしの奥底にはまだ布団にくるまっているこどもがいる。
今夜それに気づいたからか、劇場を出てもぐずぐずしばらく泣いていたけれど、ほんとうはなんで泣いているのかなんて追求する気になれなかった。
ただ、その感覚を今思い出せてよかったなと思う。
漠然とした異物感を自分に感じてはいるが、それが“なにか”なんてわからないし、きっとそこにはなんにもないのかもしれない。
ただ、きっとずっとこのままここにいたら耐えられなくなってしまうことだけはわかる。
「ここにいれば死んでしまう、死因はわからないけれど」
閉塞感から逃れようと他の土地に移ろうが、その原因は土地にないことはわかっている。
漠然とした異物感を自分に感じてはいるが、それが“なにか”なんてわからないし、きっとそこにはなんにもないのかもしれない。
ただ、きっとずっとこのままここにいたら耐えられなくなってしまうことだけはわかる。
「ここにいれば死んでしまう、死因はわからないけれど」
閉塞感から逃れようと他の土地に移ろうが、その原因は土地にないことはわかっている。
次第に居心地の良さまで感じるようになった。
でもここまで完璧に特有の気だるさと陶酔感を孕んだ夜の不安感を映像化されてしまうと、目を背けていたものを串刺しにして目の前に出されたような気まずさを感じてしまう。
わたしはいまだに部屋の電気を消して寝られない。
次第に居心地の良さまで感じるようになった。
でもここまで完璧に特有の気だるさと陶酔感を孕んだ夜の不安感を映像化されてしまうと、目を背けていたものを串刺しにして目の前に出されたような気まずさを感じてしまう。
わたしはいまだに部屋の電気を消して寝られない。
深夜に自室に帰るとすぐに暗い照明の中でハンナ・バーベラのアニメをつけた。
ドラ猫大将やジェットソン一家がいる世界でぼんやり突っ立っていればそれで安心できた。
どんなに深夜でも明かりのついているクラブがあった。
一人でいるのに耐えられなければ似たような夜行性の友人たちと朝まで音楽を聴いていればよかった。
深夜に自室に帰るとすぐに暗い照明の中でハンナ・バーベラのアニメをつけた。
ドラ猫大将やジェットソン一家がいる世界でぼんやり突っ立っていればそれで安心できた。
どんなに深夜でも明かりのついているクラブがあった。
一人でいるのに耐えられなければ似たような夜行性の友人たちと朝まで音楽を聴いていればよかった。
予想以上にダウナーであった
28日後見てたらこれあれだ…始終うっすらと流れている見たくないもの見ないようにしている気まずい空気…トレスポだ…トレインスポッティングだ…!となり、アンダーワールドを聞くために見がちな映画ことトレスポ1作目も見る
ドラッグ映画って軒並み落ち込むんですよね(だが好き)
これ明るい映画なんですけど基本現実逃避しようと足掻き、ひどい現状から抜け出そうと足掻き、なんにもならなくて逃げる話なので…
あとサントラがほんとにすばらしくわたし好み
あと続編で何するつもりなんだ…
続編まだ見てないんですけどしばらく間置いてからだな…
ダニー・ボイルは見ると疲れる
予想以上にダウナーであった
28日後見てたらこれあれだ…始終うっすらと流れている見たくないもの見ないようにしている気まずい空気…トレスポだ…トレインスポッティングだ…!となり、アンダーワールドを聞くために見がちな映画ことトレスポ1作目も見る
ドラッグ映画って軒並み落ち込むんですよね(だが好き)
これ明るい映画なんですけど基本現実逃避しようと足掻き、ひどい現状から抜け出そうと足掻き、なんにもならなくて逃げる話なので…
あとサントラがほんとにすばらしくわたし好み
あと続編で何するつもりなんだ…
続編まだ見てないんですけどしばらく間置いてからだな…
ダニー・ボイルは見ると疲れる