かじろー
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かじろー
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ランボー怒りの10連ガチャ。
え、リメイクの存在ですか?オザキ8とか、僕ぜんぜん知らないんですが(すっとぼけ)
December 19, 2025 at 12:28 AM
オリジナルキャストはもうパトリック・スウェイジがいなくて二人を揃えることはできないし、となると、キアヌも万が一出るにしたって主演をはるような扱いにはならず、カメオ出演的に脇を固める感じになるだろうから、息子たちの話とかになるのかしらん。GONINサーガみたいな感じになりそうな気もしたりしなかったり。
December 19, 2025 at 12:27 AM
なんとなくだけどコレ、マイケル・キートンは主人公を自分で演じる以外に、ジョージ・クルーニーにやらせることもブランの一つとして持っていたんじゃないか?と思ってしまったな(そういえばキートンもクルーニーもパチーノもソダーバーグ作品での繋がりがあるな......)
December 18, 2025 at 2:31 PM
そういう意味では、観ながら少しだけ「彼岸に渡ってしまった者の、厭世や達観を交えた目線で人生というものを捉える作家」になってからのゼメキス作品を想起していたところもあった。
December 18, 2025 at 2:24 PM
『ロード・トゥ・パーディション』や『ラン・オールナイト』のような「父子の話」要素もあるのだけど、そちらに行かないのは、やはり「裏社会で生きてきた自分(とそんな自分が心を開ける同じ界隈のパートナー)だけでカタをつけようとする」ストーリーになっているからだし、「老い」と向き合っている点で「流儀・スタイル」についての映画としても『紅の豚』のような「憧憬」が一切ない。そうした諸々の点で「願望具現化映画」ながら、結構シビアな目線を持っているんだけど、それがしみじみ良かった理由でもあるのだろうな。
December 18, 2025 at 2:20 PM
シンメトリーな構図を多用したキメキメの映像に加えて「どこのものか判然としない鍵」というアイテムを「危機的状況からの『出口』を探す物語」のアイコンに使う点、何よりも「流儀」の男を演じさせたら、これ以上ないほどハマるパチーノという俳優を、ああいう役どころで起用するなど、この作品自体が「スタイルの貫徹」で作られた映画なんだよな(そういう意味でも、この邦題は悪くない)。それでいて、イーストウッドを思わせるロマンチックな優しさもほのかに感じさせるのは、単純な展開だけじゃなく、マーシャ・ゲイ・ハーデンに『ミスティック・リバー』の変奏のようなキャラクターを演じさせていることも大きいかもしれない。
December 18, 2025 at 2:11 PM
残された時間が僅かだと分かっているからこそ、己を投げ打つ形で人生の清算を試みることが可能な老境の殺し屋が、覚悟のうえでそれを実践しようとする「晩節の願望」の具現化物語と聞くと、イーストウッドが撮りそうな題材と思ってしまうが、実はロマンチックな優しさが前面に出てくる彼の作品に比べると、そうした要素を滲ませつつも徹頭徹尾、ハードボイルドな仕上がりになっているのが面白い。自我もそれを形作ってきた足跡も忘却してなお「流儀」を貫き通した老人が全て「やり切った者」ゆえ辿り着いた「遠く」の景色。そこに独り佇む彼の姿が侘しく物悲しくも、同時にその毅然たる、超然たる「在りよう」が美しく、此方の心に染み渡った。
December 18, 2025 at 2:00 PM
こちらも新宿でした!最終回だったのでスクリーンが小さかったのは残念でしたが、それを気にしないくらい静謐なのに魅入ってしまう映画だったと思います。
December 18, 2025 at 1:45 PM
Reposted by かじろー
自我の形成には体験、記憶それに伴う感情が不可欠でそれを外部化(写真や動画)しても認知が低下するとそれらのリンクが失われる。劇中で医者が殺し屋に「記憶は失われるがそこで芽生えた感情だけは蘇る」と言っていたけど、嬉しいことはイベントとともに思い出すものだろうし、残酷だなと思ってしまった。
December 18, 2025 at 1:35 PM
今日ご覧になってたんですね。こちらも丁度今、観終わったんですが、しみじみ良かったです。
December 18, 2025 at 1:36 PM
しっかしフレッド・カヴァイエ、ダイ・ハード的なドライヴ感のあるサスペンスアクション撮らせたら抜群に上手い監督だったのに『すべて彼女のために』とか『この愛のために撃て』がアメリカや韓国でリメイクされていた頃と比べると本当に名を見かける機会がなくなってしまったな......国内に入ってこないだけで近年もポツポツ撮ってはいるみたいだけど、それこそネトフリ辺りがフレンチノワールもの、やらせてあげてもいいのにぁ。
December 17, 2025 at 10:49 AM
Reposted by かじろー
そういう点での当時のNYを彩るディスコやサルサミュージック、あるいはヒップホップが孵化する直前の、荒廃したサウスブロンクスの街並みとか。「ウェスト・サイド・ストーリー」の30年後みたいなところも含めて、あえて脚色してなさそうなNYの姿を映像に収めているのがすごく貴重だと思う<ジャグラー ニューヨーク25時
December 9, 2025 at 2:38 AM
あと、以降にフォロワー的な作品があったとしても、70年代前半ならではの混沌とした時代の熱気が映像の端々に焼き付けられ、描かれる事象に迫真性を添えている点がポスト・アメリカン・ニューシネマ時代に作られた作品として、オリジナリティを獲得している点だな、と思うし、同時に、結局は「社会構造が内包する不条理への憤懣の発露」に対し、それを作り上げてきた富裕層は他人事、持たざる者同士の衝突で解消せざるを得ない落としどころに「現代でも通じる説得力」を与えているよな、と感じた要因にもなっていましたね......
December 14, 2025 at 9:31 AM
こういう「かつては地上波(場合によってはキー局じゃなくて地方局の映画放送枠)で放映されていて、バッカみたいに面白かったのに、メディアの変遷に伴って取りこぼされるようになっていった作品」って、ホント沢山あるし、そういう中の一作としてDVD止まり(それも近年ようやくリリースされた)になっている映画として、自分がよく覚えているのはウォーレン・ビーティとゴールディ・ホーンが共演した『バンク・ジャック』なのだけど、この辺りも是空様、いつかリマスターした上でBlu-ray出していただけませんか......
December 14, 2025 at 9:02 AM
遥か昔に地上波で放映されたとき以来の鑑賞になるのだけど、こうして今、観ると、舞台が同じで絵面が似やすいという点はあるにせよ、そうした上っ面以上にダイ・ハード3って、この映画を意識していた面があるんだろうなと思う(序盤のアクションシークエンスのシチュエーション設営方法や、主要人物たちが第三者に誤解を受けて取り囲まれる危機的状況への導入形式がほとんど同じだ)。人種の坩堝で、真夏の陽光に加熱されて割れた黄身のように、血を思わせる、黄身にかかったケチャップソースのように憤懣が堰を切って溢れ出す「NYという街の最悪の1日」。その始まりと終わり。
December 14, 2025 at 8:54 AM