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文章の書き方を忘れてしまった気がするので、リハビリに。
すべて創作もしくは感想文です。
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ブノワさんの話は2年前、グラスオニオンの時にも2つ書いていました。1つはクリスマスの話で、クリスマス企画の件を思い出したので、まとめて投稿しました。
支部の表紙とかマジで100年ぶりくらいに作った感…(笑)
www.pixiv.net/novel/show.p...
#ナイブスアウト #ウェイク・アップ・デッドマン ブノワ・ブランの帰宅 - ろばすけの小説 - pixiv
1「ブノワ・ブランの帰宅」 ブノワは自宅のドアを開けるまえに大きく深呼吸をした。 間違いなく自分の住まいなのだが、彼一人の部屋ではない。今の彼にとっては「心配の種」がこのドアの向こうにいるはずだった。 おそらくは。たぶん。願わくば。 ブノワはその優秀な頭脳で普段はあまり使わない言
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December 13, 2025 at 2:59 AM
『ごめん、あのあと立て込んじゃって』
「こっちこそ、まさか見ると思わなくて」
『いやぁなんか目に入ったから』
「大丈夫だったの?」
今さらそんなこと聞いてもと思ったけどつい口をついて出た。
『もちろん。急に店の外に出たから何事かと思ったって言われたけど』
彼は笑いながらそう言い、僕は彼の店のマスターの顔を思い出してしまった。
「もう仕事中にメッセージ送らないようにする」
彼が働いているビストロは、料理担当のマスターと彼の二人だけで切り盛りしているのだ。
反省を込めてそう言ったら、彼はまた笑った。
『なんで。送ってよ。一緒に月見れたら嬉しいじゃん』
そうなんだけど。それは家でやればいいよね。
January 15, 2025 at 11:54 AM
たぶん、彼のほうが僕の何倍も、食べることについての好奇心というか探求心が強いのだ。昨日は「正月に食い足りなかった」とか言って安売りになってたお餅をわざわざ買ってきて、「余ったお餅の食べきりレシピ」を試していたし。
わかっていたけどちょっと面白くなって言ってみた。
「君が食いしん坊なおかげで毎日楽しいよ」
「あ、またそうやって笑ったな?」
「笑ってないって」
そう言った僕の顔は明らかに「笑って」いたと思うけど、でもどうやら彼はそれを悪くないと思ってくれたようだった。
そうだよ、毎日楽しい。それってすごいことだよ。
January 14, 2025 at 10:03 AM
本人は別に気にもしてないみたいだったけど、翌日俺は仕事帰りに電池を買った。切れそうだったからトイレットペーパーと一緒に。
最初からこうすれば良かったんだよな、と我ながら思ったわけだけど。
ところが帰ってみれば、テーブルの上にトイレットペーパーと電池のパックが置いてあったわけだ。
「あ、やっちゃった」
思わずそう言ったら、俺の荷物に気づいた彼が大笑いした。
「僕ってほんと信用ないんだな!」
いや、そうじゃないんだけど、って言おうとしてのみ込んだ。まあきっとまた忘れちゃうだろう、って思ったのは事実。
「ごめん連絡すりゃよかった」
でも彼はまだ笑いながら続けた。
「いいよね、腐るものじゃないし!」
January 8, 2025 at 3:22 PM
「そう思いたいだけじゃない?」
パパだって辛いってわかってるのにそう言ってしまった私を、パパは抱き締めた。
「でも彼女の体はもう壊れてしまってただろ?」

私はあちこち腫れ上がって、包帯だらけだったママを思い出した。即死だったと聞いて、「むしろほっとした」、とおじいちゃんは言った。
もし死者が「戻ってきた」としても体は戻せないなら、それはゾンビになるのと同じ。誰も望むことじゃない。
時間を戻したり、壊れてしまった体をもとに戻す魔法を、私たちは知らない。
「ゆっくり慣れていくしかないんだよ。せめて僕らは仲良く暮らしていこう」
パパは自分に言い聞かせてるみたいに言った。

(アンデッド)

January 8, 2025 at 12:20 AM
とんでもないです、なんかオープンアカウントに慣れなくて挙動不審ですみません(緊張感はそのせいかも。笑)
絶対カメラのないとこで話してたでしょうしね。見たかったですけど昔からこういうときにツーショット絶対ないの逆に怪しい(といい続けて早何年...)
January 7, 2025 at 11:18 AM
その言葉はちょっと意外だった。
「興味ないだろ?」
思わずいったら、彼はちょっと考えるような振りをして言った。
「自分ではね。でもジャックが取るなら嬉しいよ」
「そういうもん?」
「こういうとこで会えるっていうのもなんか不思議だし」
それは本当にそうだ。お互いになんだか別人のような格好でさ。俺はちょっと笑っちまいながら返した。
「そのうち同じ賞を取り合うかも」
「どうかな、ジャックはずっとコメディ部門でしょ」
「おまえはコメディやらないって?」
そうは言わないけど。そんな微妙な間のあと、彼は言った。
「それより共演の方がいい」
そう言うから、俺は黙って肩を小突いて返した。そんなの当たり前だ。
January 6, 2025 at 3:48 PM
面白がってるような顔で近づいてきたから、僕はあえてそう言って見せた。
僕は1日中部屋で仕事をしてるわけで、雨が降ったりするのはむしろ歓迎だ。窓の外の景色が変わり、緑が生き生きするのがわかって嬉しい。真冬であっても雪にはならないのもいい。
でも彼ときたら、僕が雨が降るたびに窓の外を眺めてる、ってあきれてからかうわけだった。
「今度、俺が休みの日に雪でも降らないかな」
どうして?
疑問は顔に出てたみたいで、彼は笑って続けた。
「そしたらそれを眺めてる君を眺めて過ごすから」
あきれた顔もそのまま伝わって、彼は楽しげに笑った。
「きっと良い景色だから」
January 6, 2025 at 3:21 PM
今は、私はいくらでも一人で過ごすことができる。大声で呼びつけられ、細々とした用事を言いつけられ、バカだののろまだの、醜いだの嫁き遅れと言われて暮らす必要はなくなった。
これが「寂しい生活」のはずがない。
店は古いけれど少しずつ整え、自分が気に入った品を仕入れ、たまに街に行って美味しいものを食べ、村にはいない新しい考え方をする人たちと話し、好きな時間に起き、家の中で裸で過ごしてたって構わない。
村の女たちは私を蔑むけれど、いや、もしかしたらそんなつもりはなくて、本当に私のことを「可哀想」と思っているのかもしれないけれど。
私は私。今が一番幸せだ。

ブラックバード、ブラックベリー、私は私。

January 6, 2025 at 1:57 AM