.
@felem.bsky.social
魔法の最上位はレベル9ですから、もちろんレベル9の魔法で攻撃されるといったんはやっつけられるのですが、すぐに魔法からぽこっと再生します。安心と信頼の魔物クォリティ。

- 感想返し 2011年09月06日02時56分
April 5, 2025 at 10:55 AM
このへんは勇者さんがどうがんばっても解明できない部分に当たるので、せめて読者様にはお話が進むにつれて自然とわかるようにしていきたいのですが……まあ……うん。三つの回路については、かなりやばいネタを仕込んでるので、これまでとします。
ちなみにちなみに、役割を終えたコピーたちは消えますが、それは消滅するということではなくて魔法に還元されるという感じです。価値観が人間とは異なるので、感覚的には里帰りに近いですね。魔物たちは魔法そのものなので「魔法という法則」が消えてなくならない限り完全に滅びることはありません。
April 5, 2025 at 10:55 AM
魔物たちとのつながりがあるということを隠すためのダミーとして退魔性のことを秘密にしてます。本当に都合の悪いことは、同じく都合の悪いことでふたをしてしまうのがいちばんです。隠す理由が嘘にならないからですね。そもそも剣士というのは非生産的な人間なので、増えても困るという真っ当な理由もあります。たいていの人間はそれで納得するでしょう。
ちなみに、親狸は完璧に全部わかってます。バウマフ家の人間というのは、こきゅーとすを通じて全てを知りうる立場にあるのですね。魔物たち専用の回路というのは間接的なトラップで、やつらがよく使う手です。
April 5, 2025 at 10:55 AM
- 感想返し 2011年08月30日01時36分
March 31, 2025 at 3:06 AM
じゃあお前ら山登りな、ということで火口のひと誕生。哀れなかまくらのひとに同情して歩くひと誕生。アニマルチームを率いて南極へ。すごく……寒いです……。あと行ってないのどこよ?海だな、ということで海底のひと誕生。海底探検隊を結成。海の中なら……と油断して潜水タイプがぽんぽんと生まれる。深海の過酷さを彼らは知らなかった……。ちなみに連合鬼のひとの本性は「光の蛇」、帝国鬼のひとの本性は「海の蛇」です。
March 31, 2025 at 3:05 AM
いや、それひととしてどうよ?おれが行くよということで骨のひとが誕生。いや、人間はおっかねーぞということで護衛として闘神(のちの見えるひと)誕生。念には念をということで剛鬼(のちの王国鬼のひと)誕生。超絶マッスル二名を従えて骨のひとは人里へ……。そっちは任せたということで、動物の特徴を備えた魔物たちがぽんぽんと誕生。アニマルシリーズの最後に空のひとが生まれて、大空に思いを馳せた庭園のひと誕生。大空探検隊を募るってことで飛行タイプがぽんぽんと誕生。じゃあ次は南極探検隊をということで、かまくらのひと誕生。隊員を募るも、おれ変温動物なんで……とトカゲさんシリーズ誕生。
March 31, 2025 at 3:05 AM
ところどころ抜けてるのは、途中に他のひとたちが入るからです。このへんは完全に記憶にしか残っていないのですが、魔物たちは生まれた直後にご近所さん(動物たち)に挨拶まわりをしていて、それが終わったあと、いったん定住の土台を固めてから、各地域ごとに探索チームを組んで世界中をめぐっています。話すと長くなるのですが……まあ、本編にはいっさい絡んでこない内容なので、聞き流して下さい。
山腹のひとは動物たちとの交渉役として誕生していて、動物たちとのネゴシエイトが終わったあと、なんやかんやあって人間にも挨拶したほうがいいかなぁ、いやいらんだろと羽のひとが誕生しました。
March 31, 2025 at 3:05 AM
見えるひとと鬼のひとたちなんかは生まれたときは別の姿をしていて、いまの姿は第二形態にあたります。いや、作中には出てこないので無意味すぎる設定なのですが……無意味すぎてカットするのも無意味というか……うん。どうやら過去のたぴ岡はメモ帳に設定を書いてる段階で心が折れたらしく、一覧表すらありませんでした。登場人物の項目はレベルごとになってるし……とりあえず箇条書きになってる未編集の部分から記憶を頼りに再現すると……青いひとたちのナンバリングはだいたい以下の通りになるみたいです。
00、王都のひと
02、山腹のひと
12、庭園のひと
15、かまくらのひと
19、火口のひと
21、海底のひと
March 31, 2025 at 3:05 AM
全部おれの逆襲は、これまでは表出しなかった魔物たちの問題が「最後の旅シリーズ」という裏側の事情に即発されたものとも言えるかもしれません。少なくとも、作中でコピーたちが決起した理由は「オリジナルにとってかわるため」であり、オリジナルたちが心の奥底に封じている「子狸への期待」が形を成したもの、「オリジナルは旅シリーズに深入りすべきではない」という思惑、様々な要因が絡み合った結果なのでしょう。そこには、もちろんピリピリ様がおっしゃるように「自分たちの境遇への不満」もあるわけです。

- 感想返し 2011年08月13日21時06分
March 27, 2025 at 5:13 AM
二番回路が活発に働いているのですね。久保田様のおっしゃるとおり、さすがに現時点では「細菌」という概念そのものがないので、人間たちは「存在しない」と思い込むこともできません。ですから、おそらく細菌が魔法化するきっかけがあるとしたら、それは疫病になるでしょう。

- 感想返し 2011年08月12日23時07分
March 27, 2025 at 5:11 AM
馬上戦なんかではけっこうゴツイ鎧を着込みます。レベル1の圧縮弾くらいなら防げるでしょう。そこに貫通性質が加わるとかなり怪しいですが。子狸が愛してやまない圧縮弾は、投射魔法の中では最短にして最速という特徴を持ってます。そしてレベルが上がりにくいので、レベル3までという括りの中では最も複雑な構成を組めます。したがって、この魔法の撃ち合いで負けるようなら、もう絡め手で攻めるしかないと言われてます。初歩中の初歩に当たる魔法ですが、なかなかどうして馬鹿にできません。
- 感想返し [2011年08月03日04時21分]
March 24, 2025 at 3:55 AM
封印したのはお屋形さまです。バウマフ家の人間は「減衰特赦」と呼ばれる特殊な魔法を扱えるので、その封印はもうどうにもなりません。ですから、魔王討伐の旅シリーズ~子狸編~は「最後の旅シリーズ」なのです。

- 感想返し [2011年07月19日04時22分]
March 24, 2025 at 1:23 AM
問題は、「じゃあ弓矢とかで戦争した方がいいや」とか人間が考えて「魔法以外のダメージを治せる魔法があればなぁ」というふうになることです。「本物の治癒魔法」が存在し、もちろんそのスペルも決まっていて、そして「自分たち魔物は知ってる、バウマフ家の人間を治療できる」という状況を、魔物たちは崩したくなかったのです。でも崩れました。肉体に直接干渉できる「本物の治癒魔法」は、人体の何たるかも知らない人間たちに与えるにはあまりにも危険な魔法です。なので「本物の治癒魔法」を完全に封印しました。
March 24, 2025 at 1:23 AM
・べほまらー!
しいて(略)に出てくる魔法はですね、すごく簡単に使えるんです。MP消費とかもいっさいありません。ですから、ガチで殴り合うときは「あばどん!」とか「ばりえ!」とか叫びながら殴ればいいのです。そうでない場合は、たんなるじゃれあいです。素で殴りあったときや、たとえば事故に遭ったとき、病気に罹った場合は、仰るとおり逆算能力では治せません。でも魔物に殴られた場合は治ります。だから人間たちは、必然的に「治癒魔法は魔法のダメージにしか作用しないもの」で「魔物は魔法と関連性があるんだな」と考えます。そこはべつにバレても構わないのです。
March 24, 2025 at 1:23 AM
そして勇者さんが最悪の想定をもとに動いている根拠のひとつが、馬の名前と子狸の名前が一致しているという事実です。彼女の父親は、実の娘だからといってヒントを与えるような甘い人物ではありません。勇者さんが見誤ったとすれば、そこです。ヒントを進んで与えることで疑いの目を逸らすというのは、とある青いひとの常套手段なのです。
March 24, 2025 at 1:23 AM
つまり「勇者が魔王に勝ってきたのは本当に偶然」で、「次もそうなるとは限らない」というのが最悪のケースです。自分自身の命も駒のひとつとして見ている勇者さんは、その想定をもとに動いています。これはアリア家特有の考え方なのですが、旅の仲間が「裏切り者かどうか」というのは「どちらでもいいこと」。感情を制御できるというのは、そういうことです。だから気にしてません。二人が裏切り者だったほうが得られるものが大きいなら、そのほうが良いことであるし、旅の仲間として歓迎もする。そうでないなら、何の気まぐれか自分についてくる変わりものの、やはり仲間です。
March 24, 2025 at 1:23 AM