田亀源五郎 Gengoroh Tagame
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【連載】『雪はともえに』webアクション comic-action.com/episode/2550... 【単行本】全年齢〜『魚と水』『僕らの色彩』『弟の夫』、ゲイエロ〜『外道の家・復刻版』『肉人参/人畜無骸』『奴隷調教合宿』他多数[単行本リスト] www.tagame.org/jblog/?page_... 【non-Japanese language comic book list】 www.tagame.org/enews/sample... 【ゲイエロFANBOX / gay-adult pixiv FANBOX】定期更新 gengorohtagame.fanbox.cc
雪はともえに 魚と水 弟の夫 外道の家
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『まえがみ太郎』見終わった。1979年放送のTVスペシャルアニメ。老夫婦が神様(お正月さん)から授かった赤子が成長し、空飛ぶ馬と共に冒険の旅に出る民話風ファンタジー。原作は松谷みよ子。ユーモアありアクションありの話を上々の作画でテンポ良く見せてくれる、ウェルメイドなファミリー向け作品。
キャラデザインに妙な癖や嫌味もなく、クリーチャーもチャーミング。民話的な素朴さを保ちつつも奔放な展開や、ロシアやヨーロッパなどのファンタジー要素を日本民話的にトリートメントしたような風合いも感じられ、和風ファンタジーの方法論的な面白みもあちこちに。今なら実写化しても面白そう。
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まぁ個人的なテイストの違いなんだろうけれど、今回は個々のエピソードの面白みがイマイチなのと、テーマの掘り下げが物足りないのと、あとキー要素としてフィーチャーされるのが、架空の作曲家と架空の映画監督の架空の過去の代表作というのが、全体的な弱さに繋がっている感…と、わりと理由が明確。
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『グランドフィナーレ』見終わった。パオロ・ソレンティーノ監督。スイスの高級ホテルに滞在中の、引退した老作曲家兼指揮者と、その友人で同じく老境ながら新作撮影に意欲を燃やす映画監督の交流を軸に、周囲の人々のエピソードも交えて若さと老いを描く。マイケル・ケインとハーヴェイ・カイテル。
映像美に音楽の使い方にカット繋ぎに配役に…と映画的な快感には事欠かず。にも関わらず少し物足りないのは、同監督の『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『Hand of God』と同じ印象。どれも個人的にはかなり好みなんだけれど、あと一押しに欠け、良作とは思えども熱心に追う気にまでは至らず。
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ゲイオンリーのクルーズ旅行というのは、ちょくちょく耳にはするけれど、これはKink特化のツアーだそうな😶 フェティッシュ専門洋上ハッテン場…🙄 www.out.com/events/ru5h-...
There's a new 'all-gay,' 'sex-progressive' cruise setting sail
RU5H, "a bold new all-gay, all-male travel and lifestyle brand," will be offering kink-minded cruises, events, and getaways.
www.out.com
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『きみの色』見終わった。キリスト教系の全寮制学校の生徒で、他人の個性が色で見える女子高生は、学校を辞めてしまった憧れの女子生徒や、偶然知り合った他校の男子高生と一緒に音楽バンドをやることになり…という日本の長編アニメ映画。ものすごく丁寧に作られた、繊細で色彩豊かな映像表現に感嘆。
色鮮やかだが決してどぎつくならない色彩設計がお見事の一言。写実性と少女漫画テイストとイマドキ感が理想的に結合したようなキャラ絵も魅力的。話は正直、要素を盛り込み過ぎて散漫だったり、基本設定があまり活かされていない感はあるが、それが不満に感じられないほど、表現自体の魅力で見せる。
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演出は手堅さに加えてノワール的な緊張感もあり、弛みなくしっかり見せてくれる。若手医師に田村高廣。ベテラン医師が山村聰で、冒頭のランニングシャツで汗を浮かべながら手術をする姿に色気を感じてしまった。病院の女性たちに久我美子、高千穂ひづる、瞳麗子など。いずれも複雑な心理状態を好演。
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『背徳のメス』見終わった。野村芳太郎監督の1961年作。漁色家の若い産婦人科医が、ベテラン医師によるヤクザの情婦の堕胎手術の助手をするが、患者は死んでしまう。ベテランは手術にミスはなかったと証言してくれと頼むが、若手は拒否する。すると当直の晩、誰かがガス栓を開いて若手を殺そうとし…。
黒岩重吾原作。医療サスペンスと謳っているが、病院を舞台に男女の様々な思いが渦巻く心理劇といった味わい。犯人探しのミステリー要素は、複数の容疑者にミスリード等の工夫はあるが、正直キャスティングで犯人の見当はついてしまう。メインの見所は、やはり男女関係におけるそれぞれの心理描写か。
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この商品写真は通気性が良いというアピールなのかしら…にしても…😅
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『見える子ちゃん』見終わった。実写映画版。霊が見えるようになってしまった女子高生が、見えないふりでやり過ごしていたが、霊に憑かれた親友を放っておけず、更には他にも霊視ができる学友や、ヤバげなものを背負った新任教師も現れ…という学園ホラーコメディというか、心霊絡みの青春譚というか。
面白かった。漫画とアニメは未履修なので比較はできないけれど、キャラは魅力的だし展開にツイストも効いていて、アイドル映画風味のYAオカルト話として良く纏まっている。怖さと可笑しさとしんみりの合せ技だが、全体的に控えめではあるが、配分のバランスは上々。ウェルメイドな楽しさで後味も良し。
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ブラウザで読めるWebコミックで、「拡大」を押しても「全画面表示」を押しても、周囲の黒枠が大きくなるだけで、画像は「通常」と同じサイズのままという仕様のサイトを見て、ビックリしてゐる😶
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Inktoberでドローイングをアップする者あり、Locktoberで男性用貞操帯写真をアップする者あり、なべて世は事もなし😌
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話がミステリーにスライドしていくのも面白いが、その反面ホラー的なインパクトは薄れていくのが、ちと痛し痒しか。現在の目で見るとミステリーとしては素朴だが、それなりにミスリードもあるし、動機なき連続殺人的の不条理さが、ハッピーエンドにも関わらず、昏い後味となって残る感じは悪くない。
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『レオパルドマン 豹男』見終わった。ジャック・ターナー監督の1943年作。ナイトクラブのショーに使われた黒豹が逃げ、夜道をお使いに出た少女が犠牲者となってしまう。続けて第二の犠牲者も出るが、豹を逃がした責任を感じていた男は、それが本当に豹の仕業なのか疑い…というホラー+ミステリー。
『キャット・ピープル』の製作・監督コンビで、豹も同作出演豹だそうな。相変わらずそのものズバリは描写せずに、光と影と気配でスリルを盛り上げていく見せ方が良い。これがメインのヒロインかなと思って見ていると、あえなく殺されてしまうというパターンが続くのも、禍々しい雰囲気を増していく。
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…しかし、何となく勢いで『何々川』というタイトルの昔の邦画を続けて見たが、『しなの川』『神田川』『道頓堀川』『もどり川』と、連続して女優のヌードや官能描写が売りだったのが、ちと不思議🙄
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ただ内容的には、原動力が芸術のためにしろ承認欲求にせよ、この主人公の行動は見ていてウンザリさせられる。振り回される女性たちも良く判らない。ショーケンの魅力はともかくとして、私が心中という行為に何の幻想も抱けないせいかも知れないが、性愛にトチ狂った男女のドロドロ劇だな〜、としか。
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『もどり川』見終わった。神代辰巳監督の1983年作。大正時代、若い歌人は病床の妻がいながらも、良い歌を詠うために遊女や人妻相手に女性遍歴を繰り返した挙げ句、令嬢との心中未遂事件を起こし、その体験を詠った歌集で一躍文壇の寵児となるが…という内容を官能的に。連城三紀彦原作、萩原健一主演。
力作ではある。こだわりが感じられる映像表現は美しいし、ドラマは鬱陶しいほど過剰に情念が渦巻いて濃厚。藤真利子、樋口可南子、原田美枝子らが見せる濡れ場も、テーマ自体が性愛なので単なるサービス以上の意味はあるし、その描き方にも作り手の主張が感じられるのは好印象。ちょっと多すぎるけど。
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『DES 英国史上最凶のシリアルキラー』見終わった。排水口から遺体の一部が見つかり、拘束された住人はあっさりと殺人を認め、更に今まで犯してきた連続殺人について語る。担当刑事は遺体の身元特定と殺人の証拠探しに奔走し、一方で伝記作家が容疑者に取材を…という、実話を元にしたミニシリーズ。
被害者の特定や裁判の行方といったスリリングな要素はあるが、フィクション的なカタルシスはない実録物なので、呵責も反省も全くなさそうな不気味な犯人と対峙する刑事や作家のフラストレーションが、そのまま見ているこちらにも伝染する感じ。犯人役のデイヴィッド・テナントを筆頭に、演者は見事。
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ヘグセスやトランプの軍演説、やばいところを要約しようかと思ったけどぜんぶやばいので箇条書きのしようがない。
これからは筋肉バカの白人男性イエスマン軍人のみが出世するのかしらん。
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ただこれ話の構造としては、真面目で善良な青年が、住んでいる場所の特性のおかげで、あれこれとばっちり食らった果てに…ということになるのが、ちと引っ掛かる。あと例によって女優のヌードが売りらしく、つい「そのおっぱい、いる?」とか思ったり。おっぱい要員で三人もいるなら、男の裸も出して。
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『道頓堀川』見終わった。深作欣二監督の1982年作。生き甲斐を見出だせない画学生が歳上の小料理屋の女将と出会い恋をする。一方、彼が世話になっている喫茶店のマスターは以前はギャンブラーで、彼の友人でもある息子が自分と同じ賭けビリヤードの世界に入るのを止めようとするが…。原作は宮本輝。
ちょいと主人公の影が薄いというか、サブプロットのビリヤードを巡る親子の確執や、ニューハーフの恋の縺れの方が濃すぎるというか、そんなチグハグ感はあるけれど、各々のキャラに生き生きとした魅力があるので、盛り場に生きる人々の風俗映画として面白く見られる。出演俳優も良いアンサンブル。