ホッタタカシ
banner
goldenpicnics.bsky.social
ホッタタカシ
@goldenpicnics.bsky.social
古本屋や名画座を徘徊しています。映像関係の仕事もします。
ブログ「星虹堂通信」 http://goldenpicnics.hatenablog.com
『仲代達矢が語る日本映画黄金時代』に出てきましたね、その話。杉村春子と同じく中村勘三郎も初日を観にきたそうなので、芝居を気に入って「出たい!」ということになったのかもしれないです。
November 14, 2025 at 1:06 PM
評判になった俳優座の舞台版『四谷怪談』がベースになってるらしく、仲代の伊右衛門と三島雅夫の宅悦が続投なので、資料として貴重です。
直助をなぜか十七代目中村勘三郎が演じており、年齢的に合ってないのを気にしたのか、すごく活き活きと不良青年を演じていて、これがなかなか良かったです。
November 14, 2025 at 1:12 AM
トマス・ピンチョン『ヴァインランド』を元に映画を作るなら、プレーリーの母親探しを中心とするしかないとは思ったが、悪役設定をいじって廃墟化しつつある現代アメリカを舞台とするドタバタ劇にスライドさせてしまう手腕にはすっかり感心した。
これならゴジラの足跡やくの一忍法やイノシロー先生が出てこなくても納得だ(原作は1984年が舞台で1968年を回顧する設定。84年当時は日本文化の進出が凄かった)。
October 19, 2025 at 6:45 AM
さらに、今井正が戦時中に撮った国策映画を分析し(現存しない作品もある)、軍事体制への反骨精神が伺える描写を掬い取り、その内面を見透かしてゆく。朝鮮ロケの問題作『望楼の決死隊』と『愛の誓い』はNFAJで観ているが、この視点を頭に再見したい。

『愛と誓ひ』(崔寅奎・今井正の共同)の上映をフィルセンに観に行ったら、どこかの学校が課題にしたのか若者がすごく多く、終映後のロビーで茶髪の彼女らが「やべー、超やべー」、「こんなん見せられてさー、お前も特攻隊入れよーって言われたら断れなくないー?」なんて語り合っていた光景はよく覚えてる。
October 12, 2025 at 7:51 AM