村田英之(ムラタヒデユキ)
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村田英之(ムラタヒデユキ)
@hidemurata.bsky.social
いつでも空元気なただの凡人です。
暇があったら都内を散歩したり、映画館で映画を観たり。
https://note.com/hide_murata
今日の1本『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』。
2015年の4選以後、ネタニヤフが汚職疑惑逃れに権力維持のため国内で行なってきたことを時系列順に紹介している。ネタニヤフとその周辺は非難されて然るべきだが、いまだ進行中のパレスチナ問題に踏み込めていないのはむず痒くなった。
「政権への反対勢力はいますから」っていう、イスラエル国内の言い訳に終始しているようにも取れてしまう。
November 9, 2025 at 9:38 AM
今日の2本目は2度目の『プレデター:バッドランド』。
実はふと気になって初見後に歴代の映画シリーズを観返していたので、歴代シリーズのオマージュが多いことに気づきつつ、きっとダン・トラクテンバーグ監督はどんなジャンル作品でもプレデターを介入させれば面白くなると確信しているに違いないと思った。
November 8, 2025 at 3:02 PM
今日の1本目『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』。
前作以上にバトルシーンの設計がよく出来ている。物語の構成も巧みだった。今作のある主要登場人物に「役立たず」呼ばわりされた二人組など、脇キャラにもさりげない見せ場を作っているのがいい。
November 8, 2025 at 12:29 PM
今日の1本『爆弾』。
原作未読、予告編以外の情報はなしで鑑賞。
基本的に佐藤二朗が出ている作品は苦手だが、その中でも超低確率の“当たり”に入るかもしれない。今年観た邦画としても悪くない。
だが、物語で首を傾げる箇所は幾つもあったので、作品の評価は低め。
November 3, 2025 at 12:18 PM
今日の2、3本目『機動警察パトレイバー 劇場版』と『機動警察パトレイバー2 the Movie』の35mmフィルム上映。フィルムの管理が厳しくなっているという噂なので、観れるうちに観ておこうと。
特に1作目は、初公開時にこの場所(“新”が無かった時代の地下)で観たので36年ぶり。感慨深い。
2作目は爆撃される場所が普段歩いている場所ばかりなので、何度観ても楽しい。
November 2, 2025 at 11:50 AM
今日の1本目『私はフランケルダ』。
メキシコ単独では初の長編ストップモーションアニメ。
19世紀後半のメキシコを舞台にした「“物語”についての物語」であり、主人公がメアリー・シェリーから着想されたキャラで、男女格差による差別で苦しめられてきた女性が物語を紡ぎ続けることで自身の主体性を取り戻すのは、実に現代的な物語ともいえる。

2021年に製作されたTV用作品「Los Sustos Ocultos de Frankelda」の前日譚的な位置付けらしい。
意欲的で、ティム・バートンやギレルモ・デル・トロの世界観が好きな人には食い付きやすい作品なので、是非一般劇場公開をしてほしい。
November 2, 2025 at 5:37 AM
昨日の1本『ひとつの机、ふたつの制服』。
1990年代後半を舞台に、一昔前の少女マンガっぽい雰囲気を醸しつつも、軽快な語り口で物語が紡がれる。この手の作品は苦手なほうなんだけど、テンポが良くて観やすかった。
台湾というと、食べ物がうまそうな印象が強いけど、主人公の母親の料理はさすがに食べたくないと思った。
November 2, 2025 at 4:30 AM
今日の1本『ブルー・トレイル』。
今年のベルリン映画祭銀熊賞(審査員部門)作品で、政府の政策によって社会的に追い込まれる高齢者のディストピア話。
テーマや設定は『PLAN75』(早川千絵監督、2022年)と相通じるものがあるものの、ロードムービー要素があることや結末の方向性などに違いがあり、その点で興味深く観れた86分だった。
October 30, 2025 at 10:25 AM
昨日の1本『ホウセンカ』。
終盤の詰め込み感が少々気になったが、今年観た国内アニメ映画では、話の構成がよく出来ていた。
主人公・阿久津も『オッドタクシー』の小戸川と同じで特殊な視覚認識能力の持ち主であることが物語の鍵になるのは面白かった。
October 30, 2025 at 9:10 AM
2日前の2本目『ガールズ・オン・ワイヤー』。
親の借金を返済すべく、ハードなスタント仕事をこなす女性の前に、実の妹のような従妹が厄介ごととともに5年ぶりに現れるという、犯罪スリラーもの。
親の不始末を背負わされ、いつ切れてもおかしくないワイヤーに吊るされたような理不尽な状況に追い込まれながら、いかにして打開するか。従姉妹同士のシスターフッドを描いているが、中盤の緩い展開で評価は割れるかもしれない。
October 29, 2025 at 3:16 PM
昨日の1本目『デコラド』。
『ユニコーン・ウォーズ』のアルベルト・バスケス最新作。2016年に作った同題の短編を長編化。
特定の支配層による社会で、貧困という「“悪夢”のような現実」の中で感情が傷つき、実存を求めた末に「“現実”という悪夢」を味わうという、いわゆるディストピアものだが、後味の悪さを含めて期待どおりの95分だった。
October 29, 2025 at 2:51 PM
昨日の2本目『Mr.ノーバディ2』。
ティモ・ジャヤント監督はNetflix作品を観ていたので、ちょっとマイルドな気はするけど、コメディとして90分以内でさっくりと観れるようまとめてきたのは好印象。
このシリーズが続くなら、「90分以内で終わるアクション満載コメディ」のフォーマットを維持してほしい。
October 26, 2025 at 4:14 PM
今日の1本目『七人の侍』新4Kリマスター版。
噂どおり、画質が向上し、音が鮮明になったところは増えていた。定期的に観直すけど、やっぱりいいな。観れば観るほど味わいも良さも増していく。世界的マスターピースは伊達じゃない。
October 26, 2025 at 12:30 PM
昨日の1本『女性の休日』。
アイスランドの男女平等運動「女性の休日」の成り立ちに絞ったドキュメンタリー。
1975年10月25日までの的確な戦略によるプロセスは興味深く観れたが、その日以降、アイスランドの社会に起きた変化について、(調べれば分かるとはいえ)作中でもう少し掘り下げてほしかった。
とはいえ、対話の重要性を説いているその一点で、現在の日本社会(特に政治)に足りないことを考えさせられた。
October 26, 2025 at 8:10 AM
今日の1本『フランケンシュタイン』。
人物設定や話の筋は一部変えているけど、視点を変えた創造主(親)と創造物(子)の話としてちゃんと成立させているのはギレルモ・デル・トロの面目躍如。怪物への愛が炸裂しまくっていた。
原作よりもフランケンシュタインのクズっぷりが盛られていたのは面白かった。
October 24, 2025 at 2:39 PM
今日の1本『ファイナル・デッドブラッド』。
凝った仕込みのわりに強引な手段で動くルーブ・ゴールドバーグ・マシーン的なギミックに対し、「いや、ちょっと待て」と心の中で存分にツッコミながら楽しんで観れたので、緊急で劇場公開をしてくれたのは本当に感謝したい。最近不足気味だった心の栄養素が補充できた感じ。
October 14, 2025 at 2:47 PM
昨日の2本目『ホーリー・カウ』。
粋がっているうちは気付かないが、現実を直視できるようになることで周囲の人たちのありがたさを知り、成長する少年の様子を描いた意外と厳しい話なのに、コンテチーズで有名なジュラ山脈の村を舞台にしたことで、ほのぼのとした雰囲気を感じた。
October 14, 2025 at 1:38 PM
今日の1本目『ハウス・オブ・ダイナマイト』。
アメリカに向けて発射された出所不明の核ミサイル。本当に他国からの攻撃なのか、人為的ミスによるシステムのエラーなのか。原因が全く見えないなか、それに対処する者たちの視点から、起こりうるさまざまなエラーやパニックが淡々と描かれる。
でっち上げられた実体のない敵のデマに踊らされる恐怖も含まれているようにも取れた。
ずっと緊張しっぱなしで、観終わった後は疲れた。
October 13, 2025 at 2:24 PM
今日の1本『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]』。
動ける人同士の立ち回りは観ていて気持ちいい。特に今作はシリーズ中で一番、その気持ちよさが味わえた。
次作はエスクリマ・アクション全開の国岡が観たい。
October 11, 2025 at 6:31 PM
昨日の1本『トロン:アレス』。
新要素を追加しつつも、これまでのシリーズを観た人への目配せが行き届きすぎているので、シリーズ初鑑賞殺しなファンムービー要素がそこそこあるけど、ここから初めての人は過去作に遡るのも一興。
「この手の作品が好きな人は皆大友克洋作品が好き」な法則が発動しまくっているのが微笑ましい。
October 11, 2025 at 1:15 PM
今日は日が暮れてから肌寒くなったので、先日届いたナスカジャンをおろして買い物へ。
October 9, 2025 at 2:32 PM
今日の1本『冬冬(トントン)の夏休み デジタルリマスター版』。
主人公の冬冬と彼の妹・婷婷(ティンティン)が小学校を卒業したある夏に母方の祖父母の家で暮らした間に体験したことが描かれる。そこで起きる出来事の中に、子供の時分で理解するには難しいことを織り込み、観る者に“ノスタルジー”という言葉を安直に使わせないところが良かった。
October 4, 2025 at 9:33 AM
昨日の2本目『ワン・バトル・アフター・アナザー』。
全編レーザーGTフル画角なんだけど、ビスタビジョン撮影なので若干左右トリミングしていたのかな。

現在の社会、家族というもののあり方を織り込んだアクション・コメディの傑作になっていた。

慌て、キレて、落ちて、走るディカプリオの元過激派親父だけで面白いのに、ベニチオ・デル・トロの明らかに只者じゃないセンセイ、ショーン・ペンのレイシスト警部と、名優のアンサンブルで161分があっという間に過ぎる。

なんとなくだけど、根底にガンの『スーパーマン』につながるものを感じた。そういえば、センセイのドージョーに……
October 4, 2025 at 8:04 AM
昨日の1本目『By 6 am 夜が明ける前に』。
映像の作り方はかなりポスプロの手間がかかったろうなと思ったり、アクション班も凄く頑張ったんだろうなと思ったりした。
設定の説明不足から、まだ膨らませられる余地が感じられたので、そこが煮詰めきれていれば良かった、惜しい作品だった。
October 3, 2025 at 4:04 PM
今日の1本『チェンソーマン レゼ篇』。
原作未読、配信で『総集篇』を見て基本設定だけ頭に入れてから鑑賞。
戦闘シーンの描き方は凄かった。既視感を覚えたところがあり、鑑賞後に検索したら「やっぱり」となった。
October 1, 2025 at 2:59 PM