私が創作したキャラクター「神島まりあ」によって書かれた詩、という形式で投稿します。
更新はたぶん週1ぐらいです。
たまにイラストも投稿したいと思います。
岬に残された朽ち果てた砲台は
かつての侵略者の置き土産
いま 子供たちがその上によじ登り
友達の誕生日を祝って歌う
月明かりを受けて鈍く光る
鉄帽は兵士たちの形見
主の遺骨とともに土に還るのは
いつの日かと待っている
湾内には輸送艦がゆらゆらと
海藻とともに揺れながら
ひしゃげた体を海底にあずけ
今は魚たちを抱いて横たわる
眠れ
戦うために生まれたものたちよ
お前たちが眠りから覚めぬよう
私がここで子守唄を歌い続けよう
#詩
岬に残された朽ち果てた砲台は
かつての侵略者の置き土産
いま 子供たちがその上によじ登り
友達の誕生日を祝って歌う
月明かりを受けて鈍く光る
鉄帽は兵士たちの形見
主の遺骨とともに土に還るのは
いつの日かと待っている
湾内には輸送艦がゆらゆらと
海藻とともに揺れながら
ひしゃげた体を海底にあずけ
今は魚たちを抱いて横たわる
眠れ
戦うために生まれたものたちよ
お前たちが眠りから覚めぬよう
私がここで子守唄を歌い続けよう
#詩
待ち合わせなら
ジャカランダが咲く
丘の上で会おう
海が遠くまで見渡せるから
雨の降る日は
バナナの大きな葉の下で
目を閉じて耳を澄まして
森の声を聴こう
やがて空が珊瑚色に染まって
島陰に陽が沈んでも
あわてないで 帰らないで
夜になれば
月と星が照らしてくれる
帰る場所への道のりを
#詩
待ち合わせなら
ジャカランダが咲く
丘の上で会おう
海が遠くまで見渡せるから
雨の降る日は
バナナの大きな葉の下で
目を閉じて耳を澄まして
森の声を聴こう
やがて空が珊瑚色に染まって
島陰に陽が沈んでも
あわてないで 帰らないで
夜になれば
月と星が照らしてくれる
帰る場所への道のりを
#詩
動物を描いてみたいので、TwitterやYouTubeの動物園のアカウントで動画を探してスケッチします
暑くなる前に近場の動物園に行きたい…
動物を描いてみたいので、TwitterやYouTubeの動物園のアカウントで動画を探してスケッチします
暑くなる前に近場の動物園に行きたい…
連れて行って あなたの夢の中へ
二度とそこから 出られなくても
常夏の日々の中に閉じ込めて
待っていて 私の夢の中で
わたしはきっと あなたを見つける
迷路のような 記憶の森を抜けて
繰り返す 引く波のささやき
珊瑚礁の吐息が私たちを包む
高く伸びたワシントンヤシの葉ずれ
見上げれば星が瞬く
ここは私の島
忘れられた場所
#詩
連れて行って あなたの夢の中へ
二度とそこから 出られなくても
常夏の日々の中に閉じ込めて
待っていて 私の夢の中で
わたしはきっと あなたを見つける
迷路のような 記憶の森を抜けて
繰り返す 引く波のささやき
珊瑚礁の吐息が私たちを包む
高く伸びたワシントンヤシの葉ずれ
見上げれば星が瞬く
ここは私の島
忘れられた場所
#詩
星座が夜空を満たす頃
港を出る船の汽笛が 島に響く
オルガンの音色のように
低く やわらかく 優しく
月明かりのようなその姿
船内を満たすのは
潮の香りと 人々のざわめき
あなたはどこに向かうのか
私もあの船に乗るでしょう
いつの日か その時が来たら
きっと海が 知らせてくれる
私はゆっくりと 波止場に向かう
島に咲いた花の香りを
髪に 身体にまとわせて
#詩 #イラスト #illustration
星座が夜空を満たす頃
港を出る船の汽笛が 島に響く
オルガンの音色のように
低く やわらかく 優しく
月明かりのようなその姿
船内を満たすのは
潮の香りと 人々のざわめき
あなたはどこに向かうのか
私もあの船に乗るでしょう
いつの日か その時が来たら
きっと海が 知らせてくれる
私はゆっくりと 波止場に向かう
島に咲いた花の香りを
髪に 身体にまとわせて
#詩 #イラスト #illustration
風に流され 波に運ばれ
いつの日か私たちは辿り着いた
空は青く 吸い込まれるように
椰子の木が高く伸びる
やがて陽が沈み 夜風が誘う
水平線の向こう側へ
私たちは星を目指す
きらめく双胴のカヌーに乗って
これは長い長い夢の続き
明日は鳥になって羽ばたこう
昨日来た道を見下ろしながら
それは遠く遠く流された記憶
思い出がまた 新たな未来へと続く
終わりのない 私たちの旅路
#詩
風に流され 波に運ばれ
いつの日か私たちは辿り着いた
空は青く 吸い込まれるように
椰子の木が高く伸びる
やがて陽が沈み 夜風が誘う
水平線の向こう側へ
私たちは星を目指す
きらめく双胴のカヌーに乗って
これは長い長い夢の続き
明日は鳥になって羽ばたこう
昨日来た道を見下ろしながら
それは遠く遠く流された記憶
思い出がまた 新たな未来へと続く
終わりのない 私たちの旅路
#詩